中国版ツイッター「新浪微博(シナ・ウェイボー)」に実際に行ってみた
よくネットニュースで「中国版ツイッターではこのような反応があった」というような文章を見かける。中国は政府の政策によってツイッターが禁止されておりある意味ガラパゴスのような環境でこのシナ・ウェイボーというサイトが盛り上がっているらしい。
何度か見かけたことがあり、興味があったので今回行ってみることにした。
まず微博と検索して出てくるサイト
おそらくこれだろうと思ってみたらイメージと全然違っていた。
中国版ツイッターというからには本家ツイッターをそのままコピーしたようなものをイメージしていたが実際はかなり違っていて、間違えて別のサイトに来てしまったのかと思った。
これはおそらく人気ツイート的なものが集まってるトップページだと思われる。
ツイッターにはそういうのがないのでここはかなり違うと思う。必ずしもツイッターの模倣ではなく中国風にアレンジされていると感じた。
次に「微博 使い方」と調べてみた。
日本語で解説してあるサイトならこのサイトがどんなものかわかると思ったからだ。
そこにあったのは制限文字数が140文字だということ。
初めてツイッターらしいところを発見した。
中国語は漢字を使っているので、日本語同様に140文字でもかなり内容のあることが呟けそうだ。
たとえば環境という単語、日本語なら二文字で済むが英語ならechosystemで10文字も使ってしまう。
この違いはツイッターの世界においてかなり大きい。
日本版ツイッターは1ツイートでかなり内容のあることを書けるけども英語で同じ内容のことを書こうとしたら2,3ツイート必要になってしまう。中国のツイッターも漢字を使うという意味では日本のツイート文化に似ているかもしれない。
そして、そこに紹介されていたのがAKB48のツイッターアカウント
まず中国にアカウントを作っていたのが驚きだ。
感想として思ったのが、デザインの雰囲気ではフェイスブックに近いということ。
ぱっと見てこれが中国語版ツイッターと言われても気づかないと思う。
ただ、ツイッター同様に自分のつぶやきとフォローしている人のつぶやきが同時に表示されるようなので、そこと140文字制限という機能は近いと思う。
以上が実際にちょっと行ってみて知ったことである。
実際にやってみたら、本家ツイッターとの違いに気づいてさらに面白いかもしれない。
中国には果てしない可能性がある。
中国のネットで人気が出れば、中国でのビジネスもしやすくなるかもしれない。
いつか中国でビジネスをしようと思ってる人はまずウェイボーから始めてみてはどうだろうか。
ここでの人脈が実際にビジネスを始めた時に役に立つかもしれない。