elken’s blog

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本気のバルサ、グリーズマン獲得に動き出す

フランス代表アントワーヌ・グリーズマンの来季の去就先はもしかしたらFCバルセロナになるかもしれない。

現在合意間近と伝えられており、ワールドカップ後から加入することが既定路線になりつつある。

 

青天の霹靂とはこのことだろうか、正直全くと言っていいほどアントワーヌ・グリーズマンの移籍については予想していなかったしそのような話もほとんど聞いたことが無かった。

ネイマール退団ショックなどどこ吹く風、これでグリーズマンがやって来るとなればバルセロニスタの心はカタルーニャの空のように晴れやかなものになるだろう。

今の自分は清宮の獲得に成功した日ハムファンより喜んでいると言っても過言ではない。

 

手っきりマンチェスター・ユナイテッドを始めとしたプレミアリーグのクラブに移籍するのではないかと予想していただけにバルセロナは意外過ぎて心の準備ができていなかった。

確かに本人はイギリスの気候が自分には合わないというようなことを言っていたものの、移籍に傾いているというような発言をしていたためバルサはあり得ないと思っていた。まさかバルサにグリーズマン、信じられない。

バルセロニスタ「ようこそウチへ!(海外厨スマイル)」

 

これで先ず今冬はコウチーニョを獲得する可能性が高く、更にメッシがデレ・アリの補強を進言しているとなれば銀河系待ったなしのチームが出来上がることになる。

ゲームで作るような「ぼくがかんがえたさいきょうのバルセロナ」でもこんな事にはならない程豪華なチームが誕生するかもしれない。

サンキュー三木谷、FFPとかいろいろ心配だけどおらワクワクしてきたぞ。

 

無冠でシーズンを終えて補強すらろくに進まずヴェラッティ、コウチーニョ、ディ・マリアと獲得に失敗し、ネイマールには出て行かれ、やっと来たのがウスマン・デンベレだったところからこの今季は始まった。

しかしいざ始まってみればFCメッシTUEEEE!と予想外のサプライズで首位独走、そして最近ではロナウジーニョがコウチーニョは確実にフィットすると発言し獲得を後押し、そしてついにはアントワーヌ・グリーズマンと合意にまで迫っている。

おまけにシャビ先生が認めるデレ・アリも来るとなれば、バルサ黄金時代復活もあり得る。

 

グリーズマン

・アントワーヌ・グリーズマンについて

まずグリーズマンという選手は非常に優れた選手であるだけでなく、人間性やスター性にも長けているところが大きな魅力になる。

例えば今季補強禁止処分を受けていたアトレティコ・マドリードに男気残留をしたことは大きく評価を上げた要因だ。更に見た目も華やかで名前もプレースタイルもかっこいいという反則級のイケメンである。

 

特に最近の金髪で長髪のスタイルはかなりクールだ。

日本人がイメージするようなフランス人という雰囲気があり、日本国内でも一部のヘタリアファンから人気が出てもおかしくはない。(実は結構ワールドカップやユーロの時はサッカーを見るというヘタリアという漫画のファンがいるらしい)

 

更にフランス国内でも人気が高く、全フランス人アスリート中No1の人気を持つグリーズマンはフランスサッカー界が待望していたジダン以来久々のスターでもある。

ベンゼマ、リベリー、ナスリの代表追放三兄弟「まるで俺らが人気無かったかのように言うのはNG」

 

アトレティの皆さん、本当にこんな選手いただいて良いんですかねぇ。代わりと言ってはなんですがうちにアルダ・トゥランという選手がいて出場機会を求めてるみたいなのでどうですか、お安くしときますよ。

ジエゴ・コスタも復帰するらしいしアトレティコのリーガ・エスパニョーラ優勝時のメンバーを再現するのも見てみたい。

 

グリーズマンにのプレースタイルに関してはもちろんアトレティコ・マドリードとの対戦などを見て良い選手だとは思っていたものの、バルセロナには縁がないと思っていただけに衝撃だ。

気持ち悪い表現をするのであれば「同じクラスになると思っていなかった」というぐらいに、バルサにグリーズマンが移籍するというのは想像がつかなかった。

 

残念がってそうなのはマンチェスター・ユナイテッドのサポーターだろうけども大丈夫、安心してほしい。

きっとガレス・ベイルかクリスティアーノ・ロナウドのどちらかがオールド・トラッフォードにやって来ることになるだろう。

1試合に付き1億8000万円かかる男もプレミアリーグでならば輝きを取り戻せるのではないか。むしろウェールズ人と言えども国際的にはイギリス人でイギリスは肌に合っている上にプレミアリーグファンからの人気はフランス人のグリーズマンよりも高い。

更にグリーズマンはおそらくユナイテッドのスタイルにはフィットせず、ディ・マリアやデパイの再来になる可能性は否定できない。

一人でゴリ押しできる上にプレミアでの実績があるベイルのほうが現実的な補強だろう。

 

更に最近ではクリスティアーノ・ロナウドとレアル・マドリードの間に亀裂が正直、セルヒオ・ラモスが公に批判する事態にまで発展している。CR7のユナイテッド電撃復帰もあり得るかもしれない。

 

こういった移籍事情を考えればワールドカップ後の欧州サッカーの勢力図やメンバー構成は大きく変動することが予想される。

マドリディスタ「ハリー・ケインとエデン・アザールには手を付けるな」

バルセロニスタ「OK、その代りデレ・アリとコウチーニョは俺らが貰う」

まるでポーランド分割を行ったソ連とドイツのように、スペイン二強がトッテナムから有力選手を引き抜くことになるだろうか。

 

グリーズマンがバルセロナに移籍するとなれば、ディバラを獲得する必要性は下がることになる。

そしていつの間にか消えかけているフェルナンド・トーレス師匠はプレミア行きが噂されている。いっそのこと同じく師匠化しお荷物になりつつあるルイス・スアレスと共にリヴァプールに移籍するアイデアも面白いかもしれない。

コウチーニョマネーがあればスアレスの獲得は不可能ではない。

 

ただ個人的な予想としてルイス・スアレスはパリ・サンジェルマンに移籍しそうな気配がある。カバーニがいつの間にかネイマールのために追放されて相性の良いスアレスを補強するのではないか。そしてムバッペもイニシャルはMなのでMSNが再現されるのではないかという予想もできる。

 

意外な移籍と言えばそもそもラキティッチもスアレスもレアル・マドリードに行く物だと思っていたしアルダ・トゥランもバルサに行くとは思っていなかった。

それが全員バルサに移籍することになったわけで本気を出せば批判されがちなバルサフロントも中々やってくれる。

個人的には今もマルコ・ヴェラッティの獲得を願っているもののPSGとは関係が悪化していて現実的ではない。またカンテラ色を強くするためにもナポリ移籍という噂はあるがデニス・スアレスの成長に期待したいという心理も存在する。

メッシはデレ・アリを求めているらしいけどもアンドレ・ゴメスの再来にならないとは決して言いきれない。

 

とりあえずトリデンテの攻撃陣にグリーズマンが加わる公算が大きい事はポジティブであり、コウチーニョも獲得できればMSN時代を超えるスタイルが期待できそうだ。

ウスマン・デンベレに関してはまだ若く数年後の成長に期待がかかる。

 

・今後の欧州サッカーの展望

ややゲーム感覚ではあるかもしれないがあくまで夢のドリームチームという仮定であれば数年後のバルセロナの究極形はこのような布陣になるだろうか。

FW:コウチーニョ メッシ グリーズマン

MF:デレ・アリ ブスケツ パウリーニョ

DF:アルバ ユムティティ ピケ セメド

GK:テア・シュテーゲン

このメンバーに加えて、近年の欧州サッカーを考えた場合国内リーグとUEFAチャンピオンズリーグの二冠を狙うのであればサブのメンバーにも充実した戦力が求められる。

特に最近はバイエルンがやや大人しくなったものの、パリがおかしなことをやっている上にプレミアリーグのクラブも豊富な資金力を背景に台頭し始めてきている。

 

レアル・マドリードはそろそろチームの改革が必要な時期が訪れようとしているものの、なんだかんだでC.ロナウドがいなくなると寂しい思いが無いわけではない。

 

荒唐無稽な予想かもしれないが新生レアル・マドリードの前線の布陣はエデン・アザール、ハリー・ケイン、パウロ・ディバラの三人になるかもしれない。

グリーズマンがバルサ移籍となれば既にデンベレも存在するためディバラのポジションはオーソドックスな考え方をすると消滅することになる。

またユヴェントスからの移籍も非常に困難を極めるため、案外セリエAのレジェンドになることを選ぶ可能性も無くはない。

 

仮にスペインに渡るのであればレアル・マドリードからはベイルが退団する可能性が極めて高く、エジルやモドリッチと同じくバルサ志望だったもののマドリーに行くという展開になるのではないか。アセンシオを地道に育てるチームだとも思えず、ワールドカップで活躍した選手を獲得しそうだ。

決してあり得ないと断言できないどころかむしろ現実味を増しつつあるのがネイマールのレアル・マドリード移籍だろう。メッシとコウチーニョVSネイマールとディバラという構図もクラシコで見れるならば面白い。

 

イタリア代表がW杯進出を逃した影響を受けるのであればセリエAは今後衰退する可能性は高く、ブンデスリーガもバイエルン・ミュンヘンがかつての勢いを失いつつある今将来は不透明なものになっている。

 

そう考えたときにパリ・サンジェルマンが一気に台頭する展開もあり得る。

考え過ぎなのかもしれないがグリーズマンの移籍は例のカタルーニャ独立問題のことを想定してバルサが将来的なリーグ・アン参入を目指しているのではないかと考えられる。

前述のようにスアレスを獲得してパリがMSNを再現するか、もしくはロナウドとベイルの両翼をマンチェスター・ユナイテッドが再現するのではないかという展開も否定はできない。そしてロートルになった有名選手がACミランにひっそりと移籍するという動きもありえそうだ。

 

そしてバルセロナに関しては何よりも今回のグリーズマンとの合意がサプライズだ。

少し前までレアル・マドリード一強状態がしばらく続くと予想されていたのに、今ではバルサとPSGの二強時代が訪れるのではないかとささやかれ始めている。

サッカーの世界は移り変わりがダイナミックだ、昨日常識だったことが今日では常識でなくなっている。

ロシアワールドカップ後には想像も付かない世界が広がっているかもしれない。