elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

TWICEのダヒョンはなぜ動きが全部面白いのか笑

今自分が最もハマっている女性アイドルはTWICEのキム・ダヒョン(金多賢)というメンバーである。この子は正統派の美人ではないけれどもアイドルとしての魅力は本当に完璧で見てるだけで楽しいメンバーだと自分は思う。

 

特にダヒョンの魅力は「謎の動き」にある、動きのすべてがコミカルでついつい笑みがこぼれる良さがあるし、ファンや見ている人を喜ばせようというエネルギーを感じる。

説明がつかない面白さというかダヒョンのリズムでしかできないような面白さがあって、とにかくかわいいの一言に尽きる。

 

韓国に行けばこういう顔の子はどこでも見かけそうなぐらい自然な感じがして、従来のK-POPアイドルとは違う魅力がある。今まではちょっと美人過ぎるというか、綺麗なメンバーが日本で人気になることが多かったと思う。

例えばKARAのク・ハラやカン・ジヨン(知英)は凄く美人で綺麗だけども、あれは韓国の上位1%の国宝級の美であっておそらくそこまで見かけることは無いだろう。

 

ただダヒョンは日本人が日本にいながらでも親近感を持てるような親しみやすい顔をしていて、言葉がわからなくてもその魅力が伝わってくる。

自分の場合少女時代ではテヨン、KARAではスンヨンのほうが好きだからこういう顔の方が自分の好みにも合ってる。

 

こういう面白い子いるよねというかイメージが沸きやすいし、いつもみんなを笑わせるために面白いことやってるんだろうな~と想像がつく親近感がある。

 

それでいて実はピアノがものすごく上手かったり、ラップがかっこ良かったりスキルがあるのも魅力がある。ただ単なる面白キャラではなく意外な特技を披露するとかっこいいところも好きになれるところかもしれない。

ダヒョンのラップはほんと好き、何度もそれだけ見ていたいぐらいに飽きない。

ダヒョン

そして何よりもやっぱりキャラクターが面白すぎる!

日本のバラエティ番組に出たら韓国人メンバーの中だと一番のりが通用しそうな、どこでも可愛がられる魅力があるし何にも積極的で自分をオチにしようというのがわかってるなと思う。そういう積極性はどこでも通用すると思う。

日本語も頑張って覚えていてチャレンジ精神がとにかく豊富、そしてそれが意味不明な動きになる時が本当に面白い。

褒め言葉で言うと小動物みたいというか、ダヒョンが何かをすると皆笑顔になるんだよなぁ。日本語覚えたらぜひ普通の一般バラエティで見てみたいメンバーの一人。

 

髪型もいろいろ積極的にチャレンジしてて、顔の素朴さとのギャップが凄くかわいいしとにかくおもろい明るさがある。

"ノリノリなお豆腐"という愛称だけあって本当にノリノリで見ていて癒される。

有名な音楽に合わせてノリノリで振り付けするところはなぜがダヒョンがやるとすげぇ面白くなるしサングラスかけたときは最高!

あれを見てるだけで1日中過ごせるレベルにコミカルで面白い。

 

天真爛漫というよりもやっぱり謎のコミカルな動きと表現したほうが的確で、とにかく笑いを取るところが最高に良いなと思う。

日本人メンバーのサナとモモが可愛がってるのも、後輩や下の学年にこういう面白い子いそうな感するからかもしれない。どこか共通しているところが日本と韓国でもあって、イメージしやすいなと思うしそのまま通じるところがあるのかも。

 

韓国人のファンにとってはTWICEの中で"庶民的"なメンバーだと思うけども、韓国人にとって庶民的なのというのは日本人にとっても何となくわかるところがある。

例えば韓国の普通の景色を見るとどことなく懐かしさと親しみやすさがあるように、韓国に普通に良そうな子は日本人の自分にとってもなぜか親しみやすい。

 

凄く綺麗な子よりも、こういう面白い子のほうがずっと見ていられるのは凄い観光地よりも普通の街並みの方が居心地が良い事と似ているかもしれない。多分韓国の街の店員にダヒョンちゃん似の子はちょくちょくいるんだろうなという想像が付く。

ダヒョンちゃん、日本語上達するの楽しみにしてます!

そしてもっとそのノリの良さの魅力を知るためにちょっと韓国語も覚えて行こうかなと思う。

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ACミラン新10番、その男の名ハカン・チャルハノール

中国資本による新体制に移行したACミランは、本田圭佑の退団に伴い新しいエースナンバー10番の選手を探していた。近年低迷するセリエAの名門を立て直す司令塔が必要とされていた。

その白羽の矢が立ったのはハカン・チャルハノール、トルコ代表でプレーする期待の若手選手でありその才能は高く評価されている。

 

正直な話この一報を聞いたとき近年のACミランを見続けてきた自分は大きく驚かされた。

「今のACミランがこれほどの選手を獲得できるのか」と。

チャルハノールと言えば次世代スター候補であり、世界中のビッグクラブが狙う逸材である。そのフリーキックはワールドクラスの領域にあり、キックの精度は世界トップクラスの選手と比べても遜色は無い。フリーキックやセットプレーの質に限定するのであれば世界の十傑に入ると言っても過言ではない選手である。

チャルハノール

そんな選手を今のACミランが獲得できたことはやはり中国資本の影響だろうか。

ACミランができる範囲内で非常に"巧い"補強をしたという印象を感じる。

新しい10番の候補としてハメス・ロドリゲスやセスク・ファブレガスなども取りざたされていたが現実的にはやはり高望みであった。ミランが現実的に獲得できる範囲内で最高のプレーメーカーを入団させることができたと言えるだろう。

現実的な範囲内での補強にもかかわらず、本来のACミランらしく華やかな選手を獲得することができた、それが率直な感想になる。

 

またハカン・チャルハノールとしても出場停止の問題があり一時表舞台からは姿を消していたが、その時期に目をとめてくれたACミランには大きな恩義を感じクラブのために尽くしてくれるかもしれない。

元々ドイツ代表に選ばれる可能性があった逸材だが、学業との両立を問題視され困難な状況にあった時期に手を差し伸べてくれたトルコ代表に今は忠誠を誓っている。アルダ・トゥランが代表を引退した今後、トルコのエースとして台頭していくのは間違いなくチャルハノールだろう。

 

そういった忠義に厚いこの男はACミランの10番として相応しく、まだ20代前半という事もあり数年後大きなステップアップをしていてもおかしくない。30億前後の移籍金が今回発生したが、もしACミラン再生の軌道に乗ることができれば数年後倍以上の移籍金を残しこのクラブを旅立つか、このクラブのレジェンドになるかもしれない。

 

しかしここまでの見方はあくまでも希望的観測にすぎない。

サッカーの世界は思い通りにならない事や予定通り進まないことに溢れている。正直なところチャルハノールを現段階で過大評価することには一抹の不安がある。

チャルハノールのプレースタイルを一言で表せば「トルコ版清武弘嗣」というイメージに近い。

 

フリーキックは非常に評価されており疑いの余地はない。そして足元のテクニックや流動的な連動にも問題はない。更に代表の試合を見たときも、ブンデスリーガの試合を見たときも類稀なる才能や存在感を発揮している。

清武もまた日本代表やブンデスリーガの試合映像を見たとき、非常に傑出したテクニシャンのように見えるし人を高揚させる技術やファンタジー性がある。

おそらくブンデスリーガと母国の代表の試合だけで判断するならばハカン・チャルハノールも清武弘嗣も優れた才能を秘めた選手に見えるだろう。清武もかつてはこれからワールドクラスに躍り出るスター候補として扱われていた。

 

トルコ代表の試合を見たときチャルハノールは確かに面白い選手であり、ボールを保持したとき何かを起こしそうな気配がある。

その時に感じた印象は清武弘嗣を日本代表で見たときの印象に近い。

セットプレーは一級品、流れの中でのプレーも連動性が高いときは準ワールドクラスという意味では共通している。

そういった選手が果たしてACミランに加入した場合存在感を輝かせることができるかと言えば未知数な部分はある。

 

ただそのセットプレーの技術で流れを度外視して得点をもたらすことは大きな強みであり、ユベントスやASローマのような上位勢との試合に大きな役割をもたらす可能性がある。更にまだ若いため経験を積むことでより成長するという伸びしろがある。セリエAにアダプトすれば眩いばかりの輝きを見せることができるはずだ。

ACミランが根気強くチャルハノールを見守れば数年後世界屈指のテクニシャンとして扱われている姿が思い浮かぶ。

サッカー選手が順調に成長するかは時として様々な要因に左右される。本人の才能や努力だけではどうにもならない部分があるのもまた事実だ。

ACミランとハカン・チャルハノールの新しい物語が上手くいくことを願わずにはいられない。

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ついに無所属になった本田圭佑、次の移籍先はどこ?

7月に入ったことで正式に本田圭佑とACミランの契約は終了した。長かったようで短かった3年半も過去の事であり本田圭佑はもうACミランの選手ではない。

名実ともにACミランの選手ではなくなり、これから赤と黒を意味する愛称を持つロッソネロでプレーする本田圭佑の話というのはもう過去のことになる。

 

こうして見ると感慨深い、良い事ばかりではなかった日々も終わってしまえば面白かったような気がしてくる。あの入団会見から月日はあっという間に流れた。

最近のACミランの状況がどういったものであれ、セリエAの名門クラブの選手を自国の選手の話題として語れたこの期間は日本人にとって貴重な時間だった。確かにイタリアメディアからは批判にさらされたかもしれないが、まずそういった批判される状況にたどり着くことができる選手自体が多くはない。あのクラブで日本人選手が出場できたことだけでも実は大きな価値があった。

 

「ACミランに所属して10番を背負った自国代表の選手が批判される」という状況をアジアで体験できたのは日本だけだということもできる。ジョージ・ウェアやサビチェヴィッチ、ファン・バステンの様なエースにはなれなかったかもしれないが、確かにそのクラブでプレーしたことは事実であり夢を見られることができた好調な時期もあった。

本田圭佑

そして今無所属という状態だが、これは学生に例えるならば進学先と就職先が卒業後もまだ決まっていない状態に近い。

高校を卒業した時点でまだ進路決まっていない生徒がそれなりにいたように、サッカー界でもまた退団後所属先が決まらないという事は決して珍しい事ではない。

移籍市場は8月の最後の日まで開かれており、期限間近で決まることも少なくはない。まだ2か月残されていると考えることもできるため、今後数年間のために今慎重になっているのだろう。

 

「フリーエージェントであることは今の自分の強み」

そう語る本田圭佑はその利点を生かして次どのクラブに渡るのだろうか。

移籍金がかからないことはクラブ側にとっては獲得しやすく、選手側にとっては年俸の上乗せを要求しやすいという強みがありフリー移籍は名選手でも使う手段である。更にそもそも移籍市場が開かれているにとらわれずシーズン中に移籍できるという利点もある。

 

先日のNEWS ZEROで自身の移籍情報における最新の考え方を話した本田圭佑のインタビューを見た限りでは4大リーグに強く拘っているような印象を感じた。

「自分の行きたい国、レベル、クラブの強さに当てはまるクラブでまだオファーは来ていない。しかし妥協はしたくない。」

つまり欧州4大リーグの中で降格圏で残留争いをするチームより上のクラブを目標として今移籍先を探している状態に近い。

「世界一諦めの悪い男」と言われる本田は移籍期限最後の日まで諦めずいろんな手段を使って可能性を探っているのかもしれない。

 

かつては「ビジョンがしっかりしていればどのリーグかは問わない」というような趣旨のことを語っていたが考え方が変わったようであり、現在ではJリーグ復帰やアメリカのMLS、中国スーパーリーグへの移籍は実質的に否定している状況になる。

オーバメヤン、モデスト、ジエゴ・コスタを本気で獲得しようとする中国リーグに評価されているという事はもはや過去の価値観と違い、今では世界的に高評価を得ているということになる。本田圭佑自身中国でのサッカー教室の実施に力を入れており、また中国での本田人気は根強い。

更に2,3年後の中国リーグを考えたとき今以上に華やかになっている可能性は高く自分が本田の立場ならば「乗るしかない、このビッグウェーブに」と駆けつけるが本田の考え方は違う。

 

本田圭佑は今、我慢強く「玉突き人事」が発生する時期を待っている。

移籍市場のニュースを見ていてもまだ驚愕するほどの決定的に大きなニュースは無く、ビッグな選手が動く状況には至っていない。

そのビッグな選手が動いたとき連鎖反応のように移籍市場は活性化する。

つまり現段階では本田圭佑を必要としていないクラブが必要とする状況が訪れるかもしれない、その時を最後の最後まで待つ。

 

また四大リーグ以外でUEFAチャンピオンズリーグを狙える位置にあるクラブに移籍することも「レベル」を考えたとき現実的な選択になるだろう。

トルコリーグのガラタサライに関する噂も再び報道され始め、オランダ代表ウェズレイ・スナイデルが退団することから玉突き人事の条件にも当てはまる。

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更に現状の本田圭佑の立ち位置を考えたときこのオファーは非常に魅力的であるため、仮に真実ならば移籍が成立する可能性は高い。過去の記事でも自分はその魅力について触れており個人的な一押しはガラタサライである。

更にフランス人FWゴミスの移籍も確定しており有力な補強も進んでいる。

本田とゴミスのタッグが実現すればどちらの選手も好きな自分としては非常に魅力的な組み合わせとなるため、この移籍が実現するならば非常に嬉しい。

CSKAモスクワ時代に実現したアフメド・ムサとのコンビネーションのようなものが再来する可能性もあるのではないか。

 

CL出場という意味ではそのCSKAモスクワへの復帰もオファーがあれば魅力的だろう。

ロシアワールドカップを考えたときロシアリーグでのプレーは重要な経験になる。しかし本田の場合既にその経験を4年もしている上に、ロシアのクラブは様々な問題があることが明らかになっているためもう一度移籍するとは考えにくい。

今の本田圭佑を考えたときCSKAモスクワも十分魅力的なクラブだが、膝の問題を考慮したとき人工芝が多い事と極寒の地であることは身体への負荷が大きいだろう。

現に比較的温暖なセリエAでプレーしていた時期はそれほど大きな怪我はなかった。

もし仮にチャンピオンズリーグを目的に四大リーグ以外のクラブに行くとするならば最も可能性が高いのはトルコかもしれない。

 

その一方で四大リーグで中堅以上のクラブとなるとやはり本田圭佑が語ったように現時点でオファーがないのが現実だろう。本人も「メディアを見て初めて知る」と語ったようにほとんどがいわゆる飛ばし記事であり真剣に捉えるべきではない噂も多い。

ひろゆき「うそをうそであると見抜ける人でないと(サッカー選手の移籍話を)語るのは難しい」

 

現状移籍市場は始まったばかりでありこれから"ビッグサマー"はまだこれからだろう。大きな動きは遅れてやってくる。

「玉突き人事待ち」というのが率直な今の現状を表す言葉だろう。情勢や風向きが変わる時期、逆転のチャンスが訪れる瞬間というのを虎視眈々とこの"金狼"は待ち構えているはずだ。誰もが驚くような移籍先に行き着くのではないだろうか。

ファンとしても根気強くこの話題に注目するしかないし、当事者でない以上どうなるか様子を見ているしかできることは無い。

しかし、そうやってどうなるかわからない未来について喧々諤々話すのもサッカーのおもしろさでありサッカー文化なのではないだろうか。

また楽しい夏がやってきた、7月に入ってより一層その認識が強くなった今日この頃である。

Sexy Zoneの出演予定、ほぼ中島健人ばかり・・・

Sexy Zoneの公式サイトでテレビの出演情報を見ると「中島健人」という並びばかりが目立つ。中島健人ファンとしては非常にうれしいという一方で、同時に自分はSexy Zoneというグループのファンでもあるため物足りなさを感じないと言えばそれは正直な考えではない。

中島健人一強状態になりすぎても将来的にグループにとっては良くないけど、現状中島健人を重視しなければならない現実もある。

 

最近では映画が2本も決まり勢いに乗っている中島健人だけど、Sexy Zoneの魅力はグループとしての面白さであって個人人気のみに支えられたグループにはなってほしくないとういう本音もある。

 

自分は中島健人がもちろん好きなのだが、単体で活躍する中島健人より「Sexy Zoneの中で活躍する中島健人」の方はもっと好きである。

そういう意味で中島健人がここ最近出演している番組でも定期的にSexy Zoneメンバーの話を出していることはうれしくなる。

 

例えば先週の初耳学で、天才ギタリストの中学生が出てきてMステのテーマ曲が流れたとき「Sexy Zoneメンバーと一緒に階段を降りたくなりましたよ」という発言は最高によかった!

この曲流れたら初耳学の出演者の中で一Mステ出演経験のある中島健人が触れるべきだと思ってたところに、期待通り発言してくれてメンバーの写真まで使われたのだからとても良いシーンだった。

 

雑談になってしまうけども、やっぱりセクゾはグループとして評価されてナンボなのかなぁ、と思う。グループ全体で評価された方が長続きするし結局冠番組も多く作ってもらえる傾向がある。単体の能力よりも、お互いが協力して掛け算をして補完し合ったほうがより強力な力を生み出す、それはジャニーズだけに限らずあらゆるジャンルに言える事なのではないだろうか。

 

その一方で今グループとして評価されている先輩グループも、もともとは個人の人気からはブレイクしていることが多い。今はまさに個人人気や知名度がグループ人気の入り口になろうとしている段階なのかもしれない。平均年齢20歳というグループでもあるし、まだセクシーゾーンこれからだとも思う。

 

例えばこの前松島聡と菊池風磨が激辛料理を食べる番組に出演したとき、最高に面白かった。自分が一番応援しているメンバー以外の出演でも楽しめる、それがグループ人気の面白さであり魅力でもある。

ああいった機会が今後どんどん増えていけばいいと思うし、Sexy Zoneは全員面白いと自分は思う。

誰を出してもはずれがないと思うし、他のメンバーの面白さも知ってもらえればなと中島健人ファンとしても思わずにはいられない。ジャニーズファンならば誰でも思う事だけど、自分の応援しているグループは全員覚えてもらいたい。

 

つい最近のTOKIOカケルへの出演でも、TOKIO全員の面白い連携やワイワイ感を見て改めて今はグループの面白さが最も評価されて求められてる時代なんじゃないかなとも思う。

そしてそのワイワイ感は間違いなくSexy Zoneにもある。

らじらーのラジオが実写版になるのが一番いい冠番組なのかなとも思うし、冠番組早くできねぇかな~っていういつもの話。

 

そういう意味でもっとメンバー全体で出る機会欲しいなぁと思う。

嵐にしやがれやVS嵐に出たときは本当に面白かったし、THE夜会の時も面白かった。

Sexy Zoneはやっぱり5人でナンボなんだよなぁ。

 

ただ、すぐに全員の面白さが評価されるわけではないし、今はその過渡期なのかもしれない。すぐに夢がかなうわけではないし現実と折り合いをつけながら今できることをやっていく、その積み重ねの先に未来がある。

少しずつメンバー個人の人気が上がって言って個性が知られていく段階もそれはそれで楽しい。そういう成長途上の発展していく感が、なんだかんだで楽しい。

「セクシー時代を作りだす」

今その過程の真っただ中ににあるのかもしれない。

朗報:本田圭佑とムンタリの友情、まだ健在だった

本田圭佑がウガンダに行ったときムンタリが登場してサッカーファンの間で話題になったけども、実は本田圭佑から誘っていたらしい。

ムンタリスタ歓喜!とちょっとしたサプライズとして湧きあがり、個人的にもこの2人の組み合わせは好きなので嬉しかった。

1人のムンタリスタとして、そして本田ファンとしてこの友情が続いていたことに感動せずにはいられない。

やらかし癖のあるガーナ人サッカー選手を思い浮かべてください。

ケヴィン・プリンス・ボアテングではなく、ムンタリですね?

これがムンタリズムです。

 

本田圭佑「サリー、ウガンダの子供たちに会いに行こうや」

ムンタリ「ケイスケ、オレ、ガーナ人ダケド、行クヨ」

 

最近本田圭佑が「飢餓に苦しむ人たちに共感するためにラマダンを体験した」というツイートをしてた時どこに行っているのかと思っていたら、それは人道支援活動で訪れていたウガンダでの出来事だったようだ。

イスラム教と言えば湾岸諸国のイメージがあるけど実はアフリカもかなりイスラム圏が多い。

そんなウガンダは世界一難民を受け入れており、欧州全体が受け入れる数よりも多いらしく本田圭佑は「ウガンダはもっと評価されるべき!」とツイートしている。

twitter.com

 

今回本田が会ったムンタリと言えば現在ペスカーラに所属しており、つい最近人種差別的な野次に抗議し自ら退場するということが話題になった。本田圭佑が「尊敬できる人格者」と認めるムンタリは今回本田の活動に共感して駆けつけてくれたのだろう。

セリエAという人種差別が未だに根深いリーグでは有色人種の選手はこの問題と闘い続けなければならない。

熱い男ムンタリはそのことが許せなかったのだろう、時として声を上げなければならない時がある。あの退場には良い"ムンタリズム"であり、世界中のムンタリスタがその勇気ある行動に感動した。

本田圭佑も同じセリエAで、そして同じクラブでプレーした選手として胸を打たれたのかもしれない。

「サリー、ウガンダに行こうや」

そうして2人はウガンダを訪れたのである。

 

こうやっていろんな国に訪れて夢を追いかける事すらできない開発途上国の子供たちを見て支援してるのが本田圭佑でもある。

レッスン料の安いサッカースクールをほとんど利益が出ないのに運営してる。

「CMにばかり出てる本業はビジネスマン」と心無い人々が彼のことを揶揄するが、その利益を子供たちのために積極的に投資しているのが本田圭佑であり、その姿はもっと評価されるべきだと思う。

 

「影響力のある現役選手のうちにやることが大事」という哲学に沿って本田圭佑はこういった活動をしているが、悪いときや間違った時だけ反応して、良いことをしてる時はスルーする、そんな人が大勢いる。

 

匿名の場で本田圭佑に酷いことを書いたり、SNSで本田のツイートに反論して、自分では直接反論せず支持者に攻撃させに行く陰湿な卑怯者もいたりするけど、こういう本田の良いところは注目されるべきだと思う。今回本田がウガンダのことを紹介したように、ポジティブな使い方をすれば本当にいいツールになるしSNSやネットというのは使い人によって左右される部分がある。

 

本田圭佑が次にツイートしそうなこと

「どうしてもこの社会の風潮として人の間違いを批判したり指摘することに時間を使う傾向があるけど、誰かのやっている良い事を応援することに時間を使ったほうがいいんじゃないかなと、僕は思うんですよ。そのほうが世界も平和になる気がするんですよね。」

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それにしても今回ムンタリと再会したことで、ACミラン時代が懐かしくなった。

ムンタリがいたり、バロテッリがいたり、カカがいたり、いろいろ濃いキャラが揃っていた。決して良い事ばかりではなかったけど、凄く面白い時期だったし今となっては後悔よりも懐かしさが勝る。

 

「本田圭佑はACミラン以外のクラブに行っていればよかったのに」とは思わない。CSKAモスクワもACミランもきつい時期があったけども、それも含めて懐かしさに変わる。自分は本田圭佑本人ではないからその苦労を経験したわけではないけど、ファンとしても耐える時期は凄く多かった。

それでも、その苦難の時期すら懐かしい。嫌だとか大変だとか思ってた時期すら懐かしく感じる、そんな経験が誰にでもあるのではないだろうか。

 

サッカーの試合のムンタリがゴールを決めたとき「サリー・アリ・ムンタリ」と語感よく実況が叫んでいたあの日々も既に遠い昔である。

それでもムンタリズムはまだ健在だった。

いい意味で変わってない、そんな熱い男ムンタリが本田圭佑と共に共闘していたことはファンにとっても大切な思い出であり、そして今回再びタッグを組むことになった。

日本でここまで愛されてるアフリカ人サッカー選手は他にいないだろう。

サリー・ムンタリ、いつまでもムンタリズムを失わないでくれ。

 

モイモイことモイーズ、モウモウことモウリーニョを筆頭に、メクセス、マリオ・バロテッリ、そしてムンたんことムンタリ、マ行で始まるサッカー関係者面白い説、あると思います。

槙野智章「俺は?」

ムサ「俺も!」

メネズ&モントリーヴォ「またどこかで会おう」

マルコ・パソット「ワシもいれてくれ」

なぜか本田の周りにはマ行で面白いサッカー関係者が集まる。

www.youtube.com

こうして振り返ってみるとACミランにはなんだかんだで面白い選手がい数多くいた。

マ行以外の選手にもアバーテ、エル・シャラウィ、カカー、ターラブト、ラミ、いろんな選手がいた日々が懐かしい。

いつかACミラン退団メンバーで「ミラン卒業式」みたいなものをやってほしい。

1年の時の担任がセードルフで2年の時の担任がインザーギで、3年の時の担任がミハイロヴィッチ、そして校長はガッリアーニにしよう。

BGMは川嶋あいの「旅立ちの日に・・・」が似合うかもしれない。

星稜高校の学ラン着た本田、カカ、メネズ、ムンタリ、エル・シャラウィ、ディエゴ・ロペスが参加して、アバーテとモントリーヴォは在校生として見送る。

バロテッリは退学生だけど参加して、すぐ転校していったフェルナンド・トーレスもこの日は駆けつけて、そしてなぜかじゅんいちダビッドソンもさりげなく参加

 

「ACミラン旅立ちの日に」

 

ガリのいる記者会見室でリトルホンダを語らせながら

出会った永遠のチームメイト達 あどけない握手をしたね

あの日駆け回ったサン・シーロ 辛辣な評価をするガゼッタ

時に素直になるの嫌ってフリーキックの奪い合いもしたね

練習後いった常連の店 いつものエスプレッソ忘れてないよ

長友としたミラノダービーの約束 みんなきらめく陽だまりの粒

 

いつのまにか時は流れもう今日は退団の日

選手はいつか旅立つ者だけど

いつの日にかまたどこかで会える気がするからね

ミラノの日々を忘れないで

 

もう音程滅茶苦茶だけど雰囲気で歌い切る替え歌、2番まで考えると長くなりすぎるけど「時にバルバラと夢中な恋もしたね」という歌詞も入れたかった。

バルバラも懐かしいなぁ、ピアノの伴奏で登場してもらおう。

そして「いつの日にかまたどこかで会える気がするからね」という歌詞の通り、今回ムンタリと再会することができた。今後もしかしたらまたACミランの選手とどこかで再開する時がやってくるかもしれない。

 

ボバンやコスタクルタが評価ですぐ手のひらを返したり、ガットゥーゾはわりと評価してくれてたり、クラブやサポーターを本田圭佑が批判したり、本当にいろいろなことがあった。

 

本田圭佑のACミランでの挑戦を総括するならば「ウィングの選手としてはセリエAで最も通用した日本人選手」という評価をすることができるだろう。

日本人サッカー選手がそもそもセリエAのクラブにそれほど移籍したことがないため、限られた挑戦の中では暫定的に本田圭佑がもっともウィングとして通用した選手だということができる。

多くの選手はセリエAに移籍することができないし、他リーグで活躍している選手も守備戦術が高度なイタリアで通用するかどうかはわからない。

少なくともインザーギ時代の前半や、ミハイロヴィッチ時代の後半は十分サイドの攻撃的な選手としてやれてたのは事実で本当にすべてが通用しなかったわけではない。

 

日本人選手の中でも決してスピードやアジリティに恵まれた選手出ないにもかかわらず、セリエAでウィングとして一番通用したというのが本田圭佑という事実は興味深い。

「スピードが無い選手のサイドでの役割」という意味では可能性を示したともいえるし、今後の日本サッカー界にとって重要な参考データになるかもしれない。

その国のサッカーというのは様々なトライアンドエラーの繰り返しで進歩していく部分がある。本田圭佑のこの3年間のセリエAでの戦いというのは大きな意義がある、そこを過小評価するべきではないとも思う。

本田圭佑が「また別の形で会えれば」と語っているように、なんだかんだで面白く、そして濃い3年間だった。

ムンタリと今度は観光でミラノに行って、アバーテに案内してもらっても面白いかもしれない。