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elken’s blog

ジャニーズ、サッカー、軍事、創作などあらゆることを評論するブログ

リオネル・メッシのボディバランスは異次元

サッカー フォワード 南米サッカー選手 サッカー育成論

最近もはや中盤の選手としての能力さえ完全に覚醒しつつあるのがリオネル・メッシだ。年々プレーエリアを広げ、できる能力の幅を拡大して言っている。まさに万能サッカー選手でありサッカーにおいて必要な能力を最大限に兼ね備えている。

基礎的な能力が圧倒的に高いためどのポジションでも応用が効くのがメッシの特徴だ。

フォワードやミッドフィルダーはもちろんセンターバックすらやれないことはない領域にまでその能力は高まっている。

そしてそのメッシを支える真の能力とは何なのか。

 

それはボディバランスである。

メッシの場合そのボールタッチの繊細さや決定力、ドリブルなどが注目されがちだがそのすべてを支えていると言っても過言ではないのがボディバランスだ。あの異次元のボディバランスがあるからメッシのプレースタイルは可能と言っても過言ではない。

仮にメッシのドリブル能力やテクニックだけがあってもあのボディバランスが無ければ絶対に同じプレースタイルはできないだろう。169cmの選手が相手のあたりをものともせずにドリブルで進行していく理由はそのテクニックや判断の速さにだけあるわけではない。非常に芯の通ったでありながらも柔軟かつ速い動きにも対応できるボディバランスがあるからそのドリブル能力を最大限に発揮できる。

ドリブル技術だけを鍛えてもメッシにはなれないし、似たようなドリブルをする選手が世界中に存在してメッシ2世やどこそこのメッシと言われているが彼らになくてメッシにはないものがまさにボデイバランスなのだ。

牛肉消費大国、生産大国のアルゼンチンで育ったメッシは骨格そのものが非常に頑丈であり豆タンク的な体型をしている。非常にサッカーに適した体型であり重心の低いドリブルで自由自在に動き回ることができる。そして当たられてもその衝撃を逃すことができるので密集地帯でのドリブルも難なくこなすことができる。

 

逆に技術だけのテクニシャンだが前の激しいエリアで通用せずに安全地帯だけでのプレーに終始してしまうのはボディバランスや体の強さがないためにつぶされてしまうからでもある。技術が足りないというよりも当たりの弱さで全然の激しいエリアからはじき出されてしまうのだ。メッシがどんな密集地帯も苦にせず切り込んでいけるのはそのボールタッチの繊細さや技術の正確さと速さがあるだけではなく、相手のディフェンスのあたりにも動じないボディバランスがあるからなのだ。

 

どれだけ技術があっても当たられてしまえばブレてしまいその精度は落ちてしまう。メッシにはほとんどそれがない。当たられた状況でも技術が落ちることが無いのだ。当たりの弱い状況ならばテクニカルなプレーをする選手はいくらでもいる。しかしあれほど当たりの強いスペースの無い場所でドリブルやキープができる選手は限られてくる。だからメッシは世界最高の選手と評されるのだ。

そしてこの特徴は同じアルゼンチン出身の選手にも当てはまる。先人のマラドーナも160cm代の選手でありながら圧倒的にフィジカルコンタクトに強くびくともしない強さがあったし、現在世界中で活躍するアルゼンチン人サッカー選手のほとんどが小柄だ。むしろ長身のアルゼンチン人選手を探すことの方が難しい。それらの選手を支えているのはまさにボディバランスだ。アルゼンチンの荒いサッカー、そしてアルゼンチン人に人気のフォワードというポジションの激戦区で生き残ってきた選手は非常に強い。だから世界中でアルゼンチン人フォワードは活躍している。

そしてその彼らに共通するストロングポイントこそまさにボディバランスなのだ。

日本ではメッシのテクニックやアジリティ、判断能力において非常に議論されることが多いがそれに比べてボディバランスの強みはまだそれほど知られていない側面がある。小柄な選手でも鍛えられるしむしろ小柄な方が有利になる場合もあるのがサッカーにおけるボディバランスという要素だ。その部分の研究や育成はもっと日本サッカー界で盛んになっていく必要があるのではないだろうか。

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