誰かが言っていたけど「日本には娯楽が多い、いつまでも弱く勝てない日本代表に付き合ってるほどみんな暇じゃない」
はっきり言ってその通りである
日本がサッカー強豪国になる日は遠い
気の遠くなるような話だ
わざわざ弱いサッカー日本代表なんて見なくても日本人には他に娯楽がある
俺みたいなサッカー狂ならまだしも
普通の人がいつまでも弱いだけのものを見ようとは思わない。
日本サッカー協会もいつまでも弱いとサッカー日本代表、いやサッカー自体が見限られるという危機意識を持ってほしい。
本気で強豪国入りするという気概が感じられない
一方ワールドカップ優勝したドイツはどうか。
彼らはここ20年の育成改革に本気で取り組んだ
20年前の失敗を受け育成改革に着手しその成果がここにきて表れた。
日本代表もブラジルW杯という失敗を深刻に受け止め、今ドイツのように育成改革を始めるべきだ。
正直に言って日本代表がワールドカップで優勝するのはあと30年は絶対あり得ない。
オランダでさえまだ優勝していない、スペインでさえ4年前やっと優勝したワールドカップの難しさを甘く見るべきではない。
だからあと4,50年はかかる。
それは60歳以上の人にワールドカップ優勝を見るのはあきらめてくれ、と言っているようなものである。
そんな酷いことはない。
俺が50歳になってもまだワールドカップ優勝していないのである。
酷すぎる。
俺が年金暮らしを始めるころにようやく決勝に進めるんだろうか
今、若いサッカーファン全員に言いたい
「あなたが年金暮らしを始めるころにならないと日本代表の優勝は見れません」
こんな馬鹿な話があるだろうか
もっと日本サッカー協会に圧力をかけるべきだ。
ドイツのように本気で育成改革に着手しろと。
日本が戦争に負けて焼け野原になってから高度経済成長で一気に先進国入りを果たしたのに要した時間は20年である(1964年の東京五輪から先進国だと考えると)
日本は本気を出せば20年そこそこでそういうレベルに達することができる国。
そういった底力、計り知れない能力が日本人にはある。
だから俺はサッカーでも本気を出せば2,30年でトップレベルになると信じている。
ただそれは本気を出せばという前提があっての話。
戦争で焼け野原になった国を立て直そうと本気になった
だからゼロになった状況から20年でトップレベルになれた。
ブラジルワールドカップ、アジアカップ、立て続けに早期敗退したこの状況
まさに日本サッカーにとっては戦後の焼け野原である。
ここからその時のように本気になれるか。
現時点では、日本サッカー界、協会、ファン、選手、メディアから戦いに敗れたという悲壮感は伝わってこない。
ここから再生、復活を果たそうという目標意識を感じない。
強豪国になったかのように錯覚し一勝もできず敗退したブラジルワールドカップ
UAEに敗れてアジアのベスト4にすら入れず敗退したアジアカップ
育成年代でも惨敗続き
国内リーグも充実していない
この状況のもう少し深刻さがいまいち認識されてないように思える。
特に自ら主導していかなければならないJFAに。
JFAには、この歴史的どん底から這い上がっていこうという意識を持ってほしい。
我々が年金暮らしを始めるころにやっと日本代表が優勝するということを避けるためにもJFAには本気で改革してもらいたい。
時間は残されていない。いつまでもこのペースで歩んでいてはたどり着けない。
日本がやる気のない亀ならばサッカー強豪国は一生懸命なウサギである。
その認識が今は不足しているように思える。