このダンシングヒーロー、ピンクのウィッグでデジタルな衣装という当時ではかなり前衛的なセットでやっていて、なおかつ客室乗務員衣装に切り替わる演出がかっこいい。
これきっと2000年代前半の誰もが茶髪や金髪に染めていてオタク陰キャだせぇwって時代だったらお笑いだったし、実際自分のキッズ時代はバブル時代はダサい扱いだった。昭和で光GENJIの映像とか流れると、おかんの時代ダセェよwとよく笑っていた。
(厳密にはワイマッマ、バブル時代は社会人ではなく学生だけど)
でも今思うけどかっこいいよね。
時代ってちょうどちょっと前が一番ダサいんすよ。今2010年代前後のファッションめっちゃダサく感じるように。
それにしてもこの映像は2000年代だったら昔のおもしろ画像扱いされてたと思う。でも今見ると当時の水準では日本、ガチで先進国だったんだなと思う。長身の黒スーツ達も東京帝国ホテルにマイケル・ジャクソンだの当時の洋楽スターが泊まってた時代の最高レベルをイメージしている。
韓国のKPOPですら東方神起まではダサいおばさん趣味扱いで冬ソナとかババァだと笑われていた。
中森明菜のDESIREの映像並みにこれは衝当時のアジアの芸能映像見たらどれだけこのダンシングヒーローが進んでたかわかる。原曲は洋楽でカバーだけど、日本がアメリカをかっこよく取り入れようとして見事にアレンジしてる時代
80年代でこれは間違いなくアジアトップのスタイリッシュな映像で、それを踏まえると今見てもかっこいい。
日本の経済力>中国含めた全アジア、だった時代だ逆に言えばすごくて当たり前。そして今失ってるとも言える。あまりにもオタク文化が支配しすぎてこの前衛性が失われてしまった。ガチで洋楽とアメリカに追いつこうとしていた時代のいい意味でのイキ感が溢れているし今でも参考になる素晴らしいパフォーマンス