elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

今年もやってきた重力節중력절2021

重力節は何もイルベだけではなく、DCインサイドでも話題にされる。というか削除されるようなDCインサイドの過激投稿を集めたのがイルベだ。

 

今日5.23が重力節だなと感じたのは、自分がいつも見ているDCの「バルセロナギャラリー」にメッシではなく「ノッシ」が投稿されていたことだ。
先日「5月は海外サッカーファンにとってイベント目白押し」と書いたが、そういえば重力節もあった。自分のように海外サッカーと韓国ネットネタが好きな自分にとってまさに5月こそお祭りシーズンである。どちらも好きというマニアックな人はそうはいないだろう笑
最初はKPOPのためだったが、今では韓国のネットを見るために韓国語を勉強するようになった。

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盧武鉉の合成画像多すぎてもはや無いのが無い。日本のネットの雑コラや才能の無駄遣い的なノリを感じるのがいいのよね。
故人を命日で遊びまくるこの不謹慎さがたまらない。
日本で言えば鳩山由紀夫あたりが投身自殺したような日を鳩ぽっぽ記念日とか言って遊んでいるようなものだからだ笑
ネタキャラ度合いではポッポを超える韓流スターこそノムたんである。

 

ノムたんの任期時代覚えてるし、「リアタイ世代」だからね自分は。クネクネもムンムンも全然面白くない。コメディアンとしてはノムたん最強でもはや死後ネットのフリー素材と化してるからなぁ笑
しかもノムたんをネタにし始めた元凶が2ちゃんねらーというね。
多分いま日本のネットでノムたんネタやったら、マジレスのトゥルタク(入れ歯ジジィ)がつまらないレスするのよね。「くだらないネタで笑う韓国人はレベルが低い」みたいな空気読めない笑いの沸点高い自慢みたいなおじさんおばさんがどこからともなく出てくるのよ。

いや、こういうのをギャハハwと笑って馬鹿になるのがネットってもんだろと。笑いの沸点高い自慢程、本人はクールキャラ気取りだけど寒いものも無い笑
子どもじみた笑いが最高なんだよなぁ。そもそもホモビデオを永遠にネタにしてる日本のネット民が馬鹿にできたことじゃない定期


중력절
普通に読めば「ジュンリョグチョル」なので日本語とも「じゅうりょくせつ」と発音が似ていて漢字は同じだとわかる。韓国語の場合ここから色々起きて「チュンニョッチョル」となる。


今年は韓国食品を大量に通販している余裕はないので近場でチャミスルだけ買っていつも通りの晩酌で過ごす。金ネンだわ。金ねぇ金ねぇ金ねぇわあなたが思うより金ないです(粗品の替え歌)
割引のカツオのたたきと、コスパ重視のツバスのお造り。安かろう多かろうだと思ってたけど結構旨くてこれで320円ほどで2皿に分けているのでもう一つある。

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今韓国は、コロナ禍という抑圧に加えてGS25の男性卑下広告騒動や文在寅政権もあって、普通の男性がフェミニストにいじめられている状況だ。
そんな国のために男として軍隊に行かないといけない悲哀
ツイフェミがキレ散らかしている今の日本のネットとも似ていてどこか親近感があるわけだ。普通に生きてるのになぜ叩かれなきゃなんねぇんだという肩身の狭さというかね


韓国焼酎はキンキンに冷やすと刺身に合う。日本では高級でオシャレなイメージで売ってるから高い。まぁ関税の問題でお互い様だが。ジンロイズバックをもっと売ってくれ。日本で売り始めたというのに全然見かけない。とはいえ韓国でもニュートロブームはちょっと終わっている。

韓国好きで日本人があまり頼まないメニューを頼むくらい韓国料理にめっちゃ理解ある自分でも唯一、理解できないのは刺身をコチュジャンだれで食うことである。
刺身とフェの違いだ。旨いとは思うのだが刺身のときにまで赤い感じをもとめていないというか笑

自分の韓国料理知識は大阪で十数店ぐらい行ったのと、あとはイルベの料理掲示板を見ている程度。

求めてるのは流行に乗った女子が好きな韓国料理じゃないのよ。もっと庶民的で酒に合うものだ。


自分がイルベでよく見ているのは「料理ギャラリー」で、ここの住民はイルベ民の中でも「ヨゲイ」と呼ばれる。ガールズグループギャラリーだったら「ガルゲイ」と呼ばれるように、「ゲイ」とお互いのことを呼ぶ文化だ。

ちなみに同性愛者はめっちゃ叩く程で、フルーツソジュすら「女の酒」といって馬鹿にする連中だ笑
「赤蓋(度数の濃いチャミスル)飲め」というぐらい男男している。日本旅行で食べた食事などは評価が高くコメントもあり、今でも当時の思い出として投稿するユーザーは多い。

 

自分はチャミスルのすもも味とジョウンデーのザクロ味が一番好きだ。赤蓋も通販で頼んで呑んだことがある。
韓国で男同士酒を飲むのであればフルーツ焼酎は避けたほうが無難かもしれない。世界一男が化粧品使う国だけど、意外とそういうマッチョ志向がある。

あとおそらく韓国人は赤身魚のにおいが苦手だ。マグロがかなり高級品扱いだし、カツオ見かけない。ブリは一応赤みの部類で食べられているが、スズキやメバルのような白身でかつ活魚を好む。赤身は熟成や保存管理が必要で痛むとにおいがキツくなる。

 

韓国焼酎ソジュは、人工的な癖のない味わいだからこそスッキリしてて韓国のにんにく多い料理に合うわけだ。日本はむしろこういうときこそ日本酒や芋焼酎麦焼酎で癖を好む。
フェ(韓国版刺身)もそれこそコチュジャンとサンチュでにおいを中和させる。

日本もわさびで生臭さを消してはいるが、旨味も強調する。
韓国はそもそもユッケ、つまりユク(肉)のフェ(刺身)の国なので魚の刺身の伝統はない。
わさびの原産地はものすごく太古の人類が東アジアに到来する以前は大陸にもあったかもしれないが、日本の山奥にかろうじて自生していたものを栽培したのは日本だった。桜のようなもので起源自体は大陸にあるが特別愛されて文化にまで昇華し、栽培法を確立したという意味では日本産だ。古文書の記録も多く寿司とともに更に普及して現代のような形態になって、戦後より求めやすい形として開発されたという意味では限りなく実質的に日本オリジナルと言えるだろう。

 

韓国語ではカラオケがノレバンというようにコチュネンイという無理矢理の造語もあるのだが、日本式を指す場合サシミとワサビという言葉が使われることが多い。
それは日本がキムチやカルビ、ユッケ、クッパと言うのと同じだ。サケも日本でのソジュぐらいには通じるどころか、サケの方がよく使われている。ソジュは焼酎と訳すと定義は間違っていないのだが厳密にはちょっと違う。

 

韓国の焼酎は甘さと爽やかさ重視だ。もちろん伝統焼酎(乙類焼酎)もないわけではないが、ほとんどソジュだ。米が少なかった時代の食料統制で管理生産されたという事情もある。面白い事に、韓国の左派は極右の親玉朴正煕が作った酒でいつも盛り上がっているというわけだ。
しかも元はと言えば日本がもたらした焼酎用の近代式希釈技術なので、もろに日帝残滓と独裁政権のコラボが韓国の国民酒となっているわけである笑
希釈技術自体は西洋由来の文明開化によるものだが、焼酎用に改良したのは日本だった。
有名な眞露は日本統治時代の1924年からだ。

 

ただ古い意味での焼酎の蒸留技術自体はモンゴルが韓国を占領していた時代に、済州島が軍馬用の生産地だった時代、日本に伝わっているという説もある。それを言ったらそもそもアルコールの語源のようにアラブが発祥で西洋が起源でもない。このように起源を決めるのはナンセンスで、ソジュという意味では韓国が起源だろう。当時の情勢が生み出し韓国人の味覚に合わせて改良されていった。それが今では日本のコンビニでもここ数年見かけるようになった。ちょっと前までほんの一部のコンビニだけだったが、今では色んな味が揃えられている。

 

お酒になると無駄に語ってしまうというのが酒飲みの性(さが)である。ほんの数年前はコンビニにチャミスル置いてあるだけでレアだなと思ったが、今では普通にあるので市場開拓はうまく行っているだろう。ただ、辛ラーメンと一緒でジンロの一強で他のメーカーが置いていない。ラミョンではプルダックポックンミョンのように、ジョウンデーなどももっと置いてほしい。

めちゃくちゃ酒文化発展している日本で、人工的な韓国焼酎が普及する必要はないといえばないのだが、これはこれで万能に料理に合う。日本の甲類焼酎は質が良いが、度数が高く味付けもされていないためそのままは美味しく飲めない。場合によってはもちろん美味しいものもあるが。
ソジュは特に辛いものには合う。

 

 

日本の酒の場合、旨味や味わい、癖といった奥深さだ。これはちょっと大人の味というか玄人向けで、更に値段や味利きや知識も求められる。
韓国は爽やかに安く飲みやすく、とにかくパリパリ(早く早く)何にでも合うという開発独裁時代の名残がある。その勢いの早さも情熱的で好きだ。日本に負けるな、急いで食べて急いで飲んで盛り上がってて明日も仕事という時代だ。それ以前のお酒はもっと農村に根付いたマッコリだ。もちろん歴史の長い伝統酒もあるが、日本ほど地酒の銘柄がどうのこうのという文化はなく、これは実際韓国語の記事でも指摘されていた。ただ物資不足で、国民全体にお酒を効率良く行き渡らせるためには統制が必要だったにである。

 

しかし、その数十年後、韓流のおかげで韓国人ですら不味いというソジュが人気になったというストーリーは韓国史の激動を反映している。
90年代後半から2000年代に日本のオタク文化ポップカルチャーが世界に流行ったと日本人が実感したように、韓流ドラマやKPOPによって2000年代後半から2010年代に韓国は文化が世界に受け入れられたと実感した。

自国の奇妙な味が海外に受け入れられる過程というのは日本も韓国も経済や文化の進展に伴って経験してきたことだ。
自分も子供の頃は韓国料理がグロテスクに見えたけど今は若い女子がちょっと前のチーズダッカルビブームのように、そしてキムチも90年代はZARDが当時好きだと言っていたらしい。それと同じように今欧米の上流階級層が和食を愛している。運動を良くしている意識高い女性二人組が回転寿司行くのがオシャレみたいな

 

韓国は18歳からお酒飲めるし(高校在学中は良くないという風潮はあるが)、若い女子が酒好きなことはいいことだ。選挙権だけ引き下げて酒飲める年齢下げないのがおかしいのだ。若者からすればそこ不満だろうね。自分自身は二十歳から飲んだ真面目野郎だけど、酒もっと早くから飲めるようにしろという若者がいたら応援だ。

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これ「韓国の酒文化」という記事で書くべきだっただろうか笑
自分が触れたいのはむしろ、それこそイルベの料理ギャラリーの住民のようなもっと庶民的な雰囲気だ。
盧武鉉がどうのこうの言いながら5月23日を過ごすのよ。韓国社会の異端児同士で。勝ち組もいれば負け組もいる。金匙、銀匙、土匙というね。こういう落ち着いた雰囲気がいいものじゃないか。

 

多分イルベのこういう和やかな重力節のノリをカイカイあたりが翻訳しても、ただの嫌韓のトゥルタク(入れ歯ジジィ)の方々がマジになって韓国叩くだけなのよ。ほんとそれつまんねぇなっていう。かと言ってイルベもイルベでトゥルタクの政治厨が増えて昔のようなユーモアサイトでもなくなっている。
ほんとどの国でも怒ってて空気読めないだけの政治厨のトゥルタク共が問題だね笑
残念ながら彼らはネットから消えるどころか、これからも鬱陶しく増えていくしかないのだ。スマホを始めた親父や母親がヤフコメやユーチューブで今更政治に目覚めたみたいな事例のように、日韓ともにこういうユーモアわからない怒ってるだけの中高年層は残念ながら増えていきまーす、と。

 

エンジョイコリア時代は当時の日韓ユーザーが激しく応戦しつつもどこか最後はリスペクトがお互いあったが、今はもう何でも叩くおっさんおばさん政治厨ばかりだ。
若者の方が分別やセンス、寛容性、柔軟性あって、ここ最近ネットに目覚めたような嫌韓反日の両国のトゥルタクがリアルに問題だね。

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ちなみに先日の5.18は「暴動節(ポンドンチョル)」と呼ばれている。
トーマスの画像をノ・ムヒョンにして「シュッシュ暴動シュッシュ暴動(ポンドン)!暴動列車が通過するから道を避けろイギ」という投稿があって不謹慎スギィと笑ってしまった。
なんJでいうンゴみたいなノリでイギは使われ、これも盧武鉉が演説で使った用語だ。
日本のイルベなんJではンゴ、韓国のなんJであるイルベではイギ
やはり兄弟というかもはや双子の国

 

銃と手榴弾を使った民主化運動がどこにあるというのか、もうそれは暴動だby全斗煥

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ところで昨晩はYouTubeでポンハコンサートが開催されたらしくMCムヒョンの名作が流れていたようだ。これは乗り遅れた
デビュー12周年という不謹慎過ぎるタイトル笑
まだ動画自体はあるので見たけど、非公開になってる名作も数多く再登場して感動した。コメ欄の用語や言葉遣い見るとイルベよりもDCインサイドから来た人が多くて、読んでるだけでも盛り上がりが伝わってきて楽しい。こういう雰囲気こそ重力節の良さなんだよなぁ。

 

ルリウェブ(左派の本拠地、反日なのにアニメ好きが多い)から来ました、ルリウェブの皆さんはこんな不謹慎な故人卑下を辞めてくださいみたいになりすますのも恒例である。DCではルリウェブ民はスパイ扱いなのだ。日本のネットでいえば嫌儲民を馬鹿にする感じと似ている。
2010年代の韓国政治の映像や音楽総ざらいの内容で、2,30代の過去の栄光という書き込みもあった。DCインサイドだとこれくらいが中心で、フェミや左派の風潮キツい中で彼らは重力節を楽しみにしているわけだ。12年も過ぎてしまったか。2009年といえばつい最近に思うけどね。来年の重力節とポンハコンサートも楽しみだ、キブンジョッタ!