この量と鮮度で800円未満😎
通常のスーパーだったら4桁は超えるだろうが、こじんまりとした惣菜兼鮮魚店のようなところに掘り出し物があった。
普段スーパーに寄ったとき必ず刺身コーナーを覗く自分としてはこの価格には驚いた。しかもキハダマグロやメバチマグロではなく本マグロでこれだ。
居酒屋なんてこの6切れほどに色々とツマを合わせて同じ780円でもおかしくはないくらいクオリティが高い。しかもこれでクーポンまでくれて次はもっと安く買えるというめちゃくちゃ優良店だった。値上げしかしないご時世になんともありがたい。
ちなみに一人酒なのにこうして二皿にしているのは、ずっと常温に晒していると刺身はすぐ弱るから交代交代に冷やすためである。それと皿を交代したとき新しく注文したようでテンションが上がるし皿のデザインが違うと飽きない。
刺身はバクバク食べるものではなく、夕食は刺身一品に全集中してちびちびと酒を飲むのが自分のスタイルなので冷蔵庫に冷やしておく皿と、食べる皿とちょくちょく交代にするというのが酒飲みの刺身晩酌技術。
同じく刺身のこだわりに煩い親父が親戚の家に行ったとき、「刺身をパーシャルで冷やしてないここわかっとらんな」と自分に小言を言ったのが自分の指針になっている笑
ツマはたった一度切るだけでいいカイワレで野菜と見た目の華やかさを補う。
また今日はお酒を特性レモンサワーにした。
あまりにも日本酒やウイスキー、乙類焼酎などが高すぎて自分の酒量ではすぐ無くなってしまう。
酒で節約して肴でいいものを買うというのも酒飲みのテクニックだ。緑茶ハイ、ウーロンハイだと安い甲類焼酎でも美味いが、自分はレモンサワー用のレモン果汁と炭酸水、更に隠し味としてCCレモンを入れている。
晩酌だとどうしてもいい酒が欲しくなってしまうが、千鳥大悟を尊敬しているものとして真冬のレモンサワーも悪くない。居酒屋でも普通にレモンサワーを頼むようなものだと思えば気分も上がる。
昔はレモンを買ってきて切って凍らしたモノを使っていたが、普通にそこらで売っているパックのレモンジュースやレモネード、無ければCCレモンで余程旨い。ただソフトドリンクだと甘すぎるからレモン果汁と炭酸水という通常のレモンサワーの作り方に混ぜて甘さを薄めるという配合だ。酒代節約のための参考にしていただきたい笑
我ながら何も知らんやつに出したらめちゃくちゃ絶賛されるほど旨い、飛ぶ。
ひろゆき「ストゼロや富美男、こだわり酒場飲んでる人、全員頭悪いですw」
CCレモンの成分表を見たところアセスルファムKは入っていない。上記にあげたその三種に入っているこの人工甘味料が悪酔いの原因なのだ。
ここにお好みでコーラを混ぜるとレモンコークハイっぽくなるのでこういうのもアレンジだ。
ただのコーラだけだと甘すぎるのでレモン果汁と炭酸で薄めると食事に合う甘さに仕上がる。
甲類焼酎をなるべく美味しいアレンジで値段を抑えて肴でいいものを食う、これが現代的なコスパ呑み。酒さえ安く抑える術を覚えればこれまで買えなかった肴が買える。
つまみが安くて酒が高い、無論こちらもあり。どちらも中途半端なものが一番満足度は低く、いい飲みだったなとは思えない。
無論、自分自身がどちらも高いものを買えるようになるとか、そもそも酒を飲まないでストイックになるか、他のことで人生が充実しているようになれれば良いのだが自分はそこまで強くない。そんな男の精一杯の独り酒である。