時は2010年、イナズマイレブンが絶大な人気を誇っていたまだスマホ普及以前でギリギリ、ネットが閉じていた場所だった最後の時代
そこを舞台に2ちゃんねらーvs腐女子の代理戦争とも言える戦いが起きた。
後に「五条さん人気投票騒動」と呼ばれる熾烈な戦い。2000年代後期から2010年代初期のネット史を語る上で欠かせない事件とも言える騒動を制したのはねらーだった。
しかし時は2022年、現代
ワールドカップでドイツ代表に日本代表が歴史的勝利を収めたことで一躍日本が世界のトレンドになった。
そこで日本とも対戦する上に元々サッカーの注目度が高いスペインのツイッタートレンドに登場したのがイナイレだったわけだ。
Axel Blazeが6位に入ってこれが誰なのかというスペイン語版での豪炎寺修也というメインキャラクターらしく、詳しくない自分でも豪炎寺は特異な名前なので聞いたことがある。
昔の日本のネットでは五条さんに負けたかもしれないが、なんと海外では知名度が生きていた。
これで当時の腐女子の無念は成仏できただろう笑
というかイナズマイレブンが結構サッカー関連のミームに使われており、自分自身このことは韓国のネット記事で知ったし、韓国のサッカー好きの間でもイナイレを使ったネタは時々ある。
これで腐女子たちも安心してイナイレを見届けられて、ブルーロックにいけるだろう笑
何気にワールドカップ開催年というのもあって、サッカー関連のアニメだけで3つ見たほどだ。
深夜にやっていたのでサッカー好きとして何話か見ただけだが、明らかに腐女子向けの安い量産ワンクールアニメ「フットサルボーイズ!!!!!」、そして人気漫画原作アオアシ、ブルーロックがやっている。
ブルーロックは三笘薫のソシャゲCMで連日見ているしちょっと見たときはサッカー好きも女オタクも楽しめる内容でよかった。
ただ自分はイナイレもほとんど見てなかったように、アニメ漫画という媒体で描かれるサッカーにさほど興味がない。サッカー自体が野球よりアニメ化しづらく、どうしても現実には及ばない。だからその時間で現実のサッカーや、関連記事見ることに使う。
ただ逆に経験者ほどリアルな試合は普段自分でやってるから漫画を好むしアオアシは選手の愛読書として絶賛されている。
スペインも昔はイニエスタも好きなキャプテン翼イメージだったが、もうイナイレが思い出だったという世代になっているからアニメの影響は健在だ。スペインで豪炎寺修也はアクセル・ブレイズだった。
あとアニメやアイドルのオタク女子ってほとんどスポーツ観戦には関心自体が無いスポーツとは相性が悪い層なのだが、ヘタリア好きだけは自分のお気に入りの国擬人化キャラを推すためにワールドカップやユーロなどを見る人もいる。日本代表はスペイン、ドイツとの激突なので人気キャラ勢ぞろいという組分けだ。屈指人気のイギリス≒イングランドとも当たる可能性があるという。
しかも今回、ワールドカップのテーマソング一番評判が良いのが鬼滅の刃おばさんが大好きなLiSAの一斉ノ喝采で、自分は開幕前からこの曲を気に入っていたので好評で嬉しい。
ワールドカップ特集で訪れたパリサンジェルマンの来日試合で生年月日が同じのメッシにノリノリになっていたリサおばさん。
まさかカタールワールドカップはあの頃、無念な思いをした腐女子の復活祭だったとは。
でも逆に言えば日本人選手よりまだまだアニメキャラが知名度が高いということでもある。
スペインのトレンドであれば久保建英が入っていてもよかったけど、久保君さんは活躍できなかったという事情はある。活躍した選手はイングランドかドイツでプレーしている。
ただスペインとの直接対決はまだなので、その時どんなトレンドが入るのか、豪炎寺修也はまた登場するのか。そういう観点も面白いかもしれない。
ちなみにこの豪炎寺修也再生のきっかけとなったドイツ戦だが、本田圭佑の解説が面白すぎてもう一度フルで見直そうかなと思っているくらい伝説の試合だった。まだ見ていない人は是非。
YouTubeフルで投稿しているぐらい大盤振る舞いのアベマ、サンキュー、ウマ娘
ちなみに個人的に思うワールドカップ恒例のイケメン選手
昔はよくやってたワールドカップのイケメン特集、令和カタール版だと日本代表はタキこと南野拓実か谷口彰悟かな。
— エルケンティキタカ (@Elkenty11) 2022年11月25日
海外だと🇦🇷ディバラ、🇵🇹ジョアン・フェリックス、🇰🇷チョ・ギュソン、🇺🇾バルベルデ、🇪🇸ガビ、🇫🇷ラビオ、🏴メイソン・マウント、🇩🇪ハフェルツ、🇧🇷リシャルリソン、🇳🇱デ・ヨングを推したい