「逆張りの呼吸」の使い手である自分は当然鬼滅を見ていない笑
自称逆張りの帝王がこれまでスルーしてきた物は数知れず。
妖怪ウォッチ、アナ雪、半沢、君の名は。、タピオカ、ラグビー、シンゴジラ、進撃の巨人、ティックトック、あつ森、もぐもぐタイム、夜を駆けるetc
俗に「スルー族」と呼ばれるの層が自分だ。
ちなみに似たもの同士集まる類友理論で、先日友人と鬼滅について話した。
笑えるのが彼は再放送の録画はしていたということ。
いや、見る気だったんかーい、と
それでまだいまいち見る気がしないという話になって「そもそも見ようとしてたのかよw俺は一切見る気ないぞ」と答えたら、「安心した」と録画を消したらしい笑
(これ嘘の呼吸じゃなくてちゃんと実話の呼吸だから)
そうしてやっぱり俺らは逆張りチルドレンだから、マラソン大会の最後尾を走りきろうという話で終わったわけだ。
もういまさら鬼滅にハマったところでガチ勢にはついていけそうにないし、仲間も増えそうにないからなぁと。
それよりは「ハッシュタグ:鬼滅見たことないしこれからも見ない人と繋がりたい」でしょ、これからの時代は笑
とはいえ、別に自分「鬼滅アンチ」ではないしキメハラうざいとも思ってない。
鬼滅自体は自分の好みにめっちゃあってんのよ
・大正時代という時代背景
・ちょっとグロくて刀のような武器が登場する厨二感
・妹キャラがメイン(姉妹いないオタクだから妹に幻想がある)
・男にも女にも媚びすぎない程よいバランス
(自分としてはこのキャラが気になる)
逆にもはや見ない理由がないというくらい自分好みなのだが、拙者生来のひねくれ者でござるので。
流行りすぎたのが悪いのだよ、流行りすぎたのが
少なくともこれから話すワンピースよりはよほど自分好みだ。
ただ、今の自分はちょっと押されてるワンピにちょっと肩入れしちゃうのよ。別にワンピファンではないし、アーロン編ぐらいまで子供のときにテレビで見てただけでしかない。
ウィーアーとビリーブはー今でも聞くくらい好きではあるけど、特に信者ではないどころかむしろワンピも大正義として昔は反感を抱いていた。
ただその強大なワンピが発行部数で抜かれそうになるとちょっと寂しいという複雑な心理だ。
鬼滅はちょっとぽっと出感があるというか、なんか2010年代に嵐とAKBによっていろんな邦楽の記録が意味なくなった感に似てるんだよなぁ、と。
腐女子やオタクが「〜を一位にしよう」という運動は傍から見れば寒いし、なんか真のブーム感がないというか
ちびまる子ナレーター「ジャニオタのあんたがそれをいうか」
いや、でもまぁ最近の鬼滅の刃は本当に大衆文化になった感はある。半年前だとまだ一部の鬼滅おばさんがはしゃいでる感じでしかなかったけど、もう今は老若男女から愛されてる実態のある流行になっている。
映画で千と千尋の神隠しの記録という聖域が破られそうなのはちょっと寂しいけど、もう日本経済の柱になっているのは素直に感謝すべきことだと思う。
自分も尖っていたリアル厨二病時代と違って、そこまで流行に逆らっているわけではないし、まあ流行で盛り上がるのは経済的に良いことだという大人な考えも持つようになって久しい。
むしろ昭和の大正義ブーム憧れるわ〜とか2000年代のスマホ普及以前の流行もすごいよなぁと懐古しているわけでね笑
つまり見る気はないけど、鬼滅の刃流行という社会現象自体には好意的だ。わざわざ昔のネット民のテレビ見ないアピールみたいにハロウィンにケチつけないようなものだ。
それに自分はFIFAワールドカップ大好き男でそのために生きている。
というか流行全て乗らないわけではなく、NiziUにはハマっているというダブスタ
そう、逆張りチルドレンでありつつ、ダブスタチルドレンでもあるのだ!笑
今は真の大正義が登場するというより中規模な流行がいくつもあって、そこで自分の好みに合う流行を選ぶ時代であるように思う。
ただここで一つ思うのは鬼滅は一昔前の妖怪ウォッチや君の名は。のようになるんじゃないかという疑問だ。
結局ワンピが最終回迎える頃には「そういえば鬼滅ってあったなぁ」となってるかもしれない。
妖怪ウォッチは独ソ戦でドイツ軍がソ連軍をモスクワ陥落直前まで追い詰めたように、ポケモン倒しそうな勢いだった。
だが結局ポケモンが勝ち残った。
デジモンの時もナポレオンを撃退したようにポケモンはしぶとい。(すぐ軍事に例える不謹慎おじさん再び登場)
ワンピこそアメリカで鬼滅はそれこそ和風だから旧日本軍でしょ。
今のところアニメ、映画と順調だけど、アニメ続編がどうなるか。
ワンピ的に油断できないのは二期、三期という次の弾があるということ。
旧日本軍みたいにミッドウェーまでではなく、本当に大東亜共栄圏ならぬ鬼滅共栄圏築けそうな可能性はある。
ワンピースみたいにダラダラいつまで続くかわからないわけではなく、短期集中で高クオリティに作れるからアニメは本当に有利だ。原作が短く完結してるのは本当に有能。一日で読み終わることが可能なのは大きい。正直、二期に備えて今のうちに見ていても遅くは無いだろう。
ワンピ読む気がしない最大の要因はその長さで次に詰め込みすぎた作画の容量だ。
ただ鬼滅続編もおそ松さん二期みたいに誰も興味ないパターンになる可能性はある。
二期、三期ってうまく行くか行かないかの両極端で「ふーん、やってたんだ」となる場合も多いからだ。
あんなにおそ松腐女子とか言って嘘松という言葉まで生み出すくらい流行ってたのにね、と。
もうそれすら今、鬼松とか嘘滅とかに乗っ取られてるのが草
正直、無産様とか嘘柱誇張しのぶは笑ったもんね
下ネタになるけど、鬼詰のオメコは見てみたい。あれ映画公開に合わせて続編出すあたりがセンスある。
ハッシュタグ:鬼詰好きな人と繋がりたい(物理)
でもこれだと男同士になる可能性が高いんだよなぁ
刃をオメコと読ませたのも凄いし、日本映画の安っぽい実写化より余裕でクオリティ高そうなのも面白い笑
むしろ実写版を楽しむために原作の知識としてアニメや漫画を見るまである。
漫画、アニメ、実写で三冠を達成する鬼滅すげぇえええ
話は無限列車編だけに大いに脱線したけど、やっぱりマンネリ化した昔からのコンテンツの惰性でしか元気ない日本文化よりも、本音としてはもっと新しいものがどんどん登場する国や社会であってほしいのよ。
それは皆そう思ってることで、記録は更新されるためにある。
その刃で、衰退を断ち切れ
ほんとこれよ。
というか、日本経済の柱どころか少子化対策の柱ですらあるというもはや鬼滅頼みの日本
また無限列車脱線だけど、「鬼滅婚」というのが今後増える可能性はあるかもしれない。
先日林修の番組で、女芸人がマッチングアプリに挑戦するという企画を見ていたのだけどかなり細分化したコミュニティがあるらしい。
その女芸人は「北の国からコミュニティ」というものに入って、そんな古い作品まであるのかと驚いた。何でも10万件あるらしく、そういうコミュニティに入ることが重要らしい。
鬼滅はそりゃ絶対あるだろうからら、男女どっちが見ても面白いというのは人口バランス的にちょうどいい(北の国からは300対10くらいで男が圧倒的に多かった)
ちょうど適齢期の年齢が多いだろうしきねおばときめおじ同士のキューピッドになればもうほんと鬼滅様様だ。日本コンテンツにも経済にも社会にも元気を取り戻させてくれる鬼滅△
サンキューキッメツ
それに最初に自分が鬼滅に興味ある要因として挙げた大正時代が、全世界的に注目を集めているのは歴史好きとして嬉しい。
韓国とか去年ぐらいにアイドルマスターの大正浪漫企画があって「それは韓国人にとって辛い時代だったからやめてください」みたいな炎上があった上に、この前まで不買運動してたのに、今や普通に映画公開するしネットでも話題が多い(そもそも韓国にも開化期といって大正ロマンに似たものがある、しかもそれは日帝時代)
台湾人のアニメファンも「皆鬼滅ばかりでうざい」というぐらいには大流行のようだ。
日本のアニメでなぜか大正時代が異様に人気というのは海外でも有名な話で、脚色された幻想がそこにはある。それも含めて浪漫だ。
自分としては将来平成がそういったデジタル時代の先駆けとして浪漫風味に語られればいいなぁという思いもある。
でも、逆張りの呼吸全集中だから自分は意地でも鬼滅見ません!(この宣言は後に盛大に撤回されることになるのだった・・・)