最近37都道府県で運動部入部率が過去最低になり、ついに自分が正しかったという時代来たなと思いつつ、遅かったとも思うし、最近のキッズは合理的なのか陰キャ化が進んでいるのかとあれこれ思うところがある。
ゆとり世代ですら自分の中学時代はほぼ男子は全員運動部で文化部は人権がない、帰宅部は異端児というか自分一人とあと障害者だけだった。
文化部=ダサいというマッチョ系社会だ。
ちなみに最低の奈良県が50%なのだが、重要なのは奈良県は貯蓄額や持ち家率、年収、大学進学率、だかとにかくそういったいいデータが高く隠れたエリート県である。つまり優秀な県民ほど運動部を避けるということがデータに現れている。
それにしても半数が運動部ではないというのは自分の世代では考えられない。いい時代だ。自分なんて9割というか自分以外男子は全員運動部だった時代だ。ただこれは吹奏楽部入る女子込みのデータなので、男子は依然として7割ほどが運動部だろう。
ある意味で部活動強制という風潮の中で、自分だけが旧日本軍の徴兵を拒否しているような状況だったのかもしれない。誰もが小学校の頃の緩やかな上下関係そのままでいたいのに、部活動という場所に徴用されていったけど自分はそこが自分に耐え切られない場所だと予測がついたから拒否した。
部活のメリットは体力や根性、コミュ力がつくこととされているが運動部で燃え尽きてニートになったとか、学生時代は友人と楽しくキツイこともやれたが仕事は嫌すぎて辞めたという例もある。
学生の青春と社会の厳しさは違う。
はっきり言って部活のメリットは異性との出会いだろう。
陸上部や弓道部みたいに男女混合が多いとか、サッカー部やバスケ部みたいに女子ウケがいいなんかはいいだろう。
あと女子の立場だとすると、吹奏楽部は練習きつすぎて運動部並みの地獄確定(音楽教師は無駄にこだわり強い)、そして自分が個人的に聞いた話だと女子の運動部はほぼいじめがある。女性の運動部経験者はいじめ経験率も高い。男以上に無駄に体育会系になりがちな上に、女性特有のノリが加わって悪化するという地獄。しかも女の運動なんて将来トップですら金にならない。
あと運動部がモテると言っても個人差があり、自分の友人は元バスケ部だけどそんなことはないし、自分がサッカー部だったとしても帰宅部時代と同じ結果だっただろう。男女混合部活も部員同士くっついて自分だけが余ったら惨めすぎるだろう。そもそも学生時代って違う部活や違うクラス同士付き合うことが多く、同じ場所だと気まずいとか恥ずかしいとかある。知らんけど。
というか学生時代何部だったかというのはその時だけだが、学歴は一生ブランドになるので勉強ガチるのがいいだろう。
ただそういう考えで自分は勉強を怠けて、運動部が部活で培った根性で受験も乗り切ったみたいな例も目撃している。あと部活は推薦に有利だ。
と言っても枠は狭いので学歴目的でガチるのであれば素直に普通入試を狙うべきだろう。
あと元級友で弓道部を知っているがめちゃくちゃ厳しい顧問だったので、結局顧問ガチャだ。吹奏楽部は音楽教師が無駄にこだわり強いパターンと同じで理系教師でめちゃくちゃ厳しい人だったという。
一度自分は高校時代その弓道部に入ろうと思ったが、心底入らなくてよかったと当時思った。
このまとめ記事では運動部は燃え尽きて運動しなくなり太り、帰宅部は運動しなかったことでジムに通いだしスタイルを維持しているという話もあった。
これは帰宅部出身としてわかる。学生時代運動から逃げてきたことで宿題として大人になってから運動しようとする心理だ。
そもそも自分は小学校時代の週二の軽いスポーツ少年団で音を上げて、中高ではもっとキツイことは無理だと悟り帰宅部になったのでそれ以外は選択肢がなかったとも言える。田舎なので部活のバリエーションも少ない。
逆に小学校時代のスポーツ少年団に入りずにいた奴らこそ、中学高校以降の運動部のキツさを知らずに生半可な思いで入って地獄を見る。
自分は小学校でそういったキツさを事前にスポーツ少年団で苦い経験で知って、自分の気質に合わないと決めて中学高校以降は帰宅部で部活に入らないと決めた。
高校に入ったら怪しげな研究会や涼宮ハルヒのSOS団みたいなものがあると思っていたけどそんなものは無い。eスポーツ部なんてまだ無かった時代だ。オカルト研究会なんてあるわけがない。今ではメジャーなダンス部すらなかった。
これ似たようなことで、おそらく「音楽好きなんだけど、吹奏楽部は陰キャで地味ブスな女子ばっかでダサいし軽音楽部が俺のときにあったらなぁ」と思ってる男性は多いはず。
ミリタリー研究会やチェス部、射撃部、模型部などあればよかったけど、ある意味自分は学校から帰宅してからエアソフトガンで日が暮れるまで射撃訓練をしていたので部活として存在しないだけで「セルフ射撃部」だったのかもしれない。
たった一人の部員自分。まあスナイパーというポジションなので孤独はつきものだ。黙々と内向的、職人的に狙撃を追求するというのがスナイパー気質だったのだろう。
田舎だからこそ自分好みの部活が無かったが、逆に言えば田舎だからこそ射撃ができた。今でもこの愛銃の東京マルイのVSR-10は強い思い出がある。
まあでも中学時代の部活仲間が一番続くというし、辛い経験を分かち合うというメリットはかけがえのないものだ。
とはいえ結局、友達ができるかどうかというのは部活は関係ない気もする。
自分は中高時代仲良かった奴はバスケ部、サッカー部、陸上部、ソフトテニス部、野球部、剣道部とその中で陰キャっぽいやつとつるんでいたからキャラでしょ笑
だから前も書いたけどもオタク知識をつけてオタクの中で一目置かれるキャラになれば似たようなやつで集まれるのだ。
ということで今度から自分は「制度として存在していないだけで自主的に射撃部でした」という巧妙な過去偽装を使おう笑
でもいやいや部活やっている奴らよりは本気でやっていた。
自分が設立し自分しかいない非合法な元セルフ射撃部かつ表は顔は帰宅部という異色の経歴を持つ男
「非合法なアンダーグラウンドで地下活動として射撃訓練を行っていた」と表現すれば無駄にかっこいい笑
実際前述の軽音楽部が無い学校の話でも、バンドマンなんかは部活はいらず放課後仲間同士で楽器を持ち合って練習してそれで有名になったミュージシャンなんかいくらでもいるだろう。
これが「厨二病」だ。