elken’s blog

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マルコ・ロイスがビッグクラブに移籍しない理由

常日頃ビッグクラブ移籍が取りざたされるマルコ・ロイスだが、一向にビッグクラブへ移籍する気配がない中ドルトムントでの日々が長らく続いている。

一度バルセロナに移籍するチャンスは巡ってきたようだがMSNという圧倒的3トップで全員が出場したがりということもあり彼はバルセロナの脇役ではなくドルトムントの主人公であり続けることを選んだ。

 

しかしそのドルトムントがなかなか浮上できずにいる。伝説的なブンデスリーガ2連覇を達成したシーズンを最後にブンデスリーガは完全にバイエルン・ミュンヘンの独擅場となった。それまで堅実経営だったバイエルンハビ・マルティネスを高額で獲得するなどしてこのままではいけないと本気を出し始めた。

それ以降もはや他のドイツリーグのクラブにチャンスはなくなり、ドルトムント時代もクロップのゲーゲンプレスサッカーが対策され始め一時は降格圏に沈みその後に発足したトゥヘル政権もドルトムントはかつてほどの強さを取り戻せていない。安定したドイツ2位という立場も昨今では失いつつある。

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果たしてマルコ・ロイスはこのクラブに居続けるのだろうか。

ロイスほどの選手にとってドルトムントは少し格落ち感があるのは否めない。実際アーセナルからのオファーもあるらしく、一時はレアル・マドリードが獲得を狙っていると噂されていたしバルセロナへは移籍寸前まで近づいた。

ブンデスリーガバイエルン以外、イングランドやスペインのビッグクラブに給与面で対抗できない部分もある。なぜロイスがドルトムントに居続けるのか、不思議であるように思える。

もはやビッグタイトルに縁がなく、トゥヘルも名指揮官とは言えず給料の面では海外のビッグクラブに勝てない。なぜそのボルシア・ドルトムントに居続けるのか?

彼はトッティやジェラードのようにクラブに忠誠を誓うことを選んだのだろうか。

マルコ・ロイス

しかし、実はこれには裏事情がある。

一見するとドルトムントに忠誠を誓っているから残っているように見えるロイスだが実はドルトムントにいたほうが得だからというメリットもある。

実はドイツ国内の人気が非常に高いロイスにはドイツ国内のCM収入というのが存在する。地元ドイツに残っているから人気という実情もある。たとえば日本の野球選手でもメジャー挑戦のときよりも国内のプロ野球時代の時のほうが人気が高い選手がいるように、ドイツではブンデスリーガに残ったほうが人気が高いのだ。

仮にアーセナルに行って給与面が上がったとしても、今ドルトムントにいることで手に入るCM収入をドルトムントの給与にプラスすればそれほど収入の面では変わらないという事情がある。

サッカー選手の収入というのは必ずしもクラブから得るサラリーだけが全てではない。

例えばメッシやロナウドは中国リーグから当然オファーもありバルセロナレアル・マドリード以上の給料が約束されている。しかしこの2人にはCM収入がありバルセロナのメッシだから」「レアル・マドリードロナウドだから」というところに商品価値がある。これが中国リーガーになると給料が上がったとしても商品価値自体は下がるのでトータルではやはり欧州のクラブにいたほうが給料は高いという面がある。

そういったアイドル的な価値がある選手はクラブのブランドを重視し、そういう人気がない選手は中国リーグに給料を求めて移籍する。

例えばトゥランは中国リーグに行くことでクラブからのサラリーという面においてはメッシ以上の給料を手にすることができた。しかしトータルの面ではメッシの方が給料を得ている。

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これと同じでマルコ・ロイスにもドルトムントだからということでアイドル的な価値があるのも実情だ。ただでさえイケメンでありなおかつドルトムントというドイツ国内人気が高いクラブにいる。そのことで得られる人気というのはかなり大きい。

顔で言えば間違いなくイケメンでありドイツ国内のアイドル的人気は高い。関ジャニ大倉忠義に似ている上にドイツ代表でも活躍している。いわばドイツ版大倉忠義といった存在だ。しかもサッカーが代表レベルで上手く、ドイツのサッカー人気は非常に高い上にドイツは前回のワールドカップ優勝国でもある。

日本代表のエースが大倉忠義だったら日本でも間違いなく人気だろう。しかもその選手は世界的なレベルにある。大倉忠義が日本代表エースでもあり世界レベルにサッカーが上手い、そういった姿を想像すればその人気が理解できる。ロイスというはドイツにおいてそういったアイドル的存在でもある。FIFA17のパッケージタイトルに選ばれたのもドイツ国内からの圧倒的な投票があったのが理由だ。

 

更にわざわざプレミアリーグにいけば、ガラスの足を持つロイスは怪我をするかもしれないしドルトムント所属でもトータルの収入はプレミアリーグに行くこととほとんど変わらない。給料の面でもわざわざプレミアに挑戦する必要がないし、プレースタイルの面でもプレミアリーグでの活躍は保証されていない。

それならばロイスがドルトムント所属でいつづけるのは不思議ではない。

 

しかし自分はロイスに移籍のタイミングがあるとすればワールドカップ後ではないかという予測もしている。ワールドカップ前の移籍はリスキーだがワールドカップ後は思い切って挑戦するかもしれない。メスト・エジルは恐らくアーセナルから移籍するだろう。ポジションは違うが、その後アーセナルに移籍する可能性は否定できない。

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ロイスファンとしても個人的にブンデスリーガ以外で見てみたいしドルトムントではもはや栄光の可能性はない。バイエルンが完全に本気を出してきたのでドイツで優勝することは不可能だ。あの二連覇はバイエルンがちょっとした暗黒期に陥っていたのとクロップの戦術が目新しかったから成し遂げられた。その後ブンデスリーガは急速にレベルが高まっていきもはやバイエルン以外に優勝の可能性はない。ライプツィヒも結局逆転されてしまった。

かといってバイエルンに移籍するようなことはありえないだろう。某ゲッツェさんのようなことをマルコ・ロイスはしないはずだし、ゲッツェさんの失敗を見てわざわざバイエルン・ミュンヘンにいこうとは思わないはずだ。

 

かといってスペインリーグには居場所がない。バルセロナは前述のように3トップが出場したがりであることと、レアル・マドリードは相変わらずクリスティアーノ・ロナウドが衰えずレアル・マドリードに忠誠を誓っている。仮にロナウドマンチェスター・ユナイテッドに復帰ししていたらその白い巨人の7番はロイスの手に渡っていただろう。しかし現実にはありえない。そして今後レアル・マドリードの王位はガレス・ベイルに受け継がれる、そして将来的にはロイスより若いエデン・アザールがやってくるかもしれない。

もしそのような移籍が動くならばそのタイミングでチェルシーに移籍する可能性は否定できない。更に言えばモウリーニョネイマールの獲得を熱望しているマンチェスター・ユナイテッドに移籍する可能性はある。ユナイテッドの7番を背負えるのはマルコ・ロイスだろう。

ネイマールは移籍しないはずだ。

その次の候補としてモウリーニョはもしかしたらロイスを狙っているかもしれない。

プレミアリーグ版銀河系を形成しようと企むマンチェスター・ユナイテッド最後のピースはもしかしたらマルコ・ロイスかもしれない。