世の中には高級フレンチシェフにコンビニのツナマヨおにぎりを酷評されたぐらいでガチギレする層がいるらしい。
最近はテレビの嫌味な素人出演者にも本気で怒ってしまう人がいるというか、昔もいたんだろうけどそういう声は家族や友人とのやり取りで済まされていた。
それが今すぐにネットで共有できて、凸にまで走れてしまう凶器と化している。
自分がまともな人間だと言うつもりはないが、昔だったらおかしな奴だとたしなめられていたような層が簡単に意見を発信できる世界の怖さ。
まずこの騒動、実際には見ていない人もネットの少ない情報で判断して炎上に参加していたらしく「今どきテレビ見てるんだ」って言ってる層ってやっぱ結構危うい人たちだなと感じた。
最初食べてないのに酷評したという煽動に騙されてレビューまで荒らした後、本当は食べていたことが発覚して態度やパワハラが悪いと論点を移した挙げ句、勘違いで荒らした店に謝罪もしないところが最高にダサい。これだから最近のイキリ陰キャって困るもんだね。ツナマヨ民という蔑称を頂戴するわけだ。
テレビはなんだかんだで話の全体的な空気や流れ、ノリがあるので、本当に見なくなって好きなコミュニティにしか属していないと本当に会話がわからない人間に育つんだなって。こういう奴らは勉強だと思ってヤラセダーとか言ってないでちゃんとバラエティ見た方がいい。なぜならばバラエティの影響は間接的にも直接的にも、大きく幅広く日本人の会話に影響を与えているからだ。
掲示板やSNSだけだと文字だけだし、アニメや漫画の創作物も現実とは違う。ましてVtuberばかり見てるとカオナシに育つ。
テレビは嫌いな出演者や、自分の好みではない空気やリズムを持った人も同時に多く出演するので、多様性があってそういうノリだなという理解力は養える。
ネットだと動画にありがちだが、一人で話しているケースも多く集団の流れの読解力とはまた違う。多くて3~4人ぐらいの規模が大半だ。しかも大体視聴者に合わせた雰囲気の合う人しか出てこない。つまりアウェーではなくずっとホームを見ている。
かと言って、実際にリアルタイムで見ていた人にも怒っている人がいたので「嫌なキャラ」に対する耐性が落ちてるとか、流れでこういうヒールが出てくるというノリが苦手になっているのだろう。
自分はこういう高級フレンチの偏屈で怖いおっさんキャラ、嫌いじゃないしその役割のためにこういう人キャスティングしたんでしょっていう常識というかお決まりぐらい分かると思うんだけどなぁって思ってしまうわけよ。
こういうことをコンビニの安物に言わせるための悪役だ。しかも最終的に全員不合格だった。
嫌な人が一人もでない毒の無い番組が今後増えていくと思うとどんどんエンタメがつまらなくなる。
本当にガチのゴリゴリ格お高い所の嫌味な上級シェフはこんな安っぽいバラエティ出ないし、もしそれでもオファー受けて来てくれたとしたら笑いのノリぐらい理解して引き受けとるんよ
というか、自分が普段食ってる安いものを叩かれてマジでキレる奴って余裕なさすぎでしょ笑
こういう層って格付けみたいに、自分らが普段食べてる安いものが一生縁のない高級品を倒すところが見たいわけよ。だから様式美として期待外れだった。
自分も昔は格付け好きだったけど、あれガチで底辺御用達番組感あって有難がっている人たち見るとキツくなってきた。風物詩としてはいいんだけど、おじさんおばさん達が本気で実況してるとキッツと。
庶民品を応援して、芸能人がミスるところを待ち望んでる感がほんと貧困層の娯楽感あってうわぁってなっちゃうのよ。
本当のマグロ(ツナ)ってのはこうやって食べるものなのよね。日曜の昼から緑茶ハイ呑みながら食べている。
大した高給マグロでもない輸入キハダマグロだけどツナマヨおにぎり5個分だから、これも贅沢になっちゃうのかなぁ笑
ちゃんと刺身包丁でこだわって切っているけど、コンビニおにぎり好きな層はこういうことをやらなそうである。
そんな頭がツナマヨで一杯だから凸しちゃうわけよ
味覚マウントや食生活マウントするわけじゃないけど、そもそもシーチキンマヨとかツナマヨって子どもとか学生の味という感じで、自分だと好きは好きだけどそんなキレることかと。複数買うときに3品目ぐらいに入れるぐらいの立ち位置でしょ。
いや「自分はおかかとか梅が分かる大人なんだよね」と言いたいわけでもないし(そもそも滅多に買わないけど強いて言えば明太子とかカルビ系を見つける)、きっとシャケおにぎりが悪く言われてたら言われてたでシャケ派が今度はキレていただろう。
このシェフのおっさんが高級料亭の和服を着た冗談っぽく厳しく言う感じのおばさんとかもっと違う雰囲気だったら、あるいはおにぎりがシャケだったらこんな流れにならなかったかもしれない。
嫌な雰囲気のフレンチのおっさんVS子どものイメージあるツナマヨと言うのが絶妙な組み合わせだった。
チー牛は作者が偶然そう描いただけで、それっぽい容姿でも実際にチー牛食ったことない層は多くいるだろうけど、ツナマヨ民はマジで全員ツナマヨ好きでバラエティにネットの情報でキレる判断力も経済力も無い底辺というのもポイント高い。
自分陰キャっす、みたいに自虐する余裕すらないガチでやべぇ奴らになっちゃったという。
回転寿司ですらツナ軍艦食ってそう感、というか。300円以上の皿頼まなそう。シーチキンマヨって給食の恵方巻きで出てきたときにキッズが喜ぶ奴やんというね。
いや、わかるよ。自分だって好きは好きだし庶民の味をバカにされていい気はしないけど普通、一流シェフに酷評されただけで荒らして追い込んでやろうというほどツナマヨやコンビニおにぎりに思い入れがある人生ってどんなんだよと笑
ああいうのって安いけどまあまあ美味いって思いながら食うものでそこまで肩持つものでもないじゃん。そのモチベーションがどこから来るのかわからんのよ。
そんなツナマヨが大好物なの?って言われちゃうのよ。
他の味でも炎上していたとは言われるけど、ツナマヨは女子のイメージもないしいい大人の男が好き好んでいるとちょっと子どもっぽい、しかと言って、男子キッズが本気で叩いてるとそれはほんとにガキでどっちに転んでもイメージはダサいという。
これ若い女子がリピートで買ってるようなコンビニスイーツが一流パティシエに同じ扱いされて、女子が怒ってたら可愛げあったけどお前らおっさんじゃんって言うところがキツイよね。おばさんがちょっと混じって叩きに参加してそうなのもキツイ。多分、今若い女性ユーチューバーがツナマヨおにぎり食べまくるモッパン動画上げたらツナマヨ君たちが群がるから儲けの大チャンスよ。
しかもこの騒動、本当は庶民の味方だと思われて勝手に肩を持たれてるファ○マこそカイジの兵頭よろしく底辺を荒く使ってる黒幕というところが「味方だと思ってるところが悪」という熱い展開でおもろいのよなぁ。
女社員が泣いたことで同情されていい炎上商法にもなっている。はんつ遠藤の時も女ラーメン店主ではなくはんつ擁護サイドだったし、ヒールの方が良いやつだったパターン好きな真の逆張り厨二病陰キャ野郎は自分だから今回も楽しませて貰っている。
一番の畜生は俺だあああ