世のおばさんが覚えていた頃にはもう去ろうとしている平野紫耀、儚かったな。
今更バラエティで見て、一応ちょっとクロサギも見ていたらしい。
ただバラエティで運動神経を披露することはもう散々体力が全盛期の二十歳前後でやって、今は表現の仕上げに入りたい年なのだろう。
平野も男としてただ体力の勢いに任せる時期は過ぎていてバク転、バク宙は厳しいという腰が悪い説もある。
結局、平野紫耀の体力的な全盛期を見られたのは少年倶楽部というジャニーズJr.時代を見られたものに限る。
これはジャニーズ自体の問題で、少クラ時代はめちゃくちゃかっこいいことをやっているのに、デビューして地上波になると売れ筋の生温いことをさせられやりがいを失っていく。
ここで認識的不協和が発生する。
平野紫耀のジュニア時代の身体能力全盛期の運動神経とパフォーマンスを知っている者と、ようやく今になって名前がわかる者。
前者が自分で、後者が母だ。
昔からキンプリ以前の平野を知るやつ→ジャニーズJr.としてはオーバースペックなぐらいあらゆる面でハイスペだったという認識
今になって平野を知るやつ→ジャニーズにこういう子いたんだ
ただもう遅いのかもしれない、全てが。
だったら、もう平野紫耀の好きに追求させてやれとは思う。全てはジャニーさん崩御が狂いの始まりだった。
だからせめてクロサギという遺作だけでも見届けよう。