TWICEモモの華麗なる筋肉美
先日テレビで「最近鍛えはじめる女子が増えてきている」という特集をやっていて、女子の間での筋トレブームを取り上げていた。
確かに言われてみれば筋トレの美容効果が注目されたり、インスタに腹筋を載せるアイドルやモデルが増えている印象を受ける。
その話を聞いて真っ先に自分が思い浮かんだのがTWICEのモモだ。
アイドルがさりげなく腹筋があるパターンが自分は好きで、魅せるための筋肉というよりもダンスで使うための実用的な腹筋をしているのがTWICEモモである。
鍛え抜かれたアスリート能力であり、やましい目線とかではなく素直に美しいの一言に尽きる。
この筋肉や体幹があのかっこいいダンスを支えているのでファッションだけでなくしっかりと意味もある筋力だ。モモのダンスは本当K-POPアイドル内でもトップクラスの実力がありとにかくかっこいい。
そもそも最近女子と男子の好みが入れ替わっているという話も多く、その鍛えはじめる女子が増えているという特集でも「今は男女の好みが逆転がトレンドになっている」ということが言われていた。
例えば女性の味覚のおじさん化はよく言われていて「居酒屋のメニュー好きです」という女性アイドルもいれば、逆にスイーツ男子も増えてきている。男性が少女漫画やジャニーズを見るし、女性がプロレスや相撲を見る時代にもなっている。
韓流で言えば最近自分はBLACKPINKまで見ていたり、Red Velvetの良さにも気づき始めている。
それは今まで性別で分けられていたものも、「良いものは性別関係なく良い」ということに現代人が気付いたからでもあるだろう。居酒屋のメニューは女性にとっても美味しいし、甘い物も男性にとってやっぱり美味しいのだ。
だからこそ女性が筋トレをして逆に男性がメイクや美容に拘る時代になって来ているのかもしれない。
それでいえば自分は女性が筋トレをすることに賛成で、実際TWICEのモモは本当にかっこいいしNMB48の山本彩も筋トレマニアとして知られている。
このように女性に支持される女性が今筋トレにはまっているのもこのブームの理由かもしれない。
それはダイエットも兼ねているからであり、筋トレはもっとも効果の出やすいダイエットの一つでもある。筋肉バキバキで太っている人はあまり見たことが無いし、筋肉を作るには食事量が必要なのでどれだけ食べてもほぼ痩せていくどころか、むしろ筋肉のために食事量を増やさなければならない程である。
また男性が筋トレをするとナルシストだと思われる風潮があるが、女性の筋トレは美容の一環になってきているのも大きな違いなのではないか。
別にクリスティアーノ・ロナウドのことを言っているわけではないが、筋トレしている男ほど脱ぎたがる傾向があってそれが女性から気持ち悪いと言われることも多い。
逆に女性はアイドルの衣装にしても自然と魅せる機会が多く、男性としてもたるんでいるぐらいなら鍛えてた方がかっこいいとも感じる。流石にシックスパッドまで目指す必要はないけれども、ほんのり鍛えてる感が見えると凄く綺麗だなとは思う。
更に言えばそもそもK-POPアイドルはもはや「アスリート」の領域に達しているほどハイレベルなパフォーマンスを要求されるので自然と筋力が必要になってくる。
吹奏楽部が筋トレをするという話ではないけれども、アイドルにもフィジカル能力は必須の時代になって来ているのかもしれない。
K-POPはとにかく身体能力が高い人が多く、全盛期の少女時代は本当に凄かった。
この少女時代のInto the new worldのRemix版に関しては、これが女性アイドルのやっていることなのかと信じられないほどにキレが凄い。
もしかしたら男性以上に身体能力が高いんじゃないかといぐらいにハイレベルでもある。もうその内バク転する女性アイドルが出てくるのではないか笑
しかもこれは早送りではなく、それどころかK-POPアイドルはBGMを2倍速で流してそれでダンスをするというのがテレビ番組の企画でも良くあるほどだ。
最近「K-POPアイドルになりたい」という子が増えているけれども 、女子スポーツ並に身体能力が求められるし、ハードスケジュールでいろいろなところを周る上にデビューしてからもほぼ寮生活が義務付けられるというのはなかなか厳しい。
その末にあの華やかな世界があるとも言えるし、その夢があるなら陰ながら頑張ってほしいなと思う。
オーディション受けに行く子がいるならばITNWをこれぐらいのスピードで踊れたらかなりアピールになりそうではある。
TWICEモモは楽勝でこれぐらいできるに違いないし、むしろモモは男性アイドルのダンスですらできてしまう。
そもそも今は義務教育でダンスの授業が当たり前に行われる時代なので、筋トレブームとダンスブームというのは実は隠れた繋がりがある。
むしろこれから女性の筋肉美には更に磨きがかかっていくのかもしれない。