人生初のIPAビールを飲みながらサーモンお造り
まずIPAとはイギリスが大英帝国時代、航海に行くとき防腐効果の高いホップを大量に使ったビールの種類であり、特に海外では人気が高く日本でも意識高い海外通の層に知られている。
昔はワインやビールといったお酒が船の上で長持ちする貴重な飲料水でもあったのである。
自分自身そんなIPAを飲みたいと思いつつも、普通のスーパーでは見かけたことがなくこの度初めて発見した。
キリンから出されているもので「苦味でくつろぐ」と書いてある。なんとこのサイズで250円以上した。
そりゃ意識高いわ笑
結果から言うとめちゃくちゃ旨い。これはどタイプの味だ。まさにいい苦味とフルーティな香りが凄い。
これからビールだとIPAファンだ（速攻入信）
これ、ビールマニアがうるさいのわかるね笑
日本のビールがやたら賞取ってる割にビール先進国の国で反応悪いのはまだホップ文化が根付いて要らず、それこそスーパードライな独自の辛口、喉越しみたいなのが人気だからだろう。
よく海外の反応で日本産ビールの反応が悪くてこれだから外国人はみたいに不満気なおじさん多いけど、そりゃあっちはIPA流行りまくりだから仕方ないよ。一番搾りとかはホップ感重視で近いと思ったけど、海外はもっと本格的なIPAあるのでそりゃ流行らない。
日本は喉越し至上主義で海外は香りや味わい至上主義であるように思った。
わかりやすく言えば一番搾りをもっとホップ感と苦味強化した感じで旨味があるイメージだ。
IPAって言葉だけ知ってて海外の若者人気という印象だったのでもっとジュースやエナドリ寄りのイメージだったけど、結構大人な味だ。海外のIPAって缶のデザインだけ見たら結構エナドリっぽいのだこれエナドリは魔剤ｗキャッキャｗとか言ってるキッズは確実に最初合わないだろうね。
ぶどうジュースだと思ってワイン飲んだら不味すぎみたいなパターンだ。
自分の親世代って、仕事で疲れたあとにゴクゴク喉越しのビールが合うんだよという世代なのでビールといえば海外産やクラフトすら飲まず、第3、発泡酒、ラガー、エールの分類しか知らないタイプだ。わりと日本でこの認識の人は多いし、実際居酒屋でも提供されていない。都会だと意識高めのビアホールやビールバーみたいなところあるけど、コロナ前に行こうとして意識高すぎて行けなかった思い出。
普通の街バーはあるけど、ビールバーたワインバーは相当意識高いって笑
日本って実はビール後進国で、何より国民の認識が遅れているのでここでもガラパゴス現象が起きているのだ。日本のビール世界一だと思ってモンドセレクション的なものをわりとマジで信じているというか。ビールの消費量多い割に黒ビールや白ビールで分けて飲んでいる大人も少ないし、最初の一杯はビールという安い飲み方が日本の仕事終わりの飲み会文化に合ってただけで、最近ではそれもオワコンだ。
単に飲みやすい文化なだけで、深いビール文化なんて無いようなものだ。
ひろゆき「海外のいいもの輸入したほうが消費者の目が肥えて結果的に競争も厳しくなるので、日本のメーカーが海外産ビールの輸入辞めたのはちょっと残念だと思います」
みたいなことを数年前言っていた。ひろゆきって最近論破で負けまくってるけど、論争さえしなければそれなりに納得行くことも言っている。
実際、酒はある程度積極的に海外産買ったほうが知見や見識は増えるように思う。このキリンのIPAは一部海外輸入素材が使われているっぽい書き方だった。
自分はそんなビールハマるつもりはないけど（度数が低いので、酔うことが目的の自分には合わない）、飲みごたえや味の濃さという意味でこれからIPA一択にしたいぐらいだ。濃いけどくどくはない。どちらかというと最初の一杯としては発泡酒とかのほうが最近では上手く酔えない。
昔は田舎の自販機でよく買って路上飲みしてたけど、自販機で買うという補正の味だったんだろうなあれは。
芋焼酎の苦味とかが好きなタイプはIPA絶対気に入ると思い。まぁこれしか飲んだことないけど。
ちなみに肴はブロックで買ってきたサーモンだ。
ついでにらっきょうのピリ辛漬けという以前書いたおじさんセット。照り焼きもあるので、ビールとの相性抜群だった。
もう今、夏間近の夕暮れが涼しい時期で丁度晩酌にいいねぇ。
そしてノルウェーサーモンということなのでこの前FIFAで、今流行りのハーランドやウーデゴールがいる新たなダークホースとも言えるノルウェー戦での本田圭佑のゴール
ゲームではあるが自分が決めたゴールを見るのも、これまたお酒のつまみである。トラップ決まった左足で冷静に突き刺すシュート
ケイスケホンダ「ほな、サーモン国いただきます」
