elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

髙橋海人君、実は猫の扱い得意じゃない疑惑笑

先日、動物バラエティ番組の『坂上どうぶつ王国』を偶然見ていたら、保護猫企画をちょうどやっていた。

 

自分はこの保護猫企画の初回を以前に見たことがある。一人暮らしのおばあちゃんが野良猫飼い始めてあっという間に20匹ぐらいまで増えて多頭飼育崩壊現場になってしまった、という内容だ。

 

残された家族が面倒を見るしかなく、人間にもなれていないので譲渡も難しいという困難な現場

 

気になってはいたものの、結構時間かかりそうだと思って全然見ていなかったら先日ちょうど最終章に入っていたので見てみることにした。

 

かなり汚れていた家がきれいになっていたしDIYで猫家具を作るような話

 

見ないうちに超進んでるなぁと。初回は本当に猫たち可愛そうで見てられなかったレベルだったけど、徐々に人に慣れてきて譲渡までもうひとステップまで来ていた。

 

そこで今回登場したのがキンプリ髙橋海人

 

ジャニーズでは珍しい猫派で親も保護活動をしているガチ勢

 

初回から猫の扱いにはなれていたし世話の仕方もわかっていた。

 

この番組のレギュラーというのは知ってるけど、スケジュール的には忙しすぎてロケはどれくらいの頻度で行っているかまではわからない。

 

今回のロケは5時間で、猫を抱っこや膝上に乗るまでチャレンジという内容

 

結果的に髙橋海人君、失敗に終わるw

 

本人が自信満々で言ってたからこそ、スタジオでイジられていた。

 

更に面白いのが堀田なんとかちゃんという若い女性タレントが、ほぼ膝に座るまでいって猫も楽しそうに遊んでいた。しかもこの堀田ちゃん、この企画まで猫を触ったことがないくらいの経歴

 

髙橋海人がやった戦法

 

ソファに座って、餌を自分の膝に皿ごと乗せておびき寄せるパターン

 

ただ猫もビビりなので、餌を口に入れてすぐ膝から降りて食べる状態が続く。そのあとまた猫が横に座って、もう慣れそうというところまで行った。

 

おっ、行けるかってところで髙橋海人が「思い切って抱っこします」と宣言

 

自分は予想ついたけど、これは逃げるパターンだった。

 

まずソファがよくなくて、これは床に座ってあぐらのほうが絶対いいし猫も安心する。

 

抱え上げるときもちょっと動きが急すぎたし、黙っていきなりやるよりは何でもいいので子をあやすように話しかけながらやるとうまくいく。本当にゆっくりで10cmぐらいずつ段階的に持ち上げて慣れさせていく。

 

髙橋くん、ちょっと焦りすぎたな笑

そもそも猫は人間が思ってる程抱っこが好きじゃないし、特にこういう人間不信の猫はなおさらだ。

 

自分の飼ってる保護猫も隙きあらば膝の上に乗ってくるしお腹も上にして寝ねたり、布団に入ってきたりするけど、抱っこは抱えるまでが精一杯だ。性格的に抱っこが好きじゃないタイプは多いので、こういうタイプの子は抱っこは諦めたほうが無難

 

親戚の血統種の猫も抱っこ苦手だし、抱っこ好きな猫が少数派なくらいまであるので、譲渡猫で抱っこするこ期待するとがっかりして引き取らなければよかったみたいなパターンもある。

 

猫=抱っこ、と思ってる人が多いので認識の違いはあるかもしれない。

 

肩に乗ってくるとかもレアなケースだ。

 

そしてその堀田ちゃんがまさにあぐらでやっておもちゃで遊びながら誘って喋りながらスキンシップとって乗るまでいって、上手いって褒められていた。

 

あれ、こっちの子のほうが上手くね?笑

 

これは自分の仮説ではあるけど、猫は女性の方が扱うのは上手いというか、気質があっているように思う。

 

女性の方が猫は落ち着きやすい、なぜかといえば基本的に男性の行動は女性より大きくてガサツな事が多いからだ。

 

ドア閉める音とか、家での歩き方とかは女性の方が配慮していることが多い。くしゃみとかも女性の方が静かにする人は多いし、踵歩きは男性の方が意識せずにやっている。くちゃらーとか食べ方汚い人もどちらかというと男性が多い(これは我々男性が反省し気をつけなければならないエチケット...)

猫は本当に繊細なので、男がガシッといくと驚きやすいけど女性は自然とそういうのが柔らかい。

 

動作は基本的に女性の方が柔らかいので、それが猫には合っている。幼稚園児と一緒で、女の先生のほうが子供は落ち着きやすいという本能だ。

 

逆に犬はちょっと手荒なぐらいでもガシガシ激しくスキンシップ取ったり走り回ったりする方が好きなので男と相性がいいのではないだろうか。猫は思ってる以上に繊細だ。まぁ慣れるとわりとガシガシもふもふくらい行けるけど。

猫というのは静かに生き物に近づいて狩りをするので、葉っぱや枝が体に触れて音がしてバレないように敏感になっている。特に人間になれて育っていないとその傾向は強いね。

 

この猫たちは譲渡されるところがゴールだろうけど、そういう解像度が高めな人に貰われないとうまく行かなそうではある。

そこまで気を使うタイプじゃない人はシンプルに一番なつきまくってきて愛情表現してくる子のほうが合っている。

 

繊細な子が相手だと「なんで懐かないんだ、ここまで細かく気を使わないといけないの」ってなっちゃうので自分の性格とも相談も大事であるように思う。

 

譲渡サイトでも多頭飼育崩壊現場から救出しました、みたいなのは多いけどこの番組270日かかってまだ抱っこまで行ってないということはボランティアがどれだけ大変かということがわかる。

 

しかもある意味訳ありなので、そりゃ引き取る方も躊躇するだろう。

あきらかに無責任な飼い主が悪いのに、そこまで慣れにくい人間不信の猫を引き取る義理もないじゃない。

 

この番組きっかけで譲渡の難しさとかが伝われば社会的意義もあるだけにいい終わり方になってほしくはある。

 

大多数の人は猫が可愛いからほしいという動機で自分もそうだったので、それは仕方がない。その思いで一匹でも救われるのであれば何も悪いことではない。

 

この猫たちがどれくらいまで慣れるかにかかってるね、保護猫のイメージがよくなるには。

 

自分は保護猫選んで大正解だったけど、懐くには人を選ぶことは間違いない。懐かせ方は体系化されてるけど、猫の性格に対する共感力は最終的には自分次第でしかない。

 

例えば今回のケースだとソファに座ってる状態で横に猫がいて落ち着いてそうだったら「抱っこするよ〜」とでも話しかけながらゆっくり抱えて、10cmぐらい持ち上げてまずこれで合格でゆっくり話す。

 

いい子、いい子、よくできたね〜と頭を撫でる。いきなり全部行くと猫は無理。一回で行けそうなところが実は三段階ぐらいステップが必要なのがこういう慣れてない猫の特徴だ。

 

次は手からおやつでも上げるとか別のことをして全体的に慣れさせて、あえてゆっくり立っておもちゃで遊ぶとかでもいいし、二度目のだっこチャレンジはもうちょっと滞空時間多めでもいい。

 

ただ、だっこして膝に乗せると高確率で逃げていく。猫は自分の居心地の良さで選ぶので、猫的にフィットしないらしく嫌がるのよね。猫からすると横にずっといるだけで落ち着くのよ、野良猫の集会とかでもそうじゃない。微妙にソーシャルディスタンス取ってるというね笑

 

猫って実はちょっと距離置いててくつろいでるときが一番信頼しててるので、ずっと座って時々撫でるくらいでもよかったかもしれない。

 

 

これ今度同じ猫好きの長瀬、小山、神山、平野と合同で誰が上手いかやってみてほしい笑

 

小山意外とうまそう。神山は仕草の女子力高そうだし、平野はなぜか動物に懐かれるタイプっぽい。

 

犬が飼い主を認める主従関係だとしたら猫は心地よくて安心して落ち着けるかが最優先。

 

犬は狩りを協力してやる狼出身なので集団でいることにちゃんと意味があって、上下関係はっきりしてないと成り立たない。ただ猫は基本単独行動なので、仲間といるメリットが無い。それなのになぜいるかと言ったら、いて心地よいからだ。急な動きというのはその心地よさとは正反対なので、逆に言えばそれをしなければ上手くいく。

 

猫というのは「やったほうがいいこと」よりも「やってはいけないことリスト」の方が大事かもしれない。

 

猫にとって人間の特性や性格というのはいい意味でも悪い意味でも響く。猫は人間のことが大好きで一番怖い。これは女性が男性が怖いけど、信頼できる男性の安心

は落ち着くことと同じだ。

 

例えば女性って男性が大きく怒鳴る声は嫌いだけど落ち着くイケボは好きだ。それと猫も同じで手が急に動くのは怖いけど、優しく動くのは好き。その手も事前に今から撫でるというのを相手がわかるようにするとか、表よりまずは手の裏を使う(上から手の表を使うと覆うような感じになって怖がる)とか些細なことが緊張を和らげる効果の差になる。

猫は慣れてる自信があるほど奥深くて難しい複雑な生き物だと改めて思ったよ笑