elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

FIFAのパスミスを無くし隊

現実のサッカーであれゲームであれ永遠の課題とも言えるのがパスミスだ。

正直シュートミスよりも無くしたいのがパスミスだ。シュートミスはまぁ時の運もあるし、キーパーが凄いという仕方ないときがある。また、シュートまで行っていること自体がよくやっているし、大抵プレーが止まるのでピンチになりにくい。打ったというある種の心地よさもある。

 

ただ、くだらないパスミスは本当にイライラするというか、自分が嫌になるしメンタルがやられてなおかつカウンター食らってそのまま失点や、無限ポゼッションやコーナーキックの守備地獄が始まることが多い。何気ないただの横パス通っていればというのをミスる。

 

非常にもったいないプレーで、なおかつ勝敗を左右する危険なミスだ。上手くない自分が全て悪い。上手くないからミスってイライラする。そしてミスが増える悪循環に陥り「ミス脳」になってしまう。そうならないためには自分の技術に対する自信と忍耐力が大事だ。

キングカズはドーハの悲劇の翌日すぐグラウンドに来て「もっと上手くなんねぇとな」と言った。

 

例えばFIFAでは通っていれば半分の確率で入るような決定的ラストパスのミスが10あれば5点は入ってる計算になる。そのもう一つ前のパスミスも含めれば相当なチャンスを失ってる。また大抵の被カウンターはパスミスか不用意なドリブルやキープのミスからだ。

パスミスを5少なくすれば1失点少なくなるかもしれない。

高いところでのミスで得点機会を失い、失点すれば実質2点の重みだ。

 

不思議なものでシュートを外したシーンは印象にあるが、ラストパスが通らなかったシーンは覚えていない。大事なのはラストパスだが、そこに気づかずシュートが悪かったとばかりサッカーゲームの時は考える。だが、サッカーゲームはパスするのもシュートするのも自分という個人競技だ。

 

パスミスを少なくすればそもそも守備もしなくて済むし、攻撃のチャンスも増える。理論上完全に最後までミスらなければ1点入る。

 

試合中メンタルが乱れるとそれは一番パスに現れる。急にパスミスが増えだすし、現実の試合でもうまく行ってないチームはとにかくパスミス地獄だ。

 

パスは一球入魂の思いで出さなければならない。

野球用語で言えば送球

野球は送球が守備で、サッカーは攻撃に使われる違いはあるが基礎を成す技術だ。

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ということで、自分はもう一度徹底的に自分のパススキルを見つめ直すことにした。

以前FIFAのスキルモードにあるグランドパスをやり込んでいた時、19500点が限界だった。

見てもらえばシンプルな練習なのだが、これが単純ゆえに結構難しい。

どのジャンルの基礎的なことが一番難しくだから職人という言葉もある。若林がバスケゲームは現実のシュートより難しいと言っていたけれども、ゲームも同じだ。

 

自分はこのミニゲームで「2万の壁」をずっと超えられずにいて、調子悪いときはパスミスの連打で、1万に乗らないこともある。

 

ワンタッチだと得点が高くていい。おそらく速さも大事で、速ければいいというわけでもない。ボレーでも得点が高い傾向にある。

そしてこの度2万の壁を超えればいいと思っていたけど、まさか24000点台に乗せて世界ランクインすることに成功した。しかも結構上位。最後のが入っていればトップテン狙えたのは惜しいがこれは奇跡

 

22000台入ればトップ100狙えて、1位と2位がイタリア人とチリ人でこの二人だけ3万台という化け物。

1位のイタリア人、もしかしてピルロ説ある?笑

Switch版とはいえ、イタリア人、フランス人、ドイツ人、イギリス人が結構多い印象だ。

全弾命中パーフェクト達成でもしてないと3万は無理だ。更に世界ランク上位入ってもまだB判定という鬼仕様

 

他のスキルチャレンジはA判定が割と簡単だが、このパス練習はA判定が異様に難しい。22000超えがA判定のラインだと思っていたけどおそらく26000じゃないだろうか。

A達成の時点で自動的に世界ランク入りするという鬼難易度

 

ただ左スティックとAボタンを押すだけのシンプルな操作だが、簡単に見えて驚くほど入らない。FPSのエイムと違い反射神経もそこまで必要ないが、それなのに難しい。

 

FIFAは本当にこういった地道な訓練が大事。本当にうまいかそうでないかは基礎技術に出る。

 

そもそもサッカーやゲームをどう上手くなるかなんてテンプレ的な答えはないわけで、自分で考えて工夫するしかない。

こういう蹴り方やフォームが良いとは教科書で解説されてるけどトッププレイヤーはだいたいおかしな蹴り方してる。でもそれを他人が真似てもうまく行かない。

 

どうやって上手くなったかと質問したい人がいたとしても、練習したからとしか言いようがないのが球技だ。

ケイスケ・ホンダもプロフェッショナルの流儀で「スペシャルな練習はしてない。こんな地道なことしかやってないですよ」と語っていた。ほんと魔法はない。強いて言えばこれはアシストを使っていると身につかないスキルなので、日頃からマニュアル操作を使ってパスの奥深さを追求することだろうか。正直自分はFIFAでマニュアルを使わないのはもったいないと思っている。

 

基礎練習はいくらやっても満たされることはないし十分なんてない。

全盛期の無敵艦隊スペイン代表はシンプルなインサイドキックが全ポジション抜群にうまかった。

 

ここに視野や判断速度も重要になってくるし、いくら精度が高くてもいい場所が見えてなかったら意味がない。

ワンテンポ遅いと取られる、いいアイデアも早く考えて無かったら意味がない。実行に移す前に取られてしまう。

 

ドリブルだってコーンドリブルだけ速くても意味がない。相手の重心の逆を見極めるとかどのスペースを利用するかが大事だ。

コーンドリブルはコースが決まっているがDFがいると今のは切り込むのではなく縦に行くべきだったという判断が加わる。DFの布陣や味方の位置も完全に同じ状況はないので読みや間接視野が大事だ。

 

ただ基礎技術が高いとその判断の選択肢が増えたり、判断の実効性が高まるのは事実だ。

風間八宏時代のフロンターレはパスとトラップばかり練習していて、そこから強くなっていった。中村憲剛のただトラップとパスをする動画の再生数は凄い。中村憲剛遠藤保仁のインタビュー読みまくって、プレー集も見まくったもんね、たかがFIFAのためにさ笑

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実際のサッカーに近づけたいと思ってFIFAをしているので、本物の選手はとても参考になる。

自分が今回このスキルゲームで使ったのはフレンキー・デ・ヨングだ。デ・ヨングをもっと上手く使って本物っぽくプレーしたいというモチベーションもある。

 

特に自分の場合バルセロナをメインで使うので、パスが哲学の基礎を成しているからにはパスを極めないわけには行かない。

ツータッチよりもワンタッチというクライフの教え。

自分のやりたいサッカーは決してペップバルサ時代のようなポゼッションではない。

 

ただ激しく守備をし続けるデュエルは疲れる。優雅にパスを回している方が楽だ。それはそれで頭を使うがやってて楽しい、それがバルセロニスタのDNAだ。中々取れない守備ほどキツイものはない。

このパスミスさえなければわざわざコーナーの守備を何回もやらなくていい。終盤や延長戦でスタミナの差にもなる。

個人技や速攻で強行しようとしてミスしているときは一度冷静に遅攻をすると安定したり取れることもある。

 

これまでパスはそれほど得意ではなかったがこれからはやっと苦手ではないと言える。バルサでプレーする以上パスは必須スキルだ。

それこそシャビやクロースのような冷静沈着な精密機械にはなれないし、自分のキャラではない。本職はウィングでもっと感性でプレーするタイプだから、中央でゲームメイクはそれほど得意ではない。馬鹿げたミスもするけど、ファンタジー溢れるプレーもするというムラがある意味自分の個性というか笑

そういうキャラでありたいので、ネイマールみたいな良くも悪くも不完全な人間味も好きなわけだ。

 

これでパスミスが無くなるわけではなくここからがスタート。

記録にこだわるというより安定して2万台を出すことが大事

次はびっくりするぐらい調子落として1万に満たないなんてよくある。

あれから2万以上はちょくちょく出せるようになってきたので、我ながら上手くなったと実感が嬉しい。24000台をもう一度出したので次はいよいよA判定狙いだ。一度で満足したら意味がなくこれを普通にしないと駄目だ。

 

そう考えると現実のサッカーでパス成功率90%記録してるような選手は化け物だよね。俯瞰視点でなくてそれだから凄まじい。

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