elken’s blog

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韓国で幻の高級魚とされているイシナギ特集

自分は一昔前は韓国関連の動画としてKPOPをよく見ていたのだが最近では歴史、旅、グルメなど日本で言えばNHKでやってそうなドキュメンタリーを見るようになっている。

 

その中で先日見て面白かったのが「海の伝説」と言われる謎の怪魚。

名をトッドム(돗돔)と言うらしいのだが、まずドムは韓国語で鯛のことでこの時点で自分はタイっぽい魚だろうと推測した。一匹最高で50万円するというまさに伝説。

日本での正式名称はオオクチイシナギというらしく「知っていたら学者級」レベルの珍魚のようだ。

 

ただはっきり言って日本人から見ればそんな美味そうではなく、上がるのも珍しい上にデカすぎるのでローカルで解体された状態のみで流通しているとのこと。一応昔から食されてはいたのだがレアすぎるため誰も知らない。

 

日本で錦織圭の影響もあって高級魚扱いされるようになった感覚だろうか。韓国じゃタチウオが人気で真鯛は日本ほど人気ではないように国によって重宝される魚は違う。

トッドムは日本では全然受けないだろうな笑と。

ただお魚図鑑みたいなサイトを見ると白身の魚は美味く、この番組でも3日ほど熟成すると更に美味しいと刺身屋のおばあちゃんが言っている。まあ自分もまだ字幕とリスニングだけではまだそこまで韓国語がわからないのだが、肝刺しはビタミンAの副作用で食べ過ぎには注意というのは日本のサイトでも書かれている内容そのものだった。というか日本では禁食とされている。

 

あと韓国では刺し身をヤンニョムだれで食べるので日本の醤油とわさびという味付けとは異なるので好みに合う魚も違ってくるだろう。番組内容としては年末にあるマグロ一本釣り的な構成だ。こういう雰囲気が自分が見る番組の好みだ。

 

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まあ自分は韓国では一見日本人が抵抗ありそうなゲテモノ料理を食べたいと思っているのだがトッドムは遠慮しとこうというか、ブランドで値段上がってるだけでわざわざ日本人が高い金で韓国で食べるものでもないという感想だ。

 

そして自分は同じ韓国の漁獲ドキュメンタリーでもこっちの民魚(ミノ、민어)という魚種が美味しそうだと思った。

こちらも日本では聞いたことも見たこともない魚なのだが日本名では「ニベ」や「ホンニベ」らしく意外と地域によってはスーパーでも売られつつお魚図鑑サイトでは「味の旨さが知られればもっと高値がつく」という評価まで受けている。

全羅道地域にとってのホンオが庶民の味であればミノは高級な故郷の味だという。この番組内でもあるように過酷な漁と丁寧な保存が価格の高さの由来だという。

 

昔韓国でこのニベはよく取れていたが今では高級魚という意味では日本人にとってのニシン的な存在かもしれない。韓国に行ったらフェチプ(刺身屋)でトッドムはいらないがミノは絶対食べたい🤤

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