なぜひろゆきは「劣化」したのか
ここ最近のひろゆきってもう衰え過ぎててキレがないし、かつてのような鋭い切り返しが全然通用しなくなっているよなぁと思わずにはいられない。
完全にアスリートと一緒で、論破の帝王にも必ず衰えがやってくる。
かつてのひろゆきと言えば、サッカー選手に例えるならばキレキレのドリブルと狡猾なマリーシアを駆使する相手にしたら最悪な選手だった。
ただもうここ最近のひろゆきは、明らかにドリブルでボールロストしまくりで全盛期と比べると悲しくて仕方がない。マインドスポーツでもやっぱり神経って衰えるんだなと。
いま世界中を騒がせているコロナウイルスに対して「中国は謝るべき」と発した野口氏に対して「日本脳炎について日本人は毎年謝るべきなんですか」という、この揚げ足のとり方は完全にひろゆきの悪い癖が出た。もうここ最近のひろゆきは論破のための論破になっていて完全に「2ch脳」そのものだ。完全に悪い意味で関わりたくない、昔ながらのネラーだ。
正直ひろゆきは真っ向勝負で勝ってきたわけではない。いつも隙を突くような技で勝ってきた。
しかもひろゆきの場合、お酒飲みながらいろんな人間に噛み付いてる構ってちゃんと化しているのでなおさらタチが悪い。
かつての栄光を求めて自分の力を示したがっているが明らかに頭がついていっていない。
中途半端な若者気分でいつまでもいる40代ほどダサいものはない。ひろゆきもいい加減老害サイドだと気付くべきなのに、気分は既得権益に逆らう層のままでいる。良くも悪くも氷河期世代の申し子というか。
まあこの逆境からどういう理屈で曲芸のように論破するのか楽しみですよ。
チェスでいえば相当な逆境から再度逆転したらかっこいい。ただもうそういう全盛期のキレを期待しても無駄なくらいひろゆきは「ネット民のカリスマ」や「ネ申」ではなくなっている。