elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

今のサッカー日本代表がつまらなすぎる理由

1.単純にユニフォームがダサすぎるから

 

慣れると思っていたが一切慣れない過去最悪の醜悪かつ悪趣味なユニフォーム

ダントツでワーストオブオールタイム

まさにGOATならぬWOAT

このユニのせいで日本代表といえば青というイメージが曖昧になり、サッカー感がなくなってしまった。地上波放送が一部無くなるまでは全試合見ていた自分ですら未だに違和感がある。背番号が似見えにくい、迷彩に日本要素無い、中途半端な赤など致命的な欠陥だらけ。

 

同じダサいユニでも、ラグビーの桜と赤白は日本人から愛される要素があるが、改めて日本要素皆無の今の迷彩が国民に愛されるはずもない。

 

久保建英が代表デビューしたときはまだロシアワールドカップ仕様のキットだったので、新仕様のこの迷彩で本戦も行くことが確実(通常、ワールドカップ後2年後で新仕様になり本戦を戦う周期)

 

2.ケイスケホンダ成分不足

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なんだかんだで本田のキャラは注目を集めていた。

自分の父親はかなり昭和の人間だが本田はかっこいいと言っていたし、数年前の新成人が尊敬するスポーツ選手1位だったこともあるように、ああ見えていろんな世代から人気がある。

外国人選手と並んだとき体格もそこそこいいし、格好が付く、そしてフィジカル負けしないというのも魅力だった。

 

いざというときに点を取る頼もしさもあり、未だに本田圭佑の発言はサッカー関連のネットニュースになる。逆に言えばそれほど今の代表には発言で興味を引く選手がいない。サッカー選手は何か物議を醸す言動をするというワクワク感がなくなってしまった。

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後継者としてはイキリキャラで点取り屋の鈴木優磨がいるが、監督がただの公務員気質なので絶対に呼ばない。

 

3.森保一だから

これこそ最大の理由

 

まさに無難な公務員気質で刺激が一切ない。

今でこそ公務員が女性から支持されるがそれはあくまで婚活の話。公務員が妥協の就職先と言われていたバブル時代ではないが、男としての刺激が皆無。あくまで日本におけるサッカーは派手な立ち位置の競技だが、完全に地味になってしまった。

なんとなく派手で面白そうだという求心力がない。

 

数ヵ月前、対戦相手国がコロナによって人数が足りなくなったとき史上初のフル代表VS五輪代表が企画されたが一切エンタメや興行をわからずつまらないスタメンを送り出し冷水を浴びせた張本人こそ森保一だ。

大迫がJリーグで復調気味なので、どうせまた嬉々として高齢の大迫を現状維持のために起用するだろう。とにかく起用が保守的で戦術が一つしかない。

外国人指揮官が何か新しいアイデアを持ってきてくれるのではないか、という教えを請い西洋近代化に邁進していた明治時代的なワクワク感もない。

 

4.ネームバリューと浪漫ある選手がいない

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戦力的には過去最高の充実度で、日本人が単にビッグクラブ所属だということに一喜一憂しなくなったことは進歩ではある。

選手たちは良くやっているので責られるどころか称賛されるべきではある。

ただ、南野拓実が一切リバプールで試合に出られていないことや、堂安律が思ったほどステップアップせずビッグマウスの割にワクワク感がない、中島翔哉ポルティモネンセに復帰しても試合に出ていないほど消息不明とかつてのNMDは崩壊

(南野に関しては俳優気取りなのか髪型までおかしくなった)

 

オナイウや古橋と新進気鋭の選手はいるが、これも3の理由と重なり起用法に期待できないので浪漫にはなりえない。いっそのこと呼ばれないほうが怪我もしなくていいと思ってしまう。三笘薫も結局ベルギーからスタートで、プレミアに簡単に行けるわけではない。

 

そしてアーセナル冨安だが、まだ現状日本人のサッカー観としてDFを楽しむ文化は成熟していない。セルヒオ・ラモスやファン・ダイクのようなスター性を持つにはもう少しアーセナルでの実績が必要となる。

遠藤航や伊東純也は実力は申し分ないが、年齢的に次のステップアップに先行きが見えている点もサッカーの辛さではある。

吉田が30過ぎてからのセリエA挑戦であれだけ進化したのでこの二人も新しい挑戦はまだないわけではないが。

 

5.久保建英はスターなのか

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2019年のライン検索データによると、2,30代男性の間では大谷翔平より久保が興味関心を持たれていることがわかる。

久保は2,30代男性(自分も含む)からすると、擬似的な弟や親戚の子のような存在で妙な親近感がある。期待を込めて応援したくなるような存在だ。

 

逆に今の10代男子が興味を持っているのはユーチューバーやゲーム、アイドルの話題ばかりで子供っぽいと言えば子供っぽいセンスだが(自分もかつてはそうだったからわかる)、だからこそ鈴木優磨が代表にいればと感じる。

鈴木優磨がイキリユーチューバーっぽい雰囲気でバリバリ代表で活躍していれば迷彩ユニもちょっとは似合っていただろうけど、今の代表のキャラとは違う。これに関しては次のワールドクラスに期待だろう。

 

久保に関してはいいプレーはするが、ゴールとアシストがつかないというパターンが多すぎる。東京五輪では土壇場でゴールを決めるスター性があったが、大会が終わると元に戻ってしまった。

 

これまでのエリートイメージから脱却した号泣シーンの人間味がこれからどれだけ支持を得られるか。タケが実は面白い陽気な少年だというのはサッカーファンは知っていた。スターというよりはなぜか憎めない国民の弟的なポジションが似合う存在だ。

 

6.サッカー協会、特に田嶋会長が害悪すぎる

もうこれは構造的な問題で、一般ファンの力ではどうにもならない。静かなる批判が視聴率にも現れていて、サッカーファン程今の体制に対する不信や抗議の意味を込めて興味を持っていないのが実情だ。

 

不自然な森保擁護記事が定期的に出されるのを見ても言論統制感があって不信感を煽るし、こんな腐敗した組織を素直に支持できなくなっている。

Jリーグパワハラ問題といい、かつては日本の伝統競技の定番だったことが、サッカーのものになってきていて日本サッカーどうなってんのという不信感に繋がっている。

 

 

7.アジア予選の意味低下、マッチメイクがつまらない

 

ワールドカップに出場することが夢ではなくなり、かと言って本戦ではギリギリ勝てないという今が一番伸び悩みの時期なのでワクワク感が希薄になっている。

 

絶対に負けられない戦いとやらで本戦に出場するも本当に負けられない本戦ではいつも負けているので冷笑されてもおかしくはない。

今回のアジア予選、敗退の危機があると言っても勝ち上がったところで本戦勝てそうにないからどの道同じという。出たあとの期待感があるから予選に期待するわけで、本戦期待できないのであれば熱心に見る必要もない。

 

サッカーファンからするとサッカーは世界が本気で競い合っているのでそう甘くはない、甘くないところが面白いという言い分もあるが、それに耐えるにはよほど魅力や中毒性がなければならない。

 

やはり時々ビッグマッチがあっていい勝負したり時には勝ったりという飴が必要だが、欧州がネーションズリーグに引きこもってしまいそれも難しくなった。

今はまだ近代国家として歩み出した日本がなんとか地位を認めてもらおうとしている我慢の段階だ。

明治維新でいえば不平等条約と戦っている頃のようなものなのだろうと思うしかない。

 

 

こうしていくつか理由を挙げてみたが個人的には1.ダサいユニ、2.サッカー的なキャラ不足、3.森保の3つが戦犯要因だと考えている。

 

この日本代表人気低下問題に関してユニフォームのことを論っている人をこれまで見たことがないが、ふと冷静になり実はこれ結構なマイナスポイントではないかと気付いた。

発表当初は批判もあったものの、今では誰も話さなくなったが、いや、地味にやっぱユニが失敗作だったことはじわじわと影響あるんじゃないかと。

 

それこそ1980年代の木村和司のFKぐらいから数十年、日本国民の深層にあった共同体意識というか集団記憶のような物が途切れたというか、端的に言ってサッカー日本代表のように思えない違和感が生じてしまった。

見た目からして日本代表の試合見ている気分になれない、というのは十分な代表離れの要因だ。

 

昔から見ていたことで青いユニフォームを着ている代表を見ると日本を応援しているという気分になっていたが、あのユニフォームだとそのスイッチがどうも入らない、説明しようがないがそうだとしか言いようがない。

 

2のケイスケホンダ不足は、よくザックジャパン時代の人気の話になったとき目にするがこれに関しては同じく強く思う。なんだかんだでKSKの存在は大きかったしカズ、ヒデ系譜が途絶えた事が惜しい。やっぱりサッカーはこういう派手なキャラがいてなんぼだ。だからこそUMAだったのだが、移籍失敗で自爆するアホでもあるので森保もだが本人も悪い。

 

3はもう、やってるサッカーがつまらない、森保の見た目や言動がムカつくとか協会がアレとか諸々だ。長年のサッカーファンほど今の体制が好きになれない。個々の選手が好きだからこそ、それを台無しにするトップが許せないという心情だ。

 

 

結論を導くのであれば、こういう諸々の複合要因が組み合わさって大きなマイナスになった。一つ一つの要因が大きい上に複合してしまったのだろう。

 

コロナで代表の活動が制限されたとか、そもそもテレビ離れが進んでいたというのもマイナスだったし、せっかくの大チャンスで誰かさんが久保と堂安温存してスペイン戦勝ちきれず銀メダル失ったというのももってない。

 

ほんと銀獲ってりゃなぁ、アセンシオがケーヒルドログバ、ハメス、デ・ブライネに次ぐ日本サッカートラウマ選手になったからなぁ笑

銀メダルと引き換えに得たものが久保君の号泣で、その久保建英がこれから挫折をバネに驚くほどステップアップしてくれれば惜しくないぐらいいい経験になるのだろうけど。アセンシオからポジション奪ったという話になれば漫画的でいい。今はマジョルカ再修行編だから。

 

それにしてもたった数年前までただの予選で視聴率2,30%がデフォだったって今思えば化け物コンテンツすぎだよなぁ。その超優良国民的コンテンツをBSどころかダゾーン送りにした協会無能どころか戦犯すぎでしょ。

 

たかが予選がジブリや鬼滅の再放送並みの数字を日常茶飯事で叩き出して、24時間テレビや大型歌番組SPよりよほど人気だった程間違いなく国民的スポーツだったというのに。

国民がとりあえず応援するという意味で「平成の巨人戦」がサッカー日本代表戦だったわけで、落ちぶれ方も同じだ。巨人人気は復活したわけだし、海外で言えばイタリア代表は自国で人気が復活した。そろそろ日本代表も改革していかなければ時代においていかれるだろうけど、残念そこは田嶋ですよっと・・・