elken’s blog

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韓国人とタイ人の日本知識の差

日本人も結構自国が起源、開発したと思い込んでいるものが多く実はアメリカが発祥だったみたいなものが多い。

 

だから他国のことは悪く言えないが、一昔前は韓国が「ウリナラ起源説」というパクリ大国の代名詞だった。今では日本が韓国から学ぶトレンドも多い。

 

ところが意外と韓国人は日本起源であるものはよく知っていて、あくまで「その後、韓国が日本産を超えて世界一位になった」的な認識が多い。

これの典型例がインスタントラーメンだ。

韓国人はわりとインスタントラーメンの開発者が安藤百福であり、日本発祥ということを知っている。しかも割りと日本のインスタント麺好きが多い。

逆に自分も毎朝辛ラーメンを食べるほどの韓国ラーメン愛好家だ。

 

ところがタイ人はガチでインスタント麺の発祥がタイだと思っている。親日国だと言われながらも意外と日本に対する知識が浅い。これは愛憎や歴史的関係ゆえに日本に詳しい韓国人と真逆だ。

 

あと韓国語を勉強して思うが彼らは韓国語の中で日本語を現代でもめちゃくちゃ使う。かつて国語芳醇化政策で禁止された日本語が現代韓国語に氾濫しているという事実。映画スラムダンクやすずめの戸締まりもめちゃくちゃ流行るし、韓国人はめちゃくちゃ日本に詳しい。これは逆も言えることだ。

 

多分、アジアでインスタントラーメンの起源が日本だとわかってくれてるのは韓国ぐらいじゃないだろうか。中国やインドネシアはインスタントラーメン生産量トップの企業があるが彼らはそれが日本の技術だとわかっていないどころか自国のものだと思っている。

ところが韓国人は「韓国のラーメンが日本のラーメンより韓国人にとっては美味しい」と思いつつも、現代ラーメンの発祥は日本だと認識してくれている。

 

これは日本人が明太子や諸説あるが焼肉をある程度の韓国起源だと思っているのと同じだ。

ちゃんと認識はできている。焼肉やホルモンの厳密な起源は諸説あるが実際、韓国人経営や韓国的な雰囲気のメニューや用語が多いのは周知の事である。

 

その韓国では今、2,30代という若い世代に日本流のおまかせ寿司コースが流行っている。ちゃんとオマカセという日本語で定着している。

 

それに自分が日本のラーメンより韓国ラーメンが好みという逆版で、日本ラーメン好きの韓国人も多い。自分が韓国のチャミスルなどソジュ(焼酎)を愛飲するように、日本の酎ハイやハイボール好きも多い。

 

タイやベトナムが2000年代に日本人が韓国を見ていたようなウリナラマンセー主義が現在進行系で、2010年代に日本も日本すごい論が流行った。今は日本も韓国もそれが落ち着いてお互い認めるところは認めていて、ある程度深い認識で互いの文化を愛好しているように思う。