elken’s blog

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悲報:コウチーニョ、バルサとリヴァプールの政争に巻き込まれ移籍消滅

サッカー選手がマネーの争いに巻き込まれて夢を実現できないという光景に悲しみを感じる自分がいる。

なぜフェリペ・コウチーニョやマルコ・ヴェラッティ、ジャン・セリが新しいシーズンにおいてバルセロナのユニフォームに袖を通すことができなかったのかただひたすら不思議でならない。

 

シャビ・エルナンデス「最近のフットボールはアンチフットボールであり、彼らのような才能あふれる青年がなぜブラウグラナのチームで才能を発揮する機会を得られなかったのか理解に苦しむ。フットボールのためにも彼らのような若き世代が躍動する機会を与えられるべきだったよ。僕たちのような純粋なフットボールファンはコウチーニョやヴェラッティがバルサで活躍することを望んでいたはずだ。」

 

ヘスス・スアレス「非常に奇妙なことだ、なぜ彼らがフットボールクラブ間の政争に巻き込まれてしまったのか。美しいスタイルやプレーのカリタードを我々は希求しているにも関わらず昨今のマネーゲームは常軌を逸し、理想を愛するフットボーラーを拒絶している。もし仮に現代フットボール界がこれ以上我々を希望から遠ざけるのならばすぐさまフットボールジャーナリストとして筆を折るだろう。」

バルセロナ

今回のクラブ間におけるリヴァプールやPSGとバルセロナの半ば政争ともとれる事態について極めて厳しく糾弾せざるを得ない、これはもはやアンチフットボールだ。パリ・サンジェルマンとリヴァプールはこの競技を破壊した悪魔と同等の存在であり未来永劫その罪を批判され続けなければならない。

 

ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチから画材を取り上げそのアトリエを破壊し、モーツァルトやショパンから作曲の機会を取り上げた、そのような芸術への毀損が今回行われてしまった。このような事態を見て誰もがサッカーに対して希望を失ってもおかしくないだろう。

 

リヴァプールとパリ・サンジェルマンは間違いなくアンチフットボールだと断罪してしかるべき存在であり、理想をマネーで打ち砕いた悪しきサッカークラブだ。彼らがどれだけサッカーに反した行動をしようがバルセロナがこれまで築いてきた概念や哲学を超えるアイデアを生み出すことはできない。

ヴィスカ・バルサ、カタルーニャとバルセロナへの愛を、そしてフットボール以上の存在への敬愛を再評価したい、我々はマネーゲームに負けることが無い意志と勇気を持っている。

 

フェリペ・コウチーニョは非常に強くバルセロナ移籍を望み、時として抗議とも見れるような行動を取ったことは事実だ。現に今回移籍が消滅したことで憤怒の感情を表すようなパフォーマンスをブラジル代表セレソンにおいて行っている。

 

フェリペよ、僕たちバルセロニスタは君と同じような感情を抱いている。なぜ君のような才能が世界でもっとも偉大なフットボールクラブであるバルセロナを選ぶことができなかったのかと強い悲しみに支配されてしまう。

ネイマール「こういう面倒なファンがいるからさっさと出たかったんだよなぁ」

 

サッカーに関する報道を安易に信用してはいけないのは事実だが、コーチーニョのバルセロナ移籍が成立したかのような"飛ばし記事"が今回いくつか見られた。サッカーの話題というのはそういった嘘のような話題も含めて面白いのだが、こうして何もなく終わってしまうと空虚な感情を抱く。

 

「このコウチーニョ騒動何だったんだろうな」と欧州移籍市場が閉鎖され、今シーズンでのディールが消滅した現状を見て感じずにはいられない自分がいる。

バルセロナのスリートップはメッシのゼロトップへの再コンバートが進みつつある今、ルイス・スアレスがかつてネイマールが務めていたポジションに移行されるのだろうか。

「逆足ウィング」に強いこだわりを持つ自分とすれば左からスアレス、メッシ、デンベレという組み合わせを期待したいが果たしてそれが実現できるかどうかは不透明だ。

スアレスとデンベレの実質的なツートップをメッシが操るという形に収まるのか、それとも現状のバルセロナから例えばアルダ・トゥランやジェラール・デウロフェウ、セルジ・ロベルトのような既存の選手でやり繰りをしていくのか、様々なオプションが考えられるため指揮官エルネスト・バルベルドには選択肢が存在する。

 

しかしバルベルデが非常に革新的なアイデアをもたらすイノベーターであることは期待できず、今季のバルセロナに大きな期待を寄せることはできない。

リーガ・エスパニョーラやUEFAチャンピオンズリーグにおいて好成績を残すチームを作り上げる姿は想像ができない。

 

現代サッカーはサイドポジションからの攻略を重要としており、決定的な左ウィングの不在に直面するバルセロナがどうなるか想像することは難しい。

結局のところルイス・スアレスの得点力が再評価され、ウスマン・デンベレを左ウィングのポジションとして起用する可能性もある。デンベレは実質的に左右の両足を得意とする両利きであり、プレースタイルを見る限り必ずしもプレーエリアが限定されるような選手ではない。

 

正直なところ自分はウスマン・デンベレという選手について詳細な認識を持っているわけではない。

この点においてはドルトムントサポーターの助言を必要としたいレベルなのだが若い選手という事もありシグナル・イドゥナ・パルクを愛する人々でさえ予想ができないポテンシャルを秘めているのも事実だろう。

フェリペ・コウチーニョの獲得に失敗したブラウグラナのクラブがこれからどのような船出をするのか、いずれにせよ我々バルセロナはここで留まるつもりはない。