親の学歴収入が子・孫の収入にまで影響する事実。
— ひろゆき (@hirox246) 2020年12月13日
親の収入高い
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子供は塾に入る
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子供は良い学校に入る
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勉強するのが当たり前で育つ
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大学行くのが当たり前で育つ
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高学歴で高収入になる
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良い結婚相手に恵まれる
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その子供は良い塾に入る
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よく親ガチャ論で「自分は貧乏からいい大学行った」という自分語りがあるが、この手の人たちは経済的には恵まれていなくても能力や環境が当たりだったりするのでこの議論の本質とはズレている。
親ガチャ論の本質というのは能力は外れてもサポートできる手段の多さに現れるわけだ。
例えば自分は大学受験失敗民だが、父親は大学にどうしても行かせたがっており田舎の貧困層から高学歴になるチャンス自体はあった人間だ。
ただこれをクリアするには国公立大学に現役合格する必要があったのだが、両親低学歴でそもそも遺伝ガチャに当たりが無い状態で怠け者な自分には無理ゲーだったわけである。
これがどんな私大でも行ける、数年浪人させてくれる、そもそも幼少期から親が勉強を教えられる、出来ないのであればせめて倍の収入を得て手厚いサポートをする、塾に通いやすい都会に住むなどが必要だったが両親は毎日喧嘩で教養なんてものは無いので自分自身が物凄く有能である必要があった。
しかし自分は両親よりは勉強ができるというだけで、学力は並でそもそも怠け者気質だったのである。
実は夜型体質は遺伝的に一定数いる、知能は遺伝する、先延ばし癖や規則ある生活が苦手などは発達障害の特徴など科学的に解明されるようになってきているが、当時というかそういった層の親はそういう認識も無く自分は特に父親に小言を何かと言われて育った。
なのに父親自身は子供が辞めてほしい喫煙や夫婦喧嘩、酒を飲んで母親に当たるなどを辞めない毒親だった。
自分の小学校のクラスで大学行ける可能性があったのは自分含め数人だけだったので田舎の貧困層の中では当たりだったけど、全国的にはハズレもいいとこで金しか取り柄がないのであればその倍は必要だったわけだ。
大学進学の挑戦ができるだけでも田舎ではまだ上位というのは都会民にはわからないだろう。
両親共に大学受験経験がなく金しか用意できないのであればもっと用意するぐらいじゃなきゃまともな大学進学は一代では難しかったわけだ。
浪人にとにかく絶対反対だったのも受験に対して理解がないし、私大はキツいという。
受験さえも新幹線で遠征して宿泊しなければならず、ここも気軽に何度も受験できる都会と違う。
ただ自分は両親や兄弟の馬鹿さを考えるとまだ勉強は出来る部類だったので、よくやったほうというか知能ガチャは当たりだったりのだろう。
中身に大したものが入ってないガチャ中からは当たりを引いたというか、10段階で言えばせいぜい5等までしか入ってないとこで5等は当て兄弟は7等だった的な笑
並の成績さえ出せず早期に勉強から離脱した両親の子として並の成績、教科によっては上位を出せたのであれば両親に対しては相対的に優秀だったわけである。
ただ自分は体力や運動神経で母親譲りのハズレを引いているので体力がある兄弟が人生は上手く行っている。といっても社会的には下だが、子供を複数人育てられるぐらいにはよくやっている。
自分は前述のように夫婦仲が悪くてキツかったので早い段階で結婚に幻想を持たなくなった。
ちなみに自分の友人に成績上位どころかトップも度々取っていたやつが居るのだがそいつも見事に落ちぶれているので、男は運動神経悪いとかコミュ力無い陰キャだったら余程優秀か金持ちでなきゃ挫折する。
男に必要なのは腕っぷしや根性、体力、コミュ力であって気質だけ学者型で知能が追いつかないのであればもう最初から馬鹿で運動神経いい方がよほどいい。
学生時代成績下層だった奴らがコミュ力や根性で普通に社会に溶け込めてたりするんだよなぁとお互いよく話している。男の陰キャは救われないし、男の弱さは許されない。
自分は手厚いサポートで学生時代に色々やらせてもらって幼少期から的確な教育方針で恵まれた環境で育てられてたようやくいい大学行けるレベルでしかなかったのだ。全部自力で難関突破しろは無理ゲーすぎた。
いわゆる努力ができないタイプで、成績上がればお小遣い増やすみたいなわかりやすいメリットが必要だったのだが何もかもサポート無さすぎて高校時代は辛いだけだった。
無駄に校則も厳しく、生徒の質も悪い。
中学受験からさせてもらって自由な校風の場所でエリート仲間と過ごしたかったが、まず田舎は中学受験自体がありえない上に高校も選択肢が少なすぎるわけだ。そして寮生活ができるタイプでもない。寮生活は陽キャっぽい奴らですらキツそうだったし、途中やめたやつも数人いたレベルだ。陽キャでオタクにも優しいタイプのギャルだったけど高校中退で今は何をしているのやら。そんなやつでも寮生活はキツイのだから陰キャには集団生活などもっと無理だ。
徒歩圏内に塾がない、休み時間に誰も勉強しない、青森から京大に行った人の記事見たことがあるがマジで田舎はこんな感じだ。
小学校時代こんな自分でも男子で1番成績が良かったぐらいなので田舎がどれだけ馬鹿の集まりか推察がつくだろう笑
10人にも満たない男子だったが、自分は大学受験や進学のチャンスがあっただけマシで、自分とあと一人以外は大学進学など夢にも思わないレベルの奴らだった。そんな環境だった。そんな場所で自分は1番頭脳面は優秀なはずだった。親父が中卒というコンプから作ったにしてはできすぎるほどよくやっていたのが自分だった。
そんな原石もちゃんと育てられなきゃ育成失敗するだけなんだよなあ、という意味でやっぱり親ガチャは否定できないことなのだ。
ちなみにそのクラス20人もいない小学校で大学に進学し筑波行ったのがやはり金持ちの女子でその娘が放課後遊んでいる姿や、教師に怒られてる姿は6年間で一度も見たことがないレベルで優等生だった。
もう一人の女子は地方国立、いわゆる駅弁大学で、男子は自分が無理だったから大学進学は全滅した笑
でもあれほど頭いいと思ってたその女子がやっと筑波レベルで、サッカーの三笘薫がJリーグはいきなりキツイからと進んだ程度の大学が田舎の限界なんだなあと。田舎は大学出ただけで頭いい天才扱いである。旧帝や早慶がいくらでもいる都会民からすれば別世界で想像もつかないだろう。男子全員高卒と考えると田舎は途上国で間違いなく、そりゃ都道府県別収入格差として現れるわなと。ちなみに自分らが落ちこぼれだったのではなく、他の学年も似たようなものである。それどころか自分が学校全体で優秀だったぐらいだ。
「田舎は高校の選択肢が無い」と上記したが、高校選びも自分は間違えたというかそれしかなかった。
行きたいところには届かない、自分の偏差値に合うところは遠すぎる、行けるところは自分よりちょっと馬鹿で、そこしか普通科でなかったのが前述の校則が無駄に厳しく、無駄に学校行事にガチな高校だ。
運動部の特待でスポーツ科には入れない程度のようなやつらがとりあえず席を置くレベルの学科で、ほとんどが大学受験を考えてるクラスを求めていた自分には合わなかった。怠けてそういう進学校には受からない自分が悪くはあるが笑
ただある程度努力して自分に合う程度のところが遠いというのは地域ガチャハズレで交通手段が整備されて学校が多い都会だったらそこ行けるのよ。
レベルが高い志望校に行けないが合うところは遠すぎて、仕方なくちょっと自分よりレベルが低いところに行ったら民度もやっぱり低かった。親ガチャ、地域ガチャを外すとこういう無駄な苦労もさせられるわけだ。まあそいつらも面白くて別にそこまで嫌いではないのだが思っていた青春は得られなかった。
し大学も落ちたので結果無駄な3年で終わった。
授業中喋るか寝るかが普通なので、大学志望じゃない奴らがそこそこいるとそういうことになる。
親父は理解ある育て方してれば息子を良い高校、そして大学に進められた事を田舎で生涯自慢できていただろうに、そういう夢は叶わなかったのは自業自得だろう。自分が馬鹿で高校さえ出られなかったコンプを子どもに押し付けたんだろうなと。自分の夢を子どもに追わせるのはやっちゃいけないことだったわけだ。
東大生がそれでも前に進むしかないと書いていたが、そう東大生は正解を答えるのが得意だからそれは100%間違っていない。
でもこれは正解を答えりゃいいという問題でも無いんだよなぁと。
おっしゃるとおりごもっともなんですよ、でもそういうのじゃないんだよなぁっていう笑
そもそも両親共に陰キャっぽいし、妥協婚だからそりゃ自分も陰キャになるのよ。男は陰キャに育つとめちゃくちゃハードでいろいろ苦労する。
それで精神的に疲れた状態からスタートなので、スタートラインが後方に置かれて足が遅い上に疲れた身体で、スタートラインが前を休息万全で走るフィジカルエリートのそりゃ勝てませんわという話なわけだ。そりゃ後者は走るのが得意だし好きになるし、前者は走りたくなくなるわけだ。
それで一生懸命走ってもご褒美が貰えたり褒めてもらえたりするわけでもなく、なんで遅いんだ努力や根性が足りないと怒られ、チヤホヤされて楽しいのは後者なわけだ。
この辛さは親ガチャ成功民には絶対分からないしわかりたくもないだろう。わからない人生がいいにきまってる。
明日カノの雪が「埒外に居る人間のことを思いやれない、存在に気づきもしない想像力のない人間」と言っていたがまさにそれだ。
本田圭佑が「できるかできないかじゃなく、やるか」と語っていたが、発達障害ってできる人は結構多い。
ただ「できるけど疲れることが多い」が発達障害の特徴らしく、こういうのも認知されて理解される世の中になればいいけどそうはいかないんだろうなあとまた精神的に疲れてしまう。
ちなみにネットの自称発達障害の殆どはただの無能な怠け者だが、自分もまさにそれである笑
米津玄師と同じASDっぽい症状に自分も当てはまるなあと思っていたが24時間テレビでガチの自閉症の女の子が出ていてファッション発達障害はあかんなと考えを改めた。本当の発達障害の人の行動などをネットで知るとまだ自分は全然健常者だなと思うが、先延ばし癖逃げ癖がキツいのも辛いんだよな。
これも遺伝子ガチャ外れの形質で、とにかく疲れることが多い。少ない体力や気力、熱意でぱっと何かやってすぐ結果出せるぐらい有能じゃないと楽しくなくて続かないわけだ。資格や創作なんかでもそれで辞めた事は多い。何か始めようと思っても支援やお金が無いという家庭だとやる気がその都度消滅するというのが繰り返されてしまう。称賛や理解、支援、応援が無いと続かない無気力気質になってしまったというか、昔からそれだ。
根性がある体質ではないので、理解ある親に家庭学校ともに恵まれた環境で育ててもらえればこういう気質も治っていたのだろうか、あるいはその気質にあったやり方を身につけられたのだろうか。
スポーツ少年団を辞めた事部活やらなかった事なんかもやっぱり何かあると小言で言ってくる親父だった。根性ない体質の子供と根性論親父は相性が悪いんだよなあ。
脳が萎縮して元々体力ない上にメンタル削られるので、キツく言われること、怒られること、称賛がなく指摘だけされること絶対NGなのよ自分は。西野カナのトリセツかよ笑
あるいは物凄く丁寧にデリケートに専門的な知識で育てないと枯れてしまう植物みたいなタイプだ。
どんな環境でも種蒔くだけで生命力強く育つ侵略的外来種みたいな植物じゃないねんワシは。絶滅に瀕する保護活動が必要ないタイプだが、人間でこういうのは絶滅していくんだろうな笑
それにそもそも男が家庭環境悪かったとか病んでるとか言ってもヨシヨシ慰めて貰って理解ある人に支えてもらえるわけではないので、男は強く生きていくしかない。
蛙の子はカエル、陰キャの子は陰キャ、低学歴の子は低学歴。一度でも鳶が鷹を生むことを期待した両親が馬鹿だっただけさ。
わさびのように使われる用途が特殊で栄養=能力が偏って、清流で丁寧に育てないといけない野菜みたいな歪な食材だったのが自分だったのである。でも親はそこらの畑で育てればいい普通の野菜だと思っていた。
実家から徒歩圏内に中学、高校、大学、塾が全てあって身内に大卒がいる人は勝ち組だ。それら全てが自分には無かったので余程自分自身が努力家か有能に生まれなければならなかった。以上、親ガチャの呪縛を解こうと思って失敗した男の物語であり、一応その戦いは続いている。