elken’s blog

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宇佐美貴史は陽キャのふりをした陰キャにすぎない

宇佐美貴史がどうしても海外でブレイクできない理由はそのメンタルにあると言われている。いわゆる豆腐メンタル的な選手であり海外サッカーのシーンでみると非常に暗く陰気な選手である。

しかしこの宇佐美貴史も日本に戻ってくれば陽キャである。

日本の番組でインタビューに答えたりバラエティ番組にでているときの宇佐美は陽キャっぽくむしろイキってるようにさえ見える。日本の中ではどちらかというとリア充や陽キャサイドの人間である。昔からの彼女と結婚し、髪を金髪に染めたりどこかチャラそうなしゃべり方をし学生時代のエピソードを聞くと間違いなく陽キャである。

 

しかしながら海外に行くとこの日本の陽キャも陰キャになるのである。

宇佐美貴史は結局のところ陽キャの振りをした陰キャであり、舐められないために無理に取り繕っているタイプであり根っからの陽キャやラテン気質の人間ではない。むしろ本質的な性格では陰である。よくいる「自分が陰キャだとは思ってない陰キャ」「陽キャサイドにいると思ってる自称陽キャの実質陰キャ」というタイプに近い。

陽キャよりの陰キャ、もしくは陰キャに極めて近い陽キャ、という分類に入る。

 

ただその取り繕ったタイプの自称陽キャラでも日本では一応陽キャに分類される。だが海外サッカーの世界に行けば日本の陽キャですら陰キャになるのだ。自称ムードメーカーの槙野も海外では年下の海外選手から殴られ、陽キャを気取っていそうなオーラ満載の安田も逃げ帰ってきた。逆に一見陰っぽい香川真司が意外とコミュ力があったり、中田英寿も今の基準で言えば陰キャと揶揄されてもおかしくはない。

そういった日本限定のムードメーカーや陽キャも海外にいけばただの陰キャであり内弁慶になる。

なんせ海外本場の陽キャはネイマールやクリスティアーノ・ロナウドなのである。かつて宇佐美貴史のライバルだと言われていた時期もあったネイマールが本物の陽キャ。あのメッシさえもタトゥーと金髪キャラに変えてしまうのがネイマールである。本場ブラジルのガチ陽キャがネイマールだ。

海外サッカーというのはそういったガチの陽キャと競っていかなければならない。

そういったときに日本限定の陽キャは通用しないしましてや根は陰キャの宇佐美貴史は海外では隅っこにいるしかないさえないアジア人になってしまうのである。

フランク・リベリーが宇佐美に優しかったのもある意味そういった冴えない弱者に対する慈悲の心によるものだった。槙野は年下に殴られ、宇佐美はリベリーのような修羅場を潜り抜けてきたから弱者に優しい人に助けてもらう。日本の陽キャも海外では通用しない。通用していると言えば長友佑都レベルであり、もはやイタリア人だと言われるレベルの特殊な選手に限られる。

 

結局のところ海外のフォワードを見てもほとんどがガチの陽キャだ。バルセロナ、レアル・マドリードの3トップ全員が陽キャである。ベンゼマは一見地味で優しそうに見えるがそんなことはない。むしろガチのヤバイ奴だ。クリロナはナイスガイ、ベイルもナイスガイ。スアレスはヤバイ、ネイマールはガチ陽キャ、メッシもネイマールの影響で陽キャ化し、ネイマールの影響を受ける前もどこかチャラい部分があった。

フォワードというのはどこかそういったぶっ飛んだ部分がなければならない。宇佐美貴史は本場の陽キャと比べてそういったところで突き抜けることができていない。むしろそのメンタル面の弱さを問題視されるほどだ。海外では陰キャ扱いされる選手も日本では陽キャになれる、それほど日本人が大人しい民族であるという文化的な背景はある。

 

しかしそこを突き抜けて海外基準の陽キャにならなければ海外ではやっていけない。

特にリーガ・エスパニョーラやセリエAといったラテンの国のリーグはそういったコミュニケーションが大事になる。向こうはアジア人はさえない陰キャだと思っていじってくる。そういうリーグでやっていくにはラテン気質の人間もびっくりするぐらいのつきぬけたキャラクターになっていかないといけない。

プレミアリーグやブンデスリーガもラテン系に比べればまだ大人しいが、それでも日本人に比べるとかなり明るく、そのリーグにも当然南米やスペイン、イタリアなどから選手がやってくる。

海外サッカーとはそういったコミュニケーション能力も成功の要因になる世界だ。言わなくてもわかるという日本人の考えが通用しない。外国人とガチで言い合えたり、ガチで友情関係を気づくぐらいのコミュ力があるキャラでなければこの世界では生きていけないのだ。日本的陽キャではなくブラジルやスペインレベルの陽キャ、そういったキャラのフォワードが登場することが待ち望まれる。