JYJのジェジュンといえばかつて東方神起のメンバーであり、日本でも知名度が高い。
そしてまさかそのジェジュンが2月23日のJリーグ開幕戦のハーフタイムショーに出演するらしい。
佐賀県に元東方神起のメンバーがやってくるというのも中々レアな光景で、近くだったら是非とも行きたかった程に自分はジェジュンのファンでもある。
5人時代の東方神起と言えばONE PIECEの主題歌を担当したこともあり、その中で一番イケメンだったメンバーといえばピンと来る人も多いのではないだろうか。日本のドラマにも出演したことがあり、今も根強い人気がある。
チャンミンのほうがイケメンだという人もいるかもしれないが、自分は圧倒的にジェジュン派である。
「俺がなりたい顔ランキング1位」という至極どうでもいいランキングで王座を勝ち取ったことがあり、個人的に今でも尊敬しているアイドルやアーティストの一人だ。
ちなみにTWICEのモモはチャンミン派だったらしく、残念ながらここでは対立せざるを得ない笑
分裂後は2人になった東方神起はとても順調なのに対して、JYJのほうは様々な騒動があり活動はあまり順調ではない。
それでもなおジェジュンは今も語られるほどにカリスマ性があり、憧れている人は韓国のアイドル界だけでなく日本にも多い。
例えば山下智久と仲が良い事は知られているが、Hey! Say! JUMPの山田涼介も友人でありジェジュンを尊敬している。
ジャニーズでいえば山下智久と滝沢秀明に似ているところもあり、本当にまさに美形というルックスをしている。芸術肌であり天性の表現力に加え圧倒的な歌唱力を兼ね備えていた。
個人的に特に好きなのは金髪時代のヘアスタイルの時で、その時は悪く言えばホストっぽいがよく言えばファイナルファンタジーの実写化っぽくもあった。今見ても全盛期のジェジュンはCGなのかと思う程にかっこよく、「シュッとしてる」という表現が最も似合うK-POPアイドルの一人だった。
そしてそんな英雄ジェジュンが本当にJリーグのハーフタイムショーにやって来るというのだから、サッカーファンとしても驚かずにはいられない。
Jリーグの興行を考えた時、こういった芸能イベントを取り入れるというのはとても重要な事であり、すでにサガン鳥栖は倖田來未とのコラボも行っている。
北九州の佐賀県に本拠地を置くクラブとして非常に野心的に様々なことに取り組んでいて、今や九州の中でもっとも成功しているJリーグクラブの一つになっている。
ジェジュンがハーフタイムショーに出演するからと言って、必ずしもJYJや東方神起、そしてジェジュンのファンがJリーグに魅力を感じるかといえばそれは未知数だ。
しかしこうしてエンターテイメントとコラボレーションを積極的にしていき興行として盛り上げていこうという姿勢は必ず他のクラブにも波及するはずだ。
今のJリーグに足りない物があるとすれば「サッカーファン以外にもわかるような盛況」であり、スポーツの競技としての本質以外の物が日本ではとても重要視されている。
それどころかエンターテイメント本場のアメリカもハーフタイムショーには力を入れており、プロ野球だけでなく韓国の野球リーグもSNSや動画配信などを駆使して新しいファン層を取り込んでいる。
JリーグだけでなくKリーグもこういった部分では後れを取っており、サッカーやスポーツとして盛り上げるかどうかよりもまずはエンターテイメントやコンテンツとして盛り上げることをこれからは考えていかなければならない時代になっている。
欧州や南米はサッカーという文化が100年に渡り根付いている国だが、同じようなことを再現しようとしてもサッカーの歴史が長くはなく、そして娯楽が多様化している日本では上手く行かない。
ヨーロッパよりもアメリカに近い文化がある日本というのは本場のサッカー文化を再現することを求めすぎては上手く行かないだろう。
サッカーとしての文化よりも、文化としてのサッカーを追求していく必要がある。
これが本当のサッカーだという求めるよりも自分たちの文化に合ったサッカーを考えていくことが真に求められている事なのかもしれない。