elken’s blog

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昭和レトロな精肉店で買った肉で刺身を作ったら激旨だった

生肉、肉刺し、ユッケのような特別なメニューを食べたければ、そこそこ良い焼肉屋に行かないといけないと思っている人も多いだろう。

そしてそこで「飲食店価格」の割高な飲み物を頼んで浪費することになる。もちろん雰囲気代であり、皿洗い代、調理代という料理総合の値段がそこには含まれている。

 

とはいえそんな頻繁には焼肉なんて行けない。1ヶ月どころか数ヶ月に一度が庶民だ。まして生肉があるところ、ユッケがあるところ、こういう高級珍味が多いのは個人店であり、そこらの安い食べ放題が限度だとメニューにすら無く食べたことが無くてもおかしくはない。

 

ただ単に"良い肉だけ"を食べに行くだけであれば出費は抑えられるかもしれないが、自分は焼肉屋で肉だけ食って済ます人種では無いし、それは店に対するマナー違反であるし、それの何が楽しいのかと思うタイプなので結局予定以上に割高な店頭価格のお酒を注文してしまう。結局、肉代以上に酒代が掛かる事態になってしまうので、家でやるとお酒はこちらで用意するので定価だ。

焼肉屋に行く場合のお酒代の節約として自前でなんとかしようとしたのが真相だ。

 

そして自分は最近、そういう高級店のみで味わえる生肉のあまりの美味しさにどうにか安く食べられないかと"身体を張って"試行錯誤中である。

今どき同じことしか出てこないネットではレアなアングラ企画だ。昔ながらの個人ブログ的なことを自分はやっていきたい、特にお酒については。

 

まず「精肉店」と検索すれば近場に良質な肉を売っているお店があるはず。そうして自分は表通りに面しておらず、団地の一角に隠れてあるような初見では絶対気づかないレトロなこじんまりとした古い作りの昭和からやっているであろう老夫婦の商店に出会った。

 

一見、薄暗く肉すら展示されておらず冷凍物以外は客が分かる形では置いていない。何があるか値段も書いていない。よく見たらちょっとだけ張り紙がされている一見さんお断りレベルの難易度だ。

 

そして一般の計り売り精肉店と同じで頼んだらグラム単位で頼める。よって自分が食べたい部位と食べられる量を把握しておく必要がある。そして、頼みの品があるかと聞かなければならない。

常連しかやってこないような小規模な店の苦肉の策だろう。デパ地下のように展示すると売れ残りが出るし、品質も劣化しやすい。

よって、頼んでその分量だけ切り取って売ってもらう方が、店は廃棄品が出ず、客は精肉店の技術で保存されたまま質の良いものが頼めるというウィンウィンで、このように真っ赤な到底そこらのスーパーでは買えないような高級品がそこそこ安い値段で買えた。残念ながらこういう形式の肉の保存にこだわりがある精肉店は減少している。

 

イメージとして150グラム前後がスーパーの一般的なパックだと思えばいい。大体スーパーの肉を見ながら何グラムか覚えれば分かりやすい。

 

自分が口頭で頼んだのは牛肉の焼肉用のモモ肉。ユッケはほとんどが韓国語でウドゥンという臀部の肉らしく日本で言えばモモ肉やイチボに当たる。そういったシステムの店頭でなくとも、モモ肉を探せばいい。

気前の良いおっちゃんでここでしか今後買わないレベルだ。

 

そして生肉を食べる以上、安全処理は自己責任。

自分がやっていることは高級焼肉店だからこそできる良い肉をちょっとしか焼かないリスキーな食べ方だ。

精肉店で注文する場合いくら良質で肉自体には問題がなくても切り取る場所で、他の生では食えない肉を切っている可能性がある。そのため、その表面を焼く、炙る、茹でる、切るなどの処理を施す必要がある。

 

自分のステンレス製柳刃包丁ではそこまで薄く正確に表面を切り落とせないが、信頼できるまともな精肉店であれば厚さ5mm程を切ってそっちは焼き用にすればいい。焼肉店のユッケ生食提供基準は1cmだが自己責任なのでブロック買えば自主的に決めることができる。ただその生の表面が触れたまな板には中身を触れさせてはいけない。

 

既に焼肉用に切られた状態であれば表面をバーナーで軽く炙ってステーキで言うブルーレア状態にするといい。カツオのたたきの要領で、表面だけ炙ろうという発想だ。

刺身や肉類は一度、上下を炙って表面をコーティングして冷やすだけで持ちが良くなる。炙ったあとすぐ氷水や冷蔵庫に浸すことがコツだ。そうすると刺し身っぽくなるし中央の身が生で維持される。

 


あとは馬刺し用の甘ダレにオプションでしょうがチューブ、刻みネギを少量

あるいはユッケのタレを合わせると極上の味覚のエンターテイメントだ。お酒は焼肉屋にあるものであれば何でも合う。自分は梅サワーにした。

 

そして最後にお願いではないけども、こういう需要が限られるマニアックで細々としたあまり閲覧伸びない晩酌記事ほど、SNSでの宣伝やnote→での投げ銭といった形でお酒代を支援してくれると次の記事にも繋がるのでありがたい🙏