elken’s blog

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もしかしてバルセロナは復活したのだろうか

まさかバルセロナがここまで調子を取り戻すとは思わなかった。

もう「2017-2018シーズン早く終わればいいのに」とさえ言われていたら、蓋を開けてみるとバルサの連勝街道がスタートして、レアル・マドリードが苦戦している。

 

リーグ戦開幕直後というのはまだ試合数も少なく順位も正確には定まっているとはいえないがレアル・マドリードが7位というのも興味深い。

逆に「真のレアル」であるソシエダがバルサと並んで首位になっている。

 

ネイマールが退団し、その後の補強で苦労して主力選手も衰えが見え始めて、悲観的な予想が開幕前は多かった。

逆に7位オタがめちゃくちゃ調子に乗っていてたのが開幕前までの話だが今では立場が逆転している。

バルサオタですら元気なくしていたのに、今ではもう完全に勢いを取り戻している。

 

「やっぱりメッシは神だった」という一言に尽きるぐらいリオネル・メッシが凄すぎる。中央に近いエリアでプレーしたときは特に輝きを見せることも証明された。

もはやトラップが異次元過ぎてまるでシュートのようなパスを変態トラップで納めてしまうから凄い。プレーの連動が止まらないことによってもはや相手ディフェンス陣がついてこれない。

 

あとは思いのほかネイマールがいらなかった、というかいらない足かせがどっか行ってくれて清々しているレベルでジョルディ・アルバが一番それを思ってそうでもある。

 

スアレス、ラキティッチ、イニエスタあたりの選手もここら辺が売り時なんじゃないかと言われていたが謝らないといけない人がバルセロニスタの中にも多い。

というか自分も「イニエスタ、ユヴェントス移籍してもいいんじゃないかな」と思っていたのは事実だがそのイニエスタが輝きを見せている。

 

そもそも昨シーズンも後半は鬼神のごとく追い上げを見せてレアル・マドリードが一試合でも落としていれば逆転優勝できる可能性が高かった。

とくにメッシが90分に決めて3-2で勝利したクラシコの時は本当に完成度が高く、実はその時ネイマールは出場していなかった上にメッシが中央寄りのポジションを取っていたため現在のチームの雛形に近い物が既に見えていた。

 

サッカーを見ていて最終的に行き着く境地が「メッシすげぇ」の一言で、一部の白いユニフォームを着た人たちを除いて誰もがそこに気付く。シャビがあれだけメッシ礼賛ばかりするのは当たり前のことで、難しい事はともかくメッシすげぇに行き着く。

自分もサッカーが好きになっていきなりメッシ信者になったわけではないが、今では完全に魅了されている。

 

他にはやっぱりスアレスの動きはいちいち面白い。

いい意味で動物を見ているみたいと言うか、謎の動きをしたり無意識のうちに面白い動作が出ている。さすが飛んでるドローンをシュートで打ち落とす天才である。

 

ウスマン・デンベレは遂にデビューしたがまだ本領は発揮できていない、しかし既にアシストは決めている。バルセロナに移籍した選手があの環境でどんどん上手くなっていくというのは何度も見てきた光景で、デンベレもパウリーニョもセメドも見違えるほど成長するかもしれないし、その頃には優勝しているかもしれない。

2014-15シーズンは、その前のシーズン無冠で終わってレアル・マドリードがCLでも優勝して暗黒期っぽい感じがあったが結局バルサが三冠を獲ることになる。

その時の再来になってくれればと期待したい。

 

「バルセロナ暗黒期突入説」が本当にささやかれていたのがたった数週間前の話で、ここまで劇的に変わるとは思っていなかった。

あれなんだったんだろう、リアルに。サッカーファンは記憶飛ぶのも早いし切り替えも早いので、ちょっと前のことですら既に懐かしいし手のひら返しどこじゃないレベルで評価が変わっている。

「あまり私を怒らせない方がいい」的なノリでメッシが本気を出し始めたのかもしれない。

スペインの本場の煽りあいや選手に対する批判というのはとてつもない物があるから、選手たちも相当モチベーションに変化があったようにも思う。

 

リーガ・エスパニョーラは優勝できそうで、UEFAチャンピオンズリーグもレアル・マドリードさえどこかで消えてくれれば可能性はあるし言う程直接対決も悲観的ではなくなってきている。

 

もちろんリーグ戦というのは始まったばかりの段階では判断できないが、若干ポジれる感は出てきた。

どうなるか様子を見てみよう。

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