定期的に自分の中で懐かしくなり聞きたくなる曲はいくつかあるのだが、その中でもポケモン金銀に登場するコガネシティのメロディはどこか旅情を誘わせる。
早回しすると金銀やHGSSの自転車のテーマとも一致するため、このBGMはゲームでポケモンを楽しんだことがある人ならば多くの人が聞き覚えがあるだろうと思われる。
そのためネットでも評価する人が多く、歴代ポケモンBGM集ベスト10があれば確実にランクインするのではないかとさえ思う程の傑作だ。
増田ァ!セクシーサンキューやで。
それにしてもしみじみと一人深夜に聞くと、なんだかあの頃に戻ったような懐かしい気分になるし、こうして多くの人が自分なりの懐古習慣を持っているものなのだろう。
コガネシティと言えば自分の中では金銀クリスタル、HGSSともに思い出で特にクリスタルバージョンでは通い詰めたことを覚えている。
自分の場合、初回クリスタルプレー時になぜか昼夜逆転の時間設定にしていたのでコガネシティと言えば夜のイメージが強い。当時は消防キッズだったのでゲームは夜遅くまでできるものではなく、日中にすることが多かったので明るい時間に夜のコガネシティに行くという説明しにくい構造があった。
だからこそ子供心ながらに夜のコガネシティへの想像を膨らませ、どこか夢想や幻想郷のような華やかだけど切ないような街の雰囲気を感じていたのかもしれない。
その「華やかな夜の町」という意味では三人の女性キャラクターは自分にとって特別な思い入れがある。
まずはジムリーダーのアカネはこの街を象徴するキャラクターだ。
正直な話、自分はポケモンの女性トレーナーの中でもアカネは特別好きで、ジムリーダーならもしかしたら一番思い入れがあるかもしれない。ノーマルタイプの使い手で、ダイナマイトプリティギャルという愛称もある。
「アカネのミルタンクはトラウマ」とよくポケモン懐古エピソードで話題にされるけども、自分はこの時金銀御三家の中で最も二段階形態への進化が早いアリゲイツで挑んでいたので実はあまり苦戦した覚えがない。
むしろアカネのミルタンク(意味深)のほうが好きである。
???「女性のバストがはずめば男性の会話もはずむ」
それよりも自分の中で印象なのは、アニメも含めてなんといってもアカネの可愛さだ!
今ならば言えるが正直、消防キッズ時代の自分はアカネにガチ恋していたと思う。そもそも「アカネ」という名前自体が有能で、自分自身リアルにアカネがファーストネームで可愛くない人を見たことが無い。
世のアカネちゃんは大体可愛いと思う。
よく「美人や可愛い子が多い名前」というのがあるけれども、自分の中でならアカネは間違いなく美人ネームの候補になる。アカネという名前だけで自分の中では補正がかかって見えるかもしれない。
アカネ「コガネシティが心の故郷に感じるのは関西人の特徴でおまんがなw」
そしてもう一人コガネシティで思い入れがあるとするならば、マイナーではあるもののラジオ塔のDJアオイは個人的に謎の思い出がある。クリスタルといえばクリア後のイベントがそこそこ多かったような思い出があり、ポケギアに登録したアオイに毎晩会いに行っていたような記憶がある。
BGMがかなりかっこよかったことと、ドット絵なので自分好みに姿を想像して「憧れの年上のお姉さん」みたいに勝手に思っていたのかもしれない。
最後に三人目はマニアックな趣味として「ロケット団の制服に変装するコトネ」だ。
これは金銀ではなくリメイク版のハートゴールド・ソウルシルバーで見れるバージョンで、ラジオ塔でおきるイベントのときに主人公がロケット団のコスプレをするというシーンがある。本当に劇中で一瞬の時間ながらも、結構ファンが多いようでいろいろな人が想像をめぐらしているようだ。
最後にもう一つコガネシティに思い出があるとするならば、金銀クリスタル時代にゲームセンターのコインを4000枚ほどためてかえんほうしゃ、10万ボルト、れいとうビームの三色技を覚えさせていたことが今では遠い日の光景だ。
初代でゲットしたファイヤーに火炎放射を覚えさせるならば当時この手段しかなかったはずで、結構苦労してコインのために四天王の殿堂入りを繰り返していたような淡い風景が蘇ってくる。
コガネシティの話をしていれば、次は自然公園の緑がもたらす綺麗な空気か、それとももう少し先に行ったアサギシティの潮風か・・・
あの日々の冒険はまだ続いている。