菊池風磨の無人島での勇姿を見届けよう
最近の日本人を何がここまで年末年始で心を惹きつけるのか。
それはまさに「無人島」である。
色々考えてみたのだが、きっとこれは「若者にとっての箱根駅伝」であるように思う。
黄金伝説がクリスマスあたりに無人島特番やるようになってぐらいから"年末年始=無人島"になって育った世代ってここちょっとだ。子どもや親戚が見てたというパターンでそれ以上もあるかもしれないけど、無人島が年末年始の冬の風物詩になっている世代って日本全体では結構新しい部類に入る。
しかも海外でこういうサバイバル番組ってわりとガチな生存術を披露することが多いのだが、日本の場合、演出ありのバラエティ色強い恒例イベントになっているのよね。冬の無人島というのが珍しい。
まず冬の箱根駅伝の中高年人気異常。あれ一切見ないし東京や関東の大学に縁がある人が応援していると思ったら、大学進学率低い世代の上に関東に縁のない地方の中高年までもが異様に見ている。まさに自分の親父がそうだ。どうやら正月休みでやることがなく、若者が一生懸命走っている姿と正月の町並みの風景が受けているらしい。
それ意味わからんよな、と思いつつ自分は無人島を見たくなる。
きっとこれは世代ごとの風物詩なんだろうなと。大晦日あたりにもナスDと井上咲楽が番組のワンコーナーで黄金伝説っぽい無人島企画をやっていた。
特に雪国地域住まいの方だと、連日雪か曇りの天候で少しでも明るい無人島の景色が本能的に恋しくなるのではないか。あるいは都会の町並みで過ごしていても人がいない島を求めたくなる。
逆に自分は雪が降らない西日本育ち生まれと在住なので、年の瀬や三が日は現地は厳しいと当然分かっているのだが雪国の景色が恋しくなる。
自分はそう分析している。
セレブや上級国民がハワイを求めるように、その疑似体験として庶民は無人島が欲しくなるのではないか。
そんな無人島ロケを戦ったジャニーズがいる。
その名は、タイトル通り菊池風磨
所属Sexy Zone
先日見て既に感想記事を書いているのだが異例のもう一度書きたいぐらいこの「勇姿」は無駄にしちゃいけねぇなって。
なんでかというとこの番組『冒険少年SP』はモロに"VS魂"と同時間帯でバッティングしとんのよ。ちなみにVS魂には佐藤勝利が出演しているのでセクゾ担としては両方見ようと思ったら6時間弱必要なレベルだ。
あっち"夜のUSJ"とかいうめっちゃ楽しそうなとこでロケしとんのに、こっちは冬風吹き荒れる無人島だぜ。
岸優太と藤井流星が夜のUSJ楽しんでるときに菊池風磨、無人島孤独の戦いです。佐藤勝利も女優と楽しくババ抜きをしていた。
いやぁ、でも夜のUSJより、"夜の無人島"で焚き火しながら魚食うほうが楽しいよなぁ兄弟姉妹？
自分、ディズニーやユニバみたいなリア充多い場所でキャピキャピはしゃぐの苦手な生粋の陰キャなんで無人島のほうが好きだわほんと。
肝心の菊池風磨は超陽キャのノリで笑わせてたから終始笑いで満たされまくっていたけどさ。陽キャ一人いれば無人島がUSJ超えるんだなって笑
無人島めっちゃ楽しそうだったもんね。正確に言うと田中樹の通話場面があるので二人だけど。
ここで思うのが「あばれる君×無人島サバイバル」の強さだ。
こんな番組VS魂の裏番組でちょっとやってただけでしょと思うそこのあなた！
それセクシーミステイク
あばれる君はポケモン番組やっていてキッズ知名度抜群、そして男女問わずキッズはこういうサバイバル番組大好き。
まあ女児家庭だとVS見る可能性もあるけど、男児家庭はほぼあばれる君を選ぶ。子ども時代振り返っても実際、女児も秘密基地作りとか男の遊びに参戦する子は少数だけどいるのよ。特に兄が強いと妹は連れてかれる笑
こういう「年末年始特番で大人ばっか楽しんでずるいよ、面白い番組がないよ」とキッズが飽きているところに降臨した救世主あばれる君なわけだ
更にそこに争いに来た我らが菊池風磨、どうよ。
これだけでワクワクするでしょ
番組の内容は黄金伝説の無人島版をやや簡素化して、脱出とそれ用のイカダ作りパートを増やしたタイムアタックという内容で自分も初めてみた。
あとSnow Manの目黒蓮と向井康二がスタジオからうるさいガヤを入れている。ちなみに自分はスノだとジーコ好きだ。関西Jrの頃から嫌いになれないメンバーだ。
そして散々イジリで取り上げられていた有名な風磨の陽キャ海水浴写真のセンターが実は目黒蓮だったという。もちろん見たことあるけど、当時の目黒蓮はマイナーもいいところで宇宙Sixも名前だけは知っているというぐらいだった。
よってWEST、キンプリ、美少年のVS魂と重なると思いきや実はスノと、更にそこと仲のいい風磨の冒険少年とで住み分けできていたのかなとも考える。
ただセクゾ担は両方見ないといけない笑
自分はちゃんと両方見た。
この番組、勝手な予想だけどおそらく「子どものついでに見たけど菊池風磨君って子熱くて面白いね」ってなったママさん層そこそこいると思う。
風磨自体がわりと昔気質（むかしかたぎ）なジャニーズなのよ。
「最近の若いジュニアは（二宮君や山田君の二番煎じで影響されすぎて安易に陰キャで）ゲーム実況好きとか言いすぎでしょ、ジャニーズってそんなんじゃないんだよ」と苦言を呈していたくらいだし、自分もその意見に賛成だ。
そういう陰キャ営業ってオタクが差別されてた時代にニノとか先駆者がやるからおもろいのよ。オタクがある程度受け入れられてキモがられもしない現代に言うと、ゲーム好きなんて普通の今どきの子でしかなくて寒いというか甘いのよな。
「そういうのちゃうねんぞ」とはっきりいう風磨のスタンス大好き。
最近はゲーム好きと言っても女子ウケ悪くないしみたいな甘い姿勢がジャニーズじゃないんよな。そういうの、やめとけ最近のジュニアっていう職業論的な話をちゃんと語れるのが風磨だ。
あとジャニーズって一般人がロケで知らないと不機嫌になるタイプと、美味しいネタにするタイプがいる。
セクゾはこういうマナーでは全員まともで、風磨はダーツの旅でも笑いにしていた。
真にバラエティ出まくれる男の生き様が何か、風磨を見ろと。
あいつ昔は散々言われてたからな。
「大久保佳代子に似てる、おでんくんじゃん、花を持ってる決めポーズがムカつく、こいつ一人だけグループで雰囲気が違う、最初に辞めそう、マイクの持ち方がうざい、ダンスやる気なさすぎ、お前は赤西仁じゃない、イケメンだと勘違いしてる」などなど
なおほぼすべて事実だった模様
そこを乗り越えて今、バラエティ出まくる菊池風磨という男がいる
何かと生き様という言葉が好きな男菊池風磨の今回の名言
「お化け屋敷とかジェットコースターみたいな本当は好きではないことも、怖いと思えばとりあえずやっておく。俺はそれで生きてきたから今回のロケを引き受けた（要約）」
本当は好きではないけどとりあえず体験しておくというスタンス、めちゃくちゃ参考になると思ったしこれぞ菊池風磨という男だなと。
ゲーム実況見るの好きですとか陰キャ営業してる場合じゃ無いんだよ最近のジュニア
二宮和也みたいにKAT-TUNがオシャレバリバリ時代で、ゲーマーやインドア派の男が気持ち悪がられてた時代に、服に興味ないとか言ってた奴がガチなんよ。オタクが甘やかされて受け入れられている時代に時代と先人の恩恵を受けて僕らゲーム好きです、みたいなのはちょっと違うのよ。
こういう時に真冬に無人島乗り込むのが漢風磨なのよな
傑作シーンはデビュー曲にかけて地球儀で火起こししようとするシーンで、今見ても笑う。全裸ジャニーズの次は「体張りジャニーズ」という肩書だし、「今最も芸人が恐れるジャニーズ」という導入紹介が既におもろい。
そしてふまけんの特徴だけど、最初訳のわからないやつでうぜぇｗと思ったら最後なぜか好きになっている、この番組はまさにその典型だった。こいつのイケメン扱い意味がわからない→イケメンやん、ってなる意味がわかる。菊池風磨は最初の印象と最後の評価が必ず逆になるのよね
ちなみにそれほど自分が絶賛するこの回、今見ようと思ってもまだ間に合う。テレビの録画機能に自分の場合ダブロク機能がないのでVSは録画、冒険はネット配信で見た。
なぜネット配信が普通にがっつりテレビ見れるかと言ったらCM流しているから、ただそれだけだ。CMがあるというテレビ同様のシステムなので、録画失敗していたり、録画機能無くても見られる。しかもYouTubeにはない10秒巻き戻し機能があるのが使いやすいし1.25倍などの再生オプションもあるのであばれる君とハリセンボンパートはそれで早送りできる（この3人も中々よかったし、ことあるごとにある春菜の「じゃねぇよ」は「はいセクシー」といい対になっていたけど）
この伝説の神回1月3日放送でもう一週間前の番組だけどまだ一週間以上猶予があるので是非見ていただきたい。それぐらい素晴らしい勇姿だったし、菊池風磨のセクシーさに興味がある人は絶対笑いまくり間違いなし。
おそらく正月特番で次の週はお休みだったのでまだ一週間以上猶予があるのだろう（Tverなど通常こういう配信は次回までの一週間限定）
そして調べたところなんとその次回が1月31日らしいので相当猶予がある！
今年の冬、無人島そういえば見てないなという方も、こういう自然系番組好きな自分としておすすめしたい。
Tverなんてシェアで紹介したところで金くれないんでほんと菊池風磨の勇姿を見てもらいたい、そして無人島気分を冬に味わってもらいたいという自分の一心である。
季節の思い出大事。そんな皆さん、正月気分なかったでしょ、だったら見届けよう笑
体張りジャニーズの勇姿を...
