ギュンドアンってドイツ代表だしドルトムントで活躍したり最近じゃプレミアリーグでもかなりいい選手とか言われてるのにサンチェスはガチで知らなかったらしい。
わりと有名な方だと思ってたけど。いやサンチェスが無知すぎるだけなのか!?
サンチェス「何かあったの?これ、誰?」
ブラボ「彼はひざを怪我してしまったんだ」
サンチェス「8番って誰なの?」
ブラボ「ギュンドアンだよ」
サンチェス「ユースの選手?」
ブラボ「違うよ。彼はドイツ代表でもプレーしている選手だよ」
サンチェス「はは、俺は何も知らないんだなあ」
リアルサッカー小僧というか自分がサッカーすることにしか興味がないあたりむしろ好感度あがった。翻訳の口調の問題なのかなんかかわいいしね笑
サッカーキング:アーセナルのサンチェスが仰天発言…ギュンドアンのユニを見て「これ、誰?」 - 毎日新聞
多分これ素で言ってると思うんだよね。だってこんないい人そうなんだよ。
バルセロナ時代はよく見てたけどほんと良い奴だったしバルサファン好感度も高かった。彼のおかげで優勝が決まったようなシーズンもあったはず。この笑顔見てよ、悪い奴じゃないよ。まじで知らなかったから何も考えずに「誰なの?」ってチリ代表のチームメイトのブラボに聞いただけなんだよ。ギュンドアンをとがめる意図なんてないのよ。本当に知らなかっただけ。
でもある意味にわかだよね。ギュンドアン知らなかったら日本のインターネットでは確実ににわか扱いされる。
おまえドイツ代表のメンバーすらしらないのかよ、ドルトムンドはCLでも強かったしマンチェスター・シティではだいぶ話題になってるだろって。グアルディオラが賞賛コメントだしたの知らないの?って。
サンチェス、まさかのサッカーにわかだった!?
内田篤人もラウール知らなかったからにわかサッカーファン?
でもやってる本人は案外その業界の事知らないケースって多いよね。
多分いつもサッカーやってるからさすがに家では見たくないのかもしれない、他の事の時間を使いたいんだろうね。
別の業界でもたとえばジャニオタがジャニーズ本人よりジャニーズに詳しかったりするし有名メンバーがあのジュニア誰?みたいなことってよくあるしね。
嵐メンバーって実際どれくらい最近のジュニア事情しってるのかな。今では信じられないけど嵐が少年倶楽部出てた時期もあったんだよね。たまに「これ俺出てたわ~」みたいに見たりするのかな?
それとこのタイトル自分で考えてて思ったけど、そもそもどっちも知らねぇよって人の方が多そう。実際それくらいだと思うよ。興味ない人からすればその業界の常識は非常識。サンチェスやスアレスでも余裕でしらない人はいると思う。実際日本人の中でサンチェスを知ってる人は14,5人に1人ぐらいじゃないかな。
ギュンドアンとかもニコニコ動画出演してるけど多分サッカーオタしか知らないだろうなぁ。名前が似てるからという理由で牛丼食べさせられたのにちゃんと美味しいとコメントするぐう聖なんだぜあいつ。
サンチェスもアーセナルとチリ代表のエース、現代サッカーのフォワードで5位以内に入るかもしれないレベルの選手だけど知らない人は余裕で知らない。
チリ代表?弱そうって言う人もいるけど直近の南米選手権でアルゼンチン代表を倒して優勝しててFIFAランクもかなり高いんだよね。チリ代表めちゃくちゃすごいからね。でも多分自分の家族の中でこの事実を知ってるのは自分だけど思う。
在日チリ人の人ごめんなさい。でも逆に本場のチリ人も日本人の具体名言ってって言って誰かの名前言える人はそれくらいだと思う。南米って未だに日本=中国の一部、というかアジア=中国みたいな認識の人が結構いるらしいしね。
でもサッカーなかったらそれこそほんとチリ人の事は誰も知らないと思う。自分だって実際サッカー選手以外でのチリ人言えって言われても無理。アルゼンチン人だったらぎりチェ・ゲバラって言えるぐらい。ウルグアイ人だったら世界一貧しい大統領のホセ・ムヒカとか。
というかこの文章読んでチェ・ゲバラがアルゼンチン人だと知った人も多そう。ゲバラはキューバ人じゃなくて実はアルゼンチン人なんだよね。
ある意味南米人がこれだけ有名人多いのもサッカーのおかげかもしれない。サッカーはマイナーな国でも有名人が出てくる凄さがあるし世界的有名人になれるという意味では浪漫ある競技。コパ・リベルタドーレスで有名なリベルタドーレスというのは解放者という意味で、南米独立のために活躍した英雄。でも具体名言えって言われたら無理。
ムヒタリアンとかいなきゃ絶対アルメニア人とか知らないだろ。似たような国名ではアルバニアにホッジャっていう独裁者がいるけどあまりにもマニアックすぎて誰も知らなそう。やっぱりサッカーの方が有名になりやすい。
ルーマニアだったら東欧のマラドーナことゲオルグ・ハジと独裁者チャウシェスク、どっちが有名なんだろうか。自分はチャウシェスクの方を先に知って後からハジを知った。
でも俺近現代政治詳しいふりしてるけど戦国とかになると一気に弱くなるんだよね
正直自分は大河ドラマの真田丸で初めて真田一族を知ったよ。戦国オタの友人からすると放送前から当たり前に知ってることが多いらしい。この大河ドラマでも結構その友人に開設してもらったし、後半は立派な後藤又兵衛クラスタになってた。哀川翔が演じた好戦的キャラにめちゃくちゃはまった
サッカーオタにとってのイニエスタ=戦国オタにとっての真田幸村
逆にその友人は俺経由でイニエスタとかイブラヒモビッチを知ったりとかね。そういうオタク同士の知識交換面白いよね。
その業界では絶対知っておかないといけない有名人だけども知らない人は本当に知らない。まさにサンチェスじゃないけど「はは、俺は無知なんだなぁ」
多分チリ代表のメンバーとか余裕で全員言えるからって人も、じゃあ他のジャンルでの常識を言えって言われたら全然知らないんと思うんだよね。
25歳以下のジャニーズメンバー5人言ってって質問に答えられる人がどれくらいいるだろうか。自分自身はは結構言えるけども、最近の若手ジャニーズはギリ1、2人ぐらい言えるかどうかって人が多いはず。世の中多分そんなもんだと思うよ、自分が詳しいジャンルは滅茶苦茶知ってるけど知らないジャンルは全然知らない。昔みたいに皆が同じものを見て同じ共通項を持っているって時代じゃなくなって、みんなが好きなものを選んで見るっていう時代になったことの象徴なんだろうね。流行という物の権威が失墜した。皆流行という物を神格化しなくなった。万遍なくなんとなくいろんなことを知ってるって人が減って自分の好きなジャンルだけ極端に詳しいというオタク的な人がかなり増えたと思う。というか自分もそういうタイプの人間。こういう変化というのは現代社会論としても面白そうだよね。「娯楽の多様化と文化における常識および共通項の消滅」みたいなコンテンツ論考察面白そう。話が飛びすぎたけどもこうやってその場の行き当たりばったりでいろいろ考察できるのがブログの面白いところ。
サンチェスの画像調べてて思ったけどこの体の分厚さなんだよ。日本人と身長変わらないけどここが全然違う、なんなんだ南米人のフィジカル!?身長で言えば香川真司と同じぐらけど南米人特有の体型でいろいろと分厚い。
こういうのが当たりの強さ、個の力、馬力とか打開力の違いになってくるのかもしれない。
身長が一緒だけど骨が太くて筋肉の付き方が違う。ネイマールも足が長いし、似てるようで真似しようと思ってもできないところが多い。というか南米人なんて欧米人でも真似ができない。あれは南米人独特のフィジカルである意味サッカーに特化された種族。サッカーにベストな体系の人が多いのが南米人。小さい事による機動力と分厚いことによる当たりの強さというのをいいとこどりで来ている。
個人的に日本人でサッカーにベストなフィジカルは長友佑都だと思う。最近流行りのアモーレ。
長友みたいな選手が増えれば日本はサッカー強豪国になれると思う。長友のフィジカルをもっと研究することが日本サッカーにとって大事。長友は日本人が目指すべき一つの理想ではないだろうか。
あとは海外だったらアグエロとか、イニエスタ、シャビあたりは他の選手に比べれば再現できないフィジカルではないと思う。モドリッチはどうなのかなぁ、一見すると柴崎岳と同じようじゃんって見えるけどふくらはぎの太さが全然違う。まぁモドリッチの凄いところはそういうフィジカルよりも頭脳やイマジネーションではあるし岡崎慎司のふくらはぎがかなり太いからここら辺は柴崎の努力次第では近づけるかもしれない。最近海外挑戦が濃厚になってきたけどふくらはぎの強化とかは意図してやったら面白そう。
ただサンチェスみたいな上半身の分厚さは日本人で再現してもあまり意味がないと思う。その人種にあったフィジカルトレーニングを模索していくことが大事なのかもしれない。あの分厚さなのにあんな動きができてスタミナが切れないのは南米人体型の謎。日本人が目指すべきは長友なのかなと思う。良い参考になるモデルがまさに日本代表に存在する。
それに日本人は悲観するべきじゃなくて陸上の記録とかみたら意外と日本人って身体能力高いんだよね。スペイン人記者とか日本人のフィジカルを賞賛するしね。日本人にとってのフィジカル=イブラみたいな長身ガチムチのイメージ。でもフィジカルって厳密に言えば英語ではそういう意味ではない。サッカーにとってのフィジカルはまさにサンチェスとか長友みたいなものが大事。
そういう身体能力の使い方とかサッカーへの応用の仕方みたいなのがまだ理論として完成されてなかったり十分に研究されてなかったりするから海外との差があるのかもしれない。研究していけば間違いなく出し切れていなかったポテンシャルが発揮できてサッカー強豪国になれる可能性がある。
実際鹿島アントラーズVSレアル・マドリード戦でもそんな絶望的な差は感じなかった。鹿島はほぼ日本人だけでその上連戦で疲弊しまくってても戦えてた。はっきり言っておきたいのがマドリーよりよっぽど不利な条件で戦ってたのが鹿島。ただでさえ差があるのに更にハンデをつけて白い巨人をあと一歩まで追いつめた。
同時刻に裏でやってた真田丸でいえばまさに家康を寸前まで追いつめた。
家康=ロナウド
レアル・マドリードは本気じゃなかったって言う人がいるけどそもそも鹿島アントラーズは本気を出せる状況ですらなかった。本気じゃないのは鹿島も一緒。
それはともかくクラブワールドカップをみて思ったのが日本人は一発トーナメントに向いてるフィジカルかもしれないしワンチャントーナメントならいい結果出せる可能性はあるということ。ここら辺はもっと突き詰めて研究して行ったらポジティブな希望が見えてくると思う。サッカーにおける日本人のフィジカルはまだ研究され始めたばかりだし様々な見解が存在する分野。いろんな議論が活性化されるべきだし、現状長友佑都が一つの答えやヒントのように思う。
長友の進化系や改良版みたいな選手が出てくれば相当強くなるはず。アモーレみたいなフィジカルをもった少年を育成段階で見逃さないことが大事ではないだろうか。日本人からイブラヒモビッチやドログバ、ポグバはいないかもしれないけどインテル長友に似た存在はまだまだいるかもしれない。あとはフィジカルだけじゃなくてモドリッチ、イニエスタ、シャビ、エジルの頭脳をどれだけ研究していけるかなのかなと思う。
なぜか日本人のフィジカル論に話が飛んだけども改めて思ったけど知らないことは知らなくていいっていうシンプルな話だよね。
サッカーって何もかも見る必要はない。全部知ってなきゃいけないっていうのもおかしな風潮ではあるよね。少しでも知らなかったら叩かれる風潮は良くない気がする。
少しの無知や知識の間違いを指摘してやろう、論ってやろう、反論してやろうと準備して今か今かと構えてる人が多すぎることが問題。サッカー選手と視聴者では立場が違うけどサンチェスですら全部見てないだから笑
とにかくネット社会というのは無知や間違いに対して非寛容すぎる。反論や指摘をするチャンスを虎視眈々と狙っている人間がいる。そういう風潮が高まりすぎるとかなり息苦しいネット社会になってしまうのではないかと思う。ネットというのは誰もが発言を出来るツールだったはずなのに言いたいことも言えない世の中になるではないか。
もっと多くの人が参加して気軽にガンガン語れるネット環境が理想だと自分は思う。
自分は知識が足りないなとか、敷居高いなとかあまり思わない方がいいんじゃないかって。見たいところだけ見るスタイルもありだし多少知識を間違えても寛容になるというのが大事な事なんじゃないかなと思う。
自分も今季はあまり試合見れてないし、てっとり早くネットのニュースでゴシップねたや選手のネタニュースを見るのがほとんど。見ないリーグの選手とか全然知らなかったりね。今でこそ有名なデ・ブライネとかもブンデスリーガのラストシーズンにやっと知ったレベル。逆にスペインリーグとかどうでもいいマイナー選手を意外と覚えてたりとかね。ケイラー・ナバスとかレバンテ時代から知ってたし~みたいなノリ
サッカーファンの中でも海外かJリーグが代表戦かみたいなので細分化していたり更に海外サッカーファンの中でもどのリーグかとか細分化していたり、女子とかフットサルとかでも細分化していたりJリーグでも現地観戦派とかJ2,J3派とか高校サッカーとかで細分化していたり。こんないっぱいあるのを全部知ろうとか見ようと思ったらまず無理。1つのリーグや1つのチームしか見てないという人がすぐにわか扱いされる風潮は良くないよね。
お金も時間もかかるからそんな完璧には見てられないというのも現状。オタクやマニアの世界というのはみてないとか知らないとかというのが過度に批判されがち。とかいいながら自分は結構マイナーなものを知りたがるタイプではあるけどね笑
それはともかくサッカー界は厳しすぎるんだよ。チェックするべき常識をすべてチェックする風潮がある。本当はレアルとバルサの試合しか見てないって人でも一般層からすればだいぶ上位層のエリート。90分サッカーの試合を日常的に見る、それだけですでに凄い。
その業界では初心者の人も興味ない人からすればかなりの上級者。
好きなところだけのいいとこどりって全然いいことだとおもうけど、それはコアファンからすれば勉強不足とか探究心が足りないと批判されてしまう。いいとこどりスタイルってもっと普及していくべきなのかなとは思う。
ジャニーズとかでも1つのグループしか見てないとか、好きなグループの曲はソロ曲まで知ってるけど他グループのシングル曲はあまり知らないから音楽番組でやっと知るって人も多いわけでね。自分がそうだよ、セクゾと嵐の曲は詳しいけど他グループの曲はちょっと知ってるだけとか。ジャニオタ=ジャニーズのすべてを知り尽くした人、ではない。ジャニオタって大事なのは熱量だと思うよ。ジャニーズに限らず熱量がある人なら十分オタでしょ。知識はあるけど最近熱量はない人と、最近はまり始めたけど熱力は滅茶苦茶ある人、後者の方がよっぽどオタクって言えると思う。
やっぱ全部見ようと思ったら無理なんだよね。ましてそのジャンルだけじゃなくて、他のジャンルにも興味があったりするからすべてをそのジャンルだけに使える人ってなかなかいない。そりゃ知らないことも出てくるよね。
「知らないのに知ってる風に語るな」とか「上級者をリスペクトしろ」って言う心無い人や初心者に厳しい先輩も出てくるけど、そうなっちゃうともう語れる人って限られてきて敷居高いコンテンツになっちゃうんだよね。逆にジャニーズファンは新規ファンもどんどん話せるし新しいファンに対して風通しが良くてなおかつコア層もものすごく語る。今一番コアに語る人が多くて語る文化が成熟してる世界ってジャニーズなんじゃないかな。ガンダムオタクとかサッカーオタクはジャニオタの姿勢を見習うべき。ジャニオタがにわかを馬鹿にしてるところとかほぼ見たことがないし新規参入者を大事にしてるよね。ジャニオタって寛容な人とか初心者に優しい人が多いし、それでいて結構ガチに語る人の数が多い。ジャニーズという文化がネットで栄えてるのは風通しがよくて初心者に優しいところ。凄く良い文化を持っているのがジャニオタ。逆に男性のマニア層主体のコアコンテンツの現状のようなとにかく反論したがりたい人ばかりがあふれてると新規参入者が増えなくなって先細りする。ガンダムとか歴史、軍事とかは特にこの傾向にある。にわかでも語れる雰囲気とか少し間違いとかを許容する雰囲気ってそのコンテンツにとって大事なんだよね。その人も1年後は自分より滅茶苦茶詳しくなってるかもしれない。そういう長い目で見ることが大事な事なんじゃないかなと。
だって俺よりファン歴が浅い人が俺よりよっぽど好きなメンバーや選手について詳しかったりするもんね。逆に自分の方がファン歴長い人より詳しくなることだってある。間違って間違って皆オタクとして成長していくんだよ。
でもまさかサンチェスがギュンドアンを知らなかったというニュースだけでここまで語れるとは思わなかった。1つのニュースでどれだけ語るかというの個人ブログやっててやりがいがあることだし、掲示板やコメント欄だったらこんな長く語れないしね。
やっぱりブログってそういう持論語りには凄く向いてるなぁと改めて思った。
持論語り、自分語りにおいてはブログほど最強のツールもない。好きなだけ書ける。そういう意味でまだまだ個人ブログというのは可能性があると思ったしこうやって長々と語る人がもっと増えていけばそのコンテンツはもっと活性化するんじゃないかなぁと思う。