カルパスは本当は日本固有の名称で一切海外には伝わらず、本来は「ドライソーセージ」というらしいんすよ。ちょっとひろゆきっぽく。
海外の産物を語感で改造していた昔のパクリ大国として成り上がった日本の懐かしい感じ。「カルパス」ってそういう料理が西洋にあるのかと思ったら、そんなものは無くてロシア語のカルバサーを「おしゃれな西洋っぽく」聞こえるようにした昭和の商品名のガバガバ感がある。
まあまあ、そういう背景があるカルパスだがお酒のおつまみとしては実にコスパが良い。小分けにされた既成のおつまみカルパスは絶対コスパは悪い、もったいない。
ただそもそも本名は「ドライソーセージ」なので、ソーセージ状で売っているコンビニの真空パックは物凄くコスパがいい。
1本100円ちょっとで売っているようなものをこのように2本を切るだけで刺身用の皿が波波に埋まるぐらい揃う。一本形式で売っているカルパスを自分で切り分けさえすれば双頭なお得感ある量が揃えられる。
この切る手間もまな板の上にクッキングシートを乗せて、このカルパスをスライスすれば苦労はしない。まな板が汚れず、手先が器用であれば包丁をもハンドソープで自分の手のついでに洗うだけでいい。
ウインナーを焼くより準備もしやすく、お酒のツマミとして絶妙に合う濃い味付けがされている。
問題は、自分自身の内臓の寿命だ。
ドライソーセージは保存食品ゆえに塩分が多いのでお酒と合わせた時の相性は抜群だが、確実に自分の寿命を減らしている。まあ、お酒を飲む時点で寿命を削っていて長く生きたいとは思っていないので気にするところではないが。
250円で揃うカルパス大盛りセット、コンビニのおつまみコーナーで深夜にも揃うのでおすすめだ。ハイボールでも買っていけば最高だろう。ちなみに自分は芋焼酎と合わせているが、コンビニであればいっそのことウイスキーと炭酸水を一気買いしてもいい。そういう気分のときこのカルパス切りはおすすめだ。