最近山下智久のドラマ出演情報が熱い。亀梨和也との共演が決まったり、10年近くぶりに新垣結衣との共演で月9に復帰しようとしている。
亀梨和也と共演する「ボク、運命の人です」は修二と彰以来となる亀梨との共演にもなるし、救助ヘリをモチーフにしたドラマ「コールド・ブルー」はガッキーとの共演にもなる。
山下智久自身はこれまでの期間不遇な時間を味わうことを強いられていた。その時期もようやく終わりこれからドラマ出演やCD、番組出演などが増えていき、山下智久第二章が始まろうとしている。
SMAP解散騒動、そして飯島マネージャー退所のあおりを受けて一時はほとんどテレビで見かけない状態が続いた。「山下智久最近見かけない」「山P消えた」というようにファンの間ではその消息が不安視される状況がしばらくの間続いたことは事実。
NEWSを脱退後、飯島氏の管轄に入った山下智久だったがその後その飯島氏がジャニーズ事務所から追われる形になりその煽りをもろにうけたのが山Pこと山下智久。その後しばらく不遇の期間を味わいほとんどテレビにも出なくいわば干され期間のようなものが続いていた。菊池風磨と共演した「アルジャーノンに花束を」が唯一の活躍だったと言ってもよかった。
しかし2017年に入り少し風向きが変わり始める。まず一番の変化は亀梨和也とのコラボが増えたこと。野ブタをプロデュースでの相棒ともいえる修二と彰の関係性が復活したことが大きい。2015-2016シーズンのカウントダウンコンサートで再び脚光を集めてからジャニーズ事務所はその潜在的な人気そのものを認識するが事務所自体はその2人の人気をあまり積極的に売り出すことはなかった。更に本格的に飯島氏が退団して以降、山下智久は宙ぶらりんの状態になり事務所としても腫物のような扱いとなりなかなかうまく扱えない状況となっていた。
NEWS自体は4人体制となり上手く行っており、NWESファンの反発も考えると復帰もできずなおかつ元々は飯島氏に寝返ったという経歴がある。当然ながら現在の派閥に反抗する形となり干され状態が続く。そんなジャニーズ事務所としてはまさに腫物そのものであり扱いに困っていたところに、潜在的人気の根強さを思い知らせる出来事がいくつか続き、今回再び復活のシナリオが始まったというイメージに近い。
その結果今に至り、亀梨和也とのコラボ再開や、プライベートの付き合いが取りざたされ全盛期のファンが今になって沸き返っているというのがまさに今の状況であり、そこに亀梨和也やガッキーとのドラマ共演という朗報が舞い込んでいる。
自分自身山Pに憧れた立場であり、このブログでも何度か山下智久については描いている。まさに這い上がり復活した山下智久の姿には感動するし、数か月前までアジアを放浪していた姿とは打って変わってスターダムに戻ってきたような印象を感じる。
「何度答え探しても考えるほどわからない」とかつて歌っていた山下智久。この期間で答えが見つかったかどうかはわからない。しかしこの期間は人生において意味があったような時間にも思える。元々山下智久はそういう旅や放浪が似合う男でもある。
ルート66を旅していたり、どこか旅情を感じさせる歌をリリースしたりそういう儚い美しさがある。良くも悪くも何をするかわからないところがあり、その魅力にファンは取りつかれる。
山Pは山Pなりにこの期間で人生を見つめたに違いない。「そう誰にでもある物さ」とカリーナの歌詞にはあるけど「不遇な時期は誰にでもある」というのがその意味かもしれない。人生には時として一人自分を見つめる必要がある時が来る。
この干され期間はある意味自分の人生をもう一度見つめる時期だったのかもしれない。その意味はもちろん本人にしかわからないし憶測に過ぎない。しかし自分にはなぜだかこの期間でむしろ進化したような山下智久、そしてこれから再び活躍し始める山下智久が思い浮かぶのである。