elken’s blog

ジャニーズとサッカーを中心にあらゆることを評論するブログ

ネットの投げ銭は居酒屋のお通し代のような物

本当は居酒屋のお通し代なんてものは無くてもいいような、時に悪しき慣習として批判されやり玉にあげられるものである。

 

ただ、そのお通しは店側もやっていると経営が楽になるし客側も応援しているという気持ちを伝えられる関係で成り立っている。

 

特に居酒屋はすぐに入って出ていく昼食時のラーメン屋ではなく、長居するものだから「席代」として必要なものでもある。

そして何より、お通しを喜ぶ客入り店側から歓迎されやすい。

 

これはネットでの投げ銭と同じ。投げ銭というのはいい読者や視聴者と思われるための投稿者に対するお布施であって、払わなければ永遠に客だとは思われないし歓迎されないだけのこと。

お互いの気分の問題だろう。

無課金ユーザーだと内心では投稿者に歓迎されていないし、自分のような個人ブログを各側もそういう応援してくれる方向けて親しみを込めて書いている。

 

こういった物品では伝わらない信頼。自分が歓迎されていない読者だと思われるのと、歓迎されている客だと思われているのと居酒屋でもネットの投稿でも同じこと。

そして昔ながらの個人ブログを書きたい身としては単価の低い広告を誘導して騙すように記事の途中にベタベタと貼るのもいい気はしない。

 

居酒屋のお通し代は強制に近いけどネットの投げ銭SNSでのいいね等のリアクションは個々人の裁量に任されている。

それをするかどうかというのは「歓迎」課金するかどうかというもの。傍観者でいいし、自分のために投稿していると思われなくてもいいのであればそれでいい。

 

ただ、居酒屋でのお通し代のように払うと雰囲気が良くなるような応援代として、投げ銭を出せる人はいいよねとは思うし、出せない人はあんま歓迎されてはいないよねという話。客として「歓迎代」に課金できるかどうかが投げ銭とお通し代なんだよ。究極のとこ、お通し代も投げ銭も必要ないものではあるけど、気前よく出さなければ歓迎はされないし、そのお客さんのためにもと思う気にはならない。その店に「いい顔」をされるかどうかという満足に支払うかどうかに尽きる