今年の夏のヒットしてるK-POPソングといえばBLACKPINKの뚜두뚜두は外せないくらいの名曲だ。
正直なところ、BLACKPINKは過去の曲が良すぎてもうこれ以上超える曲が無いと思っていたところにDDU-DU DDU-DUが来たってのはヤバい!
それぐらいセンセーショナルな曲で、この夏にテンション上げてくれるチューンとして間違いなくオススメできるアガるソングになっている。
「뚜두뚜두」は日本語訳すれば「ドゥドゥッ ドゥッドゥ」が音感的に近いと思うし、実際にそう本家のBLACKPINKも歌っている。正式な翻訳名称は分からないけど、とにかくサビの部分でメロディーに合わせて「ドゥドゥッ ドゥッドゥ」と歌えば音楽になる、それが音楽の原点だと感じさせられる。
まるでライトノベルのような長いタイトルのように、今の世の中まどろっこしい曲名が増えたり、作詞家のメッセージが冗長に込められたポップミュージックが乱造されている。
しかし考えてみれば歌詞のついて深く考えるよりも、音楽のメロディやテンポとして楽しむことのほうが本来の現代ミュージックだったのではないか。あまりにも日本人は歌詞的な情緒性を重視しすぎた結果として、閉鎖的な音楽業界を構成してしまった。
BLACKPINKの뚜두뚜두は人間本来の音楽的感性の発露と言える曲であり、難しい歌詞の考察など必要はない。
とにかく盛り上がって楽しい!その一点に集約されており、アガる夏のヒットチューンだ。
そのDDU-DU DDU-DUを韓国の歌番組で「미야와키 사쿠라 」として披露したのがPRODUCE48で韓国デビューを果たした「宮脇咲良」だ。
率直な感想を言えば「さくらたん、かっこよくなりすぎだろ!笑」という感じで、気持ち悪い言い方をすればまるで親戚の女の子がめっちゃ出世したような感覚に似ている。
宮脇咲良といえば、昔は「さくらたん」と言われていてメンバーにもファンにも可愛がられていた。
元々はそういった1人の若手アイドルでHKT48でも最初はツートップとして必ずしもエースではない中から、指原莉乃からノウハウを受け継ぎ今に至る。
それが今やこうして韓国のK-POP業界に挑戦して、世界に打って出るアイドルとなり知名度を上げている。
一見するとPRODUCE48の企画で韓国で知られ始めたという印象を受けるが、実はそれ以前から韓国のアイドル界隈で宮脇咲良は知られていた。
どういうことかといと、例えば韓国のオタが「アイドルファンの故郷を旅する」みたいな企画でちょくちょく韓国の江原道や中国、台湾と並んで宮脇咲良の出身地である鹿児島が取り上げられているのを見かけたことがある。
九州と言えばかつては指原莉乃や柏木由紀、橋本環奈の故郷として知られていた時代から、今では「宮脇咲良の出身地」として知られる時代になっている。
その意味で、以前から一部の日本アイドル事情に詳しい海外ファンから知られていた「さくらたん」こと宮脇咲良が今夏最大のキラーチューンを披露したことには大きな意味合いやインフルエンサーのような意味合いがあるように思う。
現に再生数は非常に多く、これまで韓国のK-POPに興味が無かった層をも取り入れている。
ちなみにその本家とも言えるBLACKPINKのパフォーマンスだが、今時の若い女性層が惹かれそれが「ガールクラッシュ」として受け入れられるようになっている。まさに、さくらたん自身がこういった華やかな世界に何かしらの感性を刺激するインスピレーションを受けたのかもしれない。
とにかく、このBLACKPINKのDDU-DU DDU-DUは半端無いと、そしてそれを韓国の歌番組で披露させてもらった宮脇咲良も中々半端無いと。
確かワールドカップでブレイクした大迫勇也の出身地も鹿児島だった気がする。
だとすれば今言うしかないでしょ、「さくらたん半端ないって!めっちゃ韓国の歌番組でかっこええやん!」と。