elken’s blog

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なぜ山下智久と亀梨和也は今も男子から人気なのか?

この前「10代男子がかっこいいと思うジャニーズランキング」を見かけて、そのランキングが自分の予想とは違っていて結構面白かった。

 

基本的にテレビ露出の多いメンバーや、王道メンバーがランクインしている印象がある中で山下智久が1位だという事と、亀梨和也がトップ10入りを果たしていたという事に「10年前と変わってないじゃん」と思った自分がいた。

まるで昔からテニスでナダルとフェデラーが強かったのと同じで、青春アミーゴや『野ブタ。をプロデュース』の頃と変わっていない人気を持続している。

 

10年前のあの頃と言えば世の中のイケメンの代名詞がそもそも山下智久亀梨和也だった時代で、今思えばジャニーズjrの2人組であれだけのドラマや曲をヒットさせられて知名度が高かった事が信じられない。

それぐらい2人は凄かった!

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1位:山下智久
2位:手越祐也
3位:山田涼介
4位:櫻井翔
5位:長瀬智也
6位:岡田准一
7位:松本潤
8位:亀梨和也
9位:木村拓哉
10位:滝沢秀明

ちなみに10位まではこのようなランキングになっている。

よく男にありがちな「男が思うイケメンは堀が深い人」というのがあって、それが女性が選ぶ好みとは違うというのはよく聞くけども、それは今の10代男子も変わらないようだ。

むしろ最近の10代もマイボスマイヒーローの頃と変わらず「TOKIOの長瀬かっこいい」と思っていることに驚いた。おそらくザ鉄腕DASH!効果なのではないだろうか。

 

逆に10年前のランキングだったら見当たらないのは手越祐也と山田涼介の2人で、その2人以外はむしろ変わっていない。

手越祐也はもちろんイッテQ!効果で、山田涼介は最近の若手ジャニーズでは最も有名だ。

「最近のジャニーズ詳しくない」という人も山田涼介は知っていたりするし、手越は浅野拓磨出身の高校サッカー部への取材に行ったとき「ナルシストの手越や!」と驚かれていたように最近の男子の間でも十分定着している。

 

ただわりと最近のジャニーズ推しの自分としては少し寂しくもあり、トップ20位にまで山田涼介を除いてHey! Say! JUMPメンバー、Sexy Zoneメンバー、ジャニーズWESTメンバーも見当たらず、ジャニーズjrも入っていないのは予想外だった。

AbemaTVがとった男子のランキングゆえに、ジャニーズファン内のランキングとは違う世間の印象を反映した結構リアルな結果になっているように思う。

 

そしてその中でこれだけ人気が高い山下智久と亀梨和也はやはり凄い。

「ジャニーズ主演のドラマ」みたいなものが学校のクラス内で話題にならなくなってる時代に、一見すると最近山Pも亀梨和也も世間的に大きくヒットしたドラマには出ていないように見える。

 

あくまでこれは全盛期と比べたらという話で、青春アミーゴや抱いてセニョリータがドラマの曲として使われて流行った時代に比べると当時と違う印象はある。全盛期が本当に山Pと亀梨和也が世間の最先端の流行だった時代があったことは間違いない。

それくらい本当に凄かった!(大事な事なので2度言いました)

 

それにも関わらず2人が今もなお人気なのは、おそらく「亀と山P」が再始動したからというわけではなく、亀梨の場合はスポーツ番組「Going!」の影響が大きいように思う。

 

亀と山Pが結成されたのはもちろんのこと、それ以上に亀梨和也はGoing!で予想以上に10代男子に知名度があるのではないか。

 

10代男子の「スポーツ番組みてたらかっけぇ感」は不思議なもので、「すぽると!のマンデーフットボールのコーナーの時だけサッカー見てる」みたいな人も「すぽると!」が終わるまではいたし、Going!は今も人気で続いている。

しかも亀梨和也の場合実際に野球でかなりの実力だったり球速チャレンジのようなものをしていて特にスポーツをしている男子から人気が高いのかもしれない。

野球の亀梨にしろ、サッカーの手越にしろ、スポーツしてると男子にもなんとなくわかる現象はある。

 

更に言えば亀梨和也と山下智久に共通しているのが「トガッってる感」というか「地元じゃ負け知らず感」「俺らイケメンだろ感」にあるようにも思う。

男から見てかっこいいのはそういうトガッてる雰囲気で、昔もっとジャニーズってイキッてたような気もする。

 

最近好感度高い好青年や人当たり良い男子がジャニーズに限らず重視されてきている。昔の櫻井翔や松本潤を今見るとかなり違和感があるし、昔のマツジュンは道端であったら怖そうだったけど今は結構気さくな人そうに見える。(あくまで昔と今を比べた印象)

 

とにかく時代の変化や年齢の変化があるとしても、ジャニーズ全体的に丸くなった感はあるし、昔のSMAPやV6の映像も結構トガッっていて今のイメージと違って驚く。

 

その中で、ある程度昔ながらのジャニーズのかっこつけた雰囲気を残しつつ、一定の知名度があるメンバーは実は山下智久と亀梨和也しか存在しない可能性はあるし、このご時世むしろトガッったジャニーズは貴重ですらある。

男がかっこいいと認めるときは「こいつにはかなわねぇな」と思ったときで、同性に対して評価が厳しくなるのは男女共通だと思う。

 

同じKAT-TUNでいえば全盛期の赤西仁の雰囲気を見ても今とオーラが違うし、本当に当時の映像がジュニア時代の物なのか信じられないレベルにある。

Kis-My-Ft2ファンの間で今もネタにされている初期キスマイのホストっぽい姿も、当時の雰囲気を表しているように思うし、V6も森田剛も当時かなり男子の間で人気なかっけぇ感はあった。

10年前ぐらいのの男子が憧れるジャニーズは「赤西仁、亀梨和也、山下智久、松本潤、森田剛」だったような感覚が個人的な体感としてはあると思う。

ちなみに自分は赤西が好きで、能年玲奈はキャラ変更前に実は亀梨担だったぐらいに、当時の影響力は本当に凄かった。

修二と彰なら彰派で、矢吹隼人と小田切竜なら隼人派、基本的に「亀梨の相方側」を好きになりがち。

 

今若手ジャニーズやジャニーズjrの中でトガッってる感があるのはLove-tuneで、一見KAT-TUNの後継グループっぽく見えるSixTONESがわりと面白兄ちゃん系グループなのも意外だった。

「トガッってるジュニア永瀬廉しかいない説」が浮上してもおかしくないぐらいに、昔のジュニアの映像と比べると丸くなったように見える。

それが悪いとはもちろん思ってなくて、むしろ自分は今のジュニアや少クラの雰囲気が好きな立場だけども、時代の変化があるのは間違いない。

 

今のジャニーズjrで『ごくせん』や『野ブタ。をプロデュース』並に学校のクラス内で、男子にまで流行るドラマの主演飾れるメンバーがいるかどうかは難しいし、もちろん時代背景の変化もある。

それがまさに10代男子からのランキングに現れていて、若手で有名で人気なメンバーが山田涼介しかいないというのも事務所の戦略と時代の変化にも思う。

 

他に思いついた理由として、亀梨和也と山下智久は純粋に顔が今風でかっこいいというのもあるかもしれない。

「男は堀が深い顔がかっこいいと思う論」がありつつも、いざ自分が憧れる顔となると亀梨和也や山下智久の顔を選ぶ男性は結構多いと思う。かといって超アイドル顔もちょっと恥ずかしいという謎の心理もあって2人の顔は男子にも人気なのではないだろうか。

「シュッ」としてるというか、前述のトガッってる感みたいなものがやっぱり2人にはある。

 

まとめると2人が今も人気な事には3つの理由がある。

1:スポーツ情報番組に出ている(これは亀梨限定の理由)

2:昔ながらのかっこつけててトガッってるジャニーズ感がある

3:男がなりたいと思うタイプのイケメン

 

そしてもう一つ最後の理由があって「青春アミーゴ今も人気説」があるのではないか。

わりと青春アミーゴ経由で山下智久と亀梨和也を知ったという人は今も多いように思うし、むしろ10年前も同じ理由だった。

それぐらい青春アミーゴは名曲で、今もカラオケ店なんかでちょくちょく聞こえてくるぐらいに根強い人気がある。

いっそのことゴールデンボンバーがいつも「女々しくて」を歌うぐらいに、亀と山Pも「地元じゃ負け知らずのあの2人」路線で行ったほうがいいかもしれないし、世間が求めているのは青春アミーゴだとも思う。

ただジャニーズの中で近年これだけヒットした曲は中々ないのも事実で、「いつも歌える曲がある」というのは実はかなり凄い。

 

結論:修二と彰の2人はランキングでも負け知らずだった。  

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