よくお笑い芸人でも、消えていく奴ってたいてい何か芸をしてる人
一発芸系は消えていく。
逆に、ずっと生き残る人はそういう特殊な芸をせずとも面白い地力がある。
手の込んだ芸やネタをすれば、中身ない面白くない人でも面白く見えてしまう
一方トークは本当に面白くないといけないし、即興性、アドリブや引き出しの多さが大事
芸やネタは練習したことをすればいいだけ。凡人でも運よく流行れば成功するけど、その時だけ。飽きられれば消費されてしまう。
芸やネタに頼ってしまうと、キャラがついて一時期は流行るけど、本当の力はつかないのかなぁ、と思う。
結局、ネタや芸というのは、それをやらしてもらえる環境でしか通用しない。
じっくりそれをやらしてもらって、周りも合わせてくれるコンビネーションが発揮できる環境でしかできない
だから面白いはずのAKB48メンバーが他の番組行くと滑ったり借りてきた猫になる。
そういうバラエティ番組では、連携もそんなにないし、わずかな時間に自分から入っていかないといけない。
たとえば、サッカーだとレベルの低い試合や練習試合だと自由に華麗な足技をできたりするけど
ガチのレベルになってくると、ボールもなかなか来ないし、相手のプレスも激しくて
本当に一瞬の技術が試される。
ここで通用するかしないかで、本当にうまいか上手くないかがわかる。
元日本代表の中田英寿が「日本人は練習で使える技術はある」
どこかの国の代表選手が「日本人選手はディフェンスがなければ世界一上手い」と言っていた。
ホーム番組で芸やネタを自由にやらせてもらえる場合でしか通用しないAKBメンバーというのはまさにこれなのかなと思う。
好きにやらせてもらえる環境では面白ネタをして受けをとれる=遊びの試合で技術が発揮できる選手
一方指原莉乃はガチの試合でも活躍できる。
連携なしで単体で突破できたり、ほんの一瞬生じるわずかなスペースで効果的なプレーをしたりできる、本当に上手いタイプの選手
2ちゃんねるで「中村麻里子は芸やネタに頼ってるけど、指原莉乃はトーク一本」という感じのレスがあったけど
そういえば指原って全然ネタや芸を持ってないなと思った。
その代りトーク力が異常に高い。
お笑い芸人でも、例えば指原とよく共演する土田晃之や有吉弘行がわかりやすいけど
あの人たちも、何かネタをしてるというより、人間としてまず面白い
その人のもってるネタや芸が面白いんじゃなくて、その人自体が面白い
あとネタや芸を持つとキャラが付きすぎて、それしか要求されないというデメリットもあると思う。
ネタや芸を持つこと自体が悪いわけではないけど
それに頼りすぎてしまうと駄目。
それだけに頼らず自分自身の面白さを磨く人が生き残る。
一時的に成功したり目立つには芸やネタがいいんだろうけど
本当にバラエティ担当とかになっていきたいAKB48メンバーはトーク力で勝負したほうがいいのかなと思う。
バラエティなんて、寄せ集めで、特にその人のためにチーム作りをせずともすぐ使えるタイプを求める。
マニアックな話だと、香川真司やセスク・ファブレガスの場合、香川やセスクをトップ下の中心選手として、それに合わせたチームメイト揃えないと駄目。
それよりは、長友佑都やナイジェル・デ・ヨングみたいにとりあえず置いとけば自分でやってくれる選手の方が即興的チームでは求められる。
トーク力というのは、そういうどこでも通用する基礎的な力。
とりあえず走力や献身性あればどのチームでも居場所がある。
一方ネタや芸しかない芸人、アイドルというのは使いにくい。
その人のためにある程度番組の流れを作らないといけない。
指原の場合「無計画でぱっといれといても何とかなるだろ」感がある。
だからこれだけ重宝されるのかなぁと思う。(指原の才能をしたり顔で語るオタ)
ただトーク力も難しくて、いきなり知らん奴が何か話しても難しい
指原や土田、有吉がいうから面白い、ってのがあるわけで
積み重ねてきたものとか雰囲気がないといけない。
その人の今までの人生があるからこれが面白いとか。
ある程度知られてないと通用しないってのはあるし、
その力、バラエティ力をつけるまでも時間がかかる
そうなると本当にできるメンバー限られてくるなぁと思う。
やっぱ指原って10年に一度の逸材(指原信者感)
ちなみにさっしーは2ちゃんねるやブログでそういトークの流れを学んだらしい
ここら辺は詳しく逆転力に書いています(逆転力のステマ)