elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

ジャニーズにガチで洋楽っぽいグループがいてもいい

ジャニーズ事務所と言えばアイドルグループを世に送り出す事務所である。

ジャニーズファンの多くもそういったアイドル的存在を望んでいるし、トンチキ感あるジャニーズらしさが受けている。それはジャニーズのいいところだし魅力でもある。

自分もそういったトンチキアイドルが好きだからジャニーズに興味を持っている。

 

ただその一方でそういったアイドルらしいアイドルがオタ専になってきている部分もある。昔からジャニーズが好きな人やジャニオタと呼ばれる人たちには凄く受けがいいが逆に外部からなかなか理解されにくいこともある。

自分はオタクだと開き直っている人にとっては応援しやすいけど、多感な年ごろだと「ジャニーズってオタクっぽい」となってもっとイケてる最先端の物にはまる傾向がある。現在そういった役目はLDHK-POPが担いつつある。

 

KAT-TUNが全盛期だったころはそういったイケてる層もKAT-TUNが好きな人が多くて、KAT-TUNはオタクっぽくなかった。逆に今人気の嵐の方がオタクっぽい感じがあってジャニオタしか好きじゃなさそう感があった。

今ジャニーズに必要とされているのはそういうジャニーズっぽくないオタク向けでないグループであり、LDHK-POPに対抗するためにはそういったグループがもう一度求められる。

仮に全盛期のKAT-TUNがいたらLDHK-POPはこれほど勢力を伸ばさなかったはずだ。今そういった最先端のイケてるグループとしてのジャニーズが必要。

 

そしてその最先端のイケてるものは何を参考にすればいいのかと言えば洋楽になる。実はK-POPも決して独自の物を作っているわけではない。言ってみれば韓流というのは洋楽を程よくアジア化させたものだと言える。

自分が洋楽を聞いたとき 「これK-POPっぽいな」と思ったがあって、でもその後に気付いた。「いや違う、K-POPが洋楽に似てるんだ」と。K-POPはかなり洋楽を研究していると思う。しかもただの洋楽の真似ではなく、ちょうどアジアナイズされていてアジア人に聞きやすい洋楽というような立場に近い。洋楽そのまんまだとアジア人には合わないけど、ちょうどアジア風に改良されているのがK-POP。アジア風洋楽なのがK-POPだともいえる。

 

逆にジャニーズは日本人向けに特化していたり、その日本人の中でも特にオタク向けになってきている部分がある。

実際少年倶楽部などを見ても洋楽っぽい曲があることにはあるけどそういった曲はジャニオタの中ではメジャーになりにくい。

もっとアイドルアイドルした曲の方が受ける。

Hey! Say! JUMPSexy Zoneはとくにそういったアイドルアイドルした曲を作っているし、自分自身はもちろんそういうアイドルアイドルした曲の方が好き。たまに少年倶楽部でかなりかっこいい曲を歌っているグループがあるけど、かっこいいなと思いつつもそこまで惹かれない。

ジャニーズオールスターズ アイランド レターセット love-tune

 

ただこれはジャニオタの感想であり、イケてる物が好きな一般層がみたらそういう少年倶楽部でやるようなイケてる曲はわりと受けると思う。

本当はそういうかっこいい曲はいくらでもあるけど、世間的にはオタっぽいとかトンチキ感のイメージがある。

LDHK-POP、あとはAAAみたいなグループに対抗していこうと思ったらそういうグループの曲はキーになる。

例えばSnow Man、Love-tuneTravis JapanSixTONESあたりはそういったジャンルで勝負をした方が良いと思うし、ジャニーズ事務所としてもそういった売り方をしていった方が良い。ジャニオタ内ではあまり評価されないし、ジャニオタはむしろトンチキの方が好きな人が多い。

Snow Manとかは確実にジャニーズグループ屈指の実力があるけども、それほどブレイクできずにいる。ただこれはジャニーズ内で勝負をしているからという側面がある。

いっそのことこれらのイケてる路線のグループはジャニオタ内で受けることを狙うよりまったく別のファン層を開拓していくことを狙ったほうが将来が見えてくる。

現状ジャニオタ内のファンの奪い合いになっていてこの限られたファン層のなかでファンを取り合っても先が見えてこない。ジャニオタ内じゃアイドルアイドルしてアイドルとしてやってるグループの方がやっぱり人気が出やすい。

そういう状況ではなかなかそれ以外のグループは評価されないしデビューが見えてこない。

 

今はほんとにジュニア戦国時代になっていてとにかくグループが多い。競争が激しくデビューできるかどうかが厳しいし、更に最近では年下の中高生ユニットもどんどん出てきてる。この状況で既存ファン層内の人気向上を狙ってもなかなかデビューは厳しいんじゃないかという物がある。

ただでさえジャニーズ以外のライバルが勢力を伸ばしてきているのに、その限られた内部で更にジュニアユニットが大量に発足してファンを奪い合うような形になってるのが現状に近い。

正直自分はこの状況に先が見えないと思っているし、もっと外部に目を向ければいくらでも新規ファン層が存在するのではないかと思ってる。

ジャニオタの誰もが本音では最近グループ多すぎるって思ってる。

正直ジャニオタですらこれはどうすんのかな、と思ってる人が多いんじゃないだろうか。これだけ作りまくってほとんどがデビューできませんでしたじゃちょっとかわいそうだよね。

 

そういう作りまくったユニットが乱立して、それを既存ファン内だけで売り出していくスタイルには限界がある。もっと事務所としてそういう頑張ってるグループを外部に売り出していく努力をしてほしいなと思わずにはいられない。

事務所の方針としてもいっそのことジャニーズグループを作るという認識をやめて一部のグループについては洋楽グループ的な物や、K-POPのように洋楽のアジア化をしたようなグループを作ることに路線を変えた方が良いのではないだろうか。

「これジャニーズだったの?」ぐらいの異色なグループを作った方が良い。KAT-TUNだって最初はジャニーズっぽくなかったし、自分がKAT-TUNを好きになったきっかけはそういうジャニーズっぽくない雰囲気がきっかけだった。

 

既存ジャニオタからむしろ叩かれるぐらいに違う異色なグループを作ってもいいのかもしれない。既存ジャニオタ層向けにはいくらでもアイドルっぽいグループがいるからそれで事足りる部分がある。

 

それよりはいっそのこともうガチで洋楽っぽいグループを作って、もう最初からジャニーズファン内で受けることは捨てて完全に新規ファン獲得のみに専念した売り出し方をしていく必要があるのかもしれない。

そしてSnow ManやSixTONESとか見てもそれができるぐらいの才能やスキルが十分ある。

アイドルというステージで勝負すると他の人気ユニットには負けるけど、そもそも勝負するステージを変えればいい。

ジャニーズファン内で売り出すという事よりももっと武者修行に送り出すぐらいのつもりで全然違うジャンルに送り出したほうが成長もすると思うし、完全に新しいファンの獲得もできる。

今までジャニーズがやってこなかったタイプのパフォーマンスをどんどんやってもいいし、ジャニーズという枠組みで縛らない方がかえって自由に成長できるかもしれない。ジャニーズだけどジャニーズじゃないぐらいのやり方をした方が良いのかなぁと思う。

SixTONES クリアファイル サマステ ジャニーズキング

 

とにかく限られたファン内で、いくつもグループを送り出しても既存層の中での取り合いになって先行きが見えない。 グループ作りまくってそのグループが結局デビューできませんでしたじゃやっぱりかわいそう。ジュニアはとにかく出場機会に餓えてるからとにかく活躍できる場所をガンガン与えて行って武者修行させるべき。

地方のローカルテレビにガンガン出せて人気になったら戻ってこいぐらいの感じでやるべき。地方の営業に飛ばすって言い方は悪いかもしれないけど、若手グループを修業に出すというのは大事な事なのかなと思う。

 

こんなこと言ったら悪いかもしれないけど、新規ユニットを作ったはいいものの売り出し方のビジョンがないケースが最近多い。本人たちが悪いわけじゃなくて、事務所の方針に少し問題がある。上が的確な指示をして、チャンスを与えてくれないと本人達もどうしようもない。

Mr.Kingのためにはいくらでも頑張るけど、SixTONESLove-tuneのためにはあまり計画立ててないしデビューもしかしたらできないよ、というのが現状の事務所の方針のように自分には見える。優遇されてるグループ以外のメンバーやファンからしたら「がんばっても意味ないじゃん」となりかねない。

 

ファンももどかしいんじゃないかなと思うし、もっとガンガン活躍できる機会を与えるべきだしそれはジャニーズファン以外の層を獲得するぐらいの挑戦的なやり方であってもいいんじゃいかなと自分は思う。

もうジャニーズ事務所は殿様商売はできない。

アグレッシブに外部に攻めていかなきゃいけない時代になったし、幸いなことにユニット自体は余ってるぐらいに多い。彼らの将来の為にも挑戦的なやり方をさせた方が良いんじゃないかなと思わずにはいられない。