ゲームのくだらなさはゲーマーが一番わかってるというか、証明してる。
そもそも、どこの世界にプロよりゲーム実況というアマチュアが人気な世界があるというのか笑
所詮このゲーム界が、ガチのプロ文化になりきれないのはこういうところにある。
プロ側もアピールや努力が欠けているし、「Eスポーツはこんなにも凄い」と言っているファンも結局アマチュア文化を求めているんだよ。
確かにどのプロ競技も、最初はアマチュアで遊んでいたのがいつの間にかプロになったという順序はある。
そもそも日本人はキャラゲー好きで、相撲も野球もプロレスもキャラの対戦だ。
本当に戦術的な団体スポーツが入ってきたのはサッカー以降だろう。
そのサッカーも、世間的には50代のカズがJリーグの最年長出場記録を更新した話が取り上げられるし、自分だって格ゲーだとウメハラにしか興味がない。
大体、ゲーム名人だとか言ってキッズにしか尊敬されないくだらない能力を極めている恥ずかしい大人が本来のオタクだ。
それを急速にかっこいいアスリートにしようとするから齟齬が生じるのだ。
Eスポーツの市民権を得たいと考えている連中は、まずこの日本文化について考えるべきだろう。
悪いのは「ゲームを競技として認めない老害」ではない。
そもそもあらゆる競技に対して日本人はキャラゲー志向なのだ。
ゲームに興味のない「一般人」という架空の層に喧嘩を売るより、既存のゲーム好きファン層の文化を考えるべきではないか。
どうやっても、テレビでEスポーツを小馬鹿にしてる老害芸能人が理解を示すことはないし、自分のなんとなくテレビを見ている親父がゲームもスポーツだと認めて明日からオリンピックのように観戦することはない笑
というか、それは世界でもそうだ。
Eスポーツ強国やIT先進国だとしてよく日本と比較される韓国ですら、中高年層は日本とそれほど違わないおっさんおばはんだ。
大体、そもそもEスポーツとやらを認めるべきか疑問だ。
あんなもの老害ではなく若者にさえ支持されていない。
大部分のゲーマーは過度の競技化を求めておらず、Eスポーツ路線でコケたゲームは多い。
デッドオアアライブという完全にエチエチ目的のゲームがなぜかEスポーツ格ゲー路線にかじを切り、不満を買ったという話もある。
自分の名誉のために書いておくが、これはゲーマーの友人から聞いた話だ。
なお、借りてプレーしたことはある模様
そいつ曰く「このゲームは競技路線よりコスチュームを増やした方がいい」
彼はわざわざDLCのエチエチ衣装を課金しているレベルだ。
格ゲーなのに格ゲー要素を誰も求めてはいない、そしてポリコレに抵抗し続ける、そんなゲームを応援することこそ日本人のスタイルだろと笑
何がリーグオブレジェンドだ、日本にはDOAがある。
そんな日本を愛しています(謎の愛国心)
正直日本からlolのトッププレイヤーが出るより、どうぶつの森みたいな日本のゆるい空気だからこそ作れるゲームで外貨稼いだ方がよほど国益だ。
必死にプレーする奴よりそのシステムを作るやつの方がよほど儲かるという社会のしくみでおまんがな(なお自分は下級国民である模様)
昨今のゲームは「くだらないことにマジになる恥ずかしい大人である」という意識が薄れつつあるように思う。
今はこのステップを飛ばしすぎようとしているのではと。
現状日本人は「誰がしているか」という要素か、「誰とやるか、どんな人がやっているか」というコミュニティ要素、そして簡単に楽しめるかというコスパとカジュアル要素を求めている。
casual
cost performence
communication or communnity
かつてカラーテレビ、カー、クーラーと呼ばれた新三種の神器のように、現代日本人は「令和の3C」を求めているというわけだ笑
ちなみにこの法則は、自分が勝手に考えたものの大体あらゆるコンテンツに当てはまる。
よって、ゲームを本気で競技にして市民権を得たければほとんどゲームに興味がない層に「老害」というのではなく、ゲーマー文化の内部から試行錯誤していくべきだ。
そして自分たち自身くだらないことにマジになっている恥ずかしい大人だという自覚を持って謙虚になるべきだ。
偉いことや凄いことやってると勘違いしてはいけない。
もーの凄ーく恥ずかしい大人たちでっせ、と。それは自分も含めて。偉そぶってはいけない。普通だったらもっとまともなことや、お金や地位が必要なことをやっている。
それなのに何がゲームだと笑
「ゲーム名人」という子供にしか尊敬されない馬鹿げた名称、改めてそういうその原点だ。
トッププレイヤーが稼いで、いい女も連れている、中国はこんなに進んでる?
あからさまに金に寄ってきたようなマネキンを並べて、エナジードリンクの飲み過ぎで引退するような奴らになろう小説のように感情移入しているからチースポーツだとからかわれるのだ笑
昔の古き良きオタクらしく、可愛気のあるオタクでいればもっと受け入れられるだろう。
実際、トッププレイヤー本人のインタビュー記事などを読んでいると謙虚で面白い人が多い。
ただ、その威光を借りてイキっているEスポーツ信者が問題なのだ。こういうファンは自浄作用を働かすこともできず、ただ攻撃的で排他的な雰囲気を作り出しコンテンツを衰退させる。
新興コンテンツに極めて多く見られる現象だ。
そのコンテンツ凄い=俺すごい、とイキリ散らす。
今のEスポーツとやらはまさにこれだ。
カードゲームってのは、将棋や囲碁のような完全実力主義のマインドゲームから逃げてきた頭悪い奴の居場所だし、ガチのコレクション趣味にも染まれない中途半端な財力の奴なんだよ。
運も財力も、頭脳も知識も中途半端
FPSってのは、エアソフトガンすらまともに扱えない不器用軟弱者貧困層のゲーム
格ゲー、そんなもん現実でワンパンでやられるチー牛のスポーツなんだよ
そして自分がやっているFIFAだって、現実で10回もリフティングできず、10分も本気で走れないおじさんのためのサッカーゲームなの笑
モンスターゲーム、それは競馬のように動物と一体になった絆は必要なく確実に指示を聞いてくれるデータを育成するだけのものだ。
ゲームってのは補助されて介護されて、大事なところは免除されてる甘い世界なんだな。
「ボクシングと将棋を同時にやるようなもの」というからおかしくなる。
本当のゲーム好きほどこのくだらなさをわかっている。
そして、それでも楽しいということを伝えようとするんだよ。
ただ一方的にゲームは今では世界に認められた競技だと押し付けるのは違う、ここははっきり言いたい。