TWICEの人気がもはや全国規模になってきている。
その勢いはもはや地方にまで迫って来ていて、自分の日常でもTWICEを目にする機会が増えている。
「え、こんな田舎にまであるのかよ?笑」という領域にまで来ていて、例えば田舎のスーパーに置いてあるガチャガチャがTWICEだったときはさすがに驚いた。本当に公式の物なのかよく分からないキーホルダーはアイドルあるある。
例えば書店に行けばアイドル雑誌はTWICEが表紙になっている物が多く、自分自身久しぶりに書店でアイドル雑誌を買って、動画で見るのも良いけど本でみるのもやっぱいいなぁ~なんて楽しみ方を再発見している。
またちょっと離れた量販店に行くと、ちょっとしたポスターカードや缶バッジが売っていてしかも前来た時と商品が入れ替わっているので結構売れているようだ。
(ちなみに自分はダヒョンの缶バッジを購入した模様)
アイドルショップなんて当然無いような地方なので、この辺に住んでいるファンにとってはおそらくネット以外ではその量販店が唯一TWICEグッズを手に入れる場所なのだろうと思う。
もうかつてのAKB48全盛期のような地位にすらなっていて、大正義TWICEのような状況だ。女子アイドルでは欅坂46と人気を二分していて、その後を乃木坂やBLACKPINKが追うような構図かもしれない。
ちなみにその深夜の量販店で、BLACKPINKの曲が流れていた時はDDU-DU DDU-DUの日本語版面白いな笑と一人ニヤニヤしていた。
まさにAKB48ならば全盛期神7とダブル松井が一つのグループになっているようなもので、まさに精鋭といっても過言ではない。
AKBとの違いはテレビで見る機会の違いで、確かにテレビではそれほど多くは見かけない。
ただ当時に比べてテレビを見る機会が減りネットで見る手段が普及している事と、K-POPがそのネットを重視している事で、視聴媒体が変わったというのはこの10年の変化かもしれない。むしろテレビであまり見かけない方がレアだと感じて、ネットで見る方が自分たちの距離感に近くてプレミア感がある、そういう時代の変化が表れている。
また大人数アイドルと比べてメンバーが固定されているのはセーラームーンやプリキュアとも似ていて、誰が好きなのかというキャラクター議論も面白い。
本当に神がかったバランスというか、メンバーの個性が際立っていてキャラかぶりがないのが凄い!
そんなTWICEと言えばもちろん曲も良く、どの曲が好きかという話も今後増えてくるかもしれない。
個人的にはやっぱりLIKEYが一番のお気に入りで、新しすぎず昔過ぎずの絶妙なポジションなのもいいし、メジャーすぎずマイナーすぎないところもいい。更にテンションが上がる曲な上に、振り付けもインスタグラムをイメージしたフォーメーションなどがあったりして面白い。
おすすめの曲としてもLIKEYはTWICEの中でベスト3に入ると自分は思う。
(隙あらばLIKEY推し)
もう一つちょっとマイナーどころで行くと自分は『Precious Love』という曲を推したい。
原題は『소중한 사랑』(ソジュンハンサラン)と言って、ちょっと"知ってるぞ感"を出すときにはお勧めの曲かもしれない。
この曲何が良いかというと、ちょっと切ないメロディーなのとゲームっぽい音が入っているところが独特な世界観を作り出している。ハイテンションな曲がLIKEYなら、Precious Loveはちょっとしんみりとする曲調が魅力だ。
そして"うあはげ"こと『LIKE-OOH-AHH』や『CHEER UP』は、やっぱTWICEを象徴する曲として外せない。うあはげは日常生活でもメロディが降りてくるというか、ももりんの「ちょーるじま」パートと金髪を振り回すアクションシーンが面白い。この2つの曲もハイテンションで、デビューしていくエネルギッシュさが伝わってくる。
うあはげやCHEER UPが好きな人がいたら、モモが好きそうな可能性が高い!笑
『TT』はなんだかんだで名曲で、例えるならばサッカーでメッシがやっぱり一番だよなとなる感覚に似ている。
韓国語版だけでなく日本語版まである上にMVがオリジナルなのも人気に火がついた要員の一つ。その後いろんなポーズがありながらもTTポーズを超える物は無いのをみると、やっぱりTTは偉大だなと。
ガンダムSEED見ててフリーダムやっぱいいよなってなるのと一緒で、TTは最強の言葉が相応しい。メジャーだけど一周回って「やっぱTTすげぇ」ってなる代表曲がこの曲なので、万遍なく様々な層に人気がある。
いろいろTWICEのパフォーマンスを見て回って、結局TTに戻ってくる現象をONCEなら一度は経験するかもしれない笑
あと個人的に『Heart Shaker』は結構好きで、リズミカルなメロディがいいよねとは思うけども一番に挙げる曲かと言われればちょっと違う気がする。
そして今になって再評価するべきなのは『SIGNAL』かもしれない。
なんというか「ミステリアスで切ない」みたいなイメージの曲がここ最近の曲とは違っていて、この不思議さがTWICEが当初日本で人気になり始めた理由のように感じる。
最初の『Precious Love』や『TT』とも似ていて、どことなくせつなさがある曲調が日本人のセンスに新鮮に聞こえてきた。
それがTWICEが予想外にうけた秘密でもあるんじゃないかなと最近考えて、またこういう曲がリリースされたら楽しみだなとも思う。
TWICEの曲調の変遷みたいな話になったけども、こうしていろんな曲について話せるのもこのグループの面白さなので、今後もしかしたらそんな話題がいろんな場所で飛び交うかもしれない。