本日の男ひとり酒は「お酒に力を入れ、ツマミは安く済ませる」というパターンだ。
薩摩古秘(さつまこひ)という鹿児島産芋焼酎に冷凍食品の鶏軟骨と割引のさつま揚げを合わせる簡易な九州呑みセットだ。
鶏肉とさつま揚げと芋焼酎、安易な組合せだ。
ただ、九州の現地では必ずしもそうでないように、ただただ、雰囲気で組み合わせる南九州セットである。
音楽ではfeat.の後に来るアーティスト大物なのでこの場合当然、薩摩古秘さんが大物。
とは言っても五合瓶で数百円高い程度の些細な贅沢だ。味は結構ほのかな芋の甘さがツーンと来て好みだ。
そして冷凍食品と割引の惣菜で合わせるという、なんとも独身男性の悲哀がこの暗い一枚に表れる。
しかも、この軟骨もさつま揚げも量が少ないので切った玉ねぎでかさ増しして、不摂生ながら些細な健康意識だけは最後の砦として保とうとしているあたりが独身男性っぽいと思ってもらえればいい笑
ネットのなんか「これだけ自分は充実してます!こんな感じで成功してます!」みたいに近づいてくる人って、ほんとどうでもいいじゃない。こっちがみたいのはもっと庶民感や哀愁、そして人情ある投稿なんだよ。
そういうネットでの自慢や虚勢は見飽きたし疲れた。
純粋に何気ない生活を語っている人を見たいわけよ。まあそういう感じでぼちぼちとひとり晩酌を続けている。